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がんばりすぎない、ゆったり断捨離でスッキリ生活を実現!

2017年10月26日

夫婦漫才

がんばりすぎない、ゆったり断捨離でスッキリ生活を実現!

ミニマリストたちのお部屋(5)

がんばりすぎない、ゆったり断捨離でスッキリ生活を実現!

ソファの上がお気に入り

広い家に引っ越して隙間を埋めたくなった

ブログ「すっきり、さっぱり。」を運営しているn00(ヌー)さんは、関東近県の一軒家にご主人と高校2年生の息子さん、中学3年生の娘さんと暮らしています。この家には、2年前に引っ越してきました。新築よりも人の住んだぬくもりが残る中古物件を探し、この築18年(当時)の物件に一目惚れしたそうです。


「以前からそれほどモノが多いわけではありませんでしたが、引っ越しを機に改めて持っているモノの多さに気付かされました。にもかかわらず、それまで住んでいた80平米のマンションから倍以上の広さがあるこの家に来て、あそこに絵を買おうか、こちらにも何か置こうか……と、こころの底から欲しいと思っているわけではないもので、スペースを埋めようといろいろと考え始めてしまって。これはマズイぞ、と思い直して断捨離を開始。翌月には100個ほどのモノを捨て、その後もたくさんのモノを整理し続けてきています」


広い家に油断せず思い直したところがすごいですね!

ヨガマットを敷いても広々。13畳のリビング

基本は引き出しの中に入れる、頻繁に使うものはすぐ手に取れるところに収納

n00さんが断捨離をしてすっきりさせてきているのは、主に共有スペース。1階のリビング、和室、キッチン、洗面所などです。

キッチンもすっきり


「食器が好きでたくさん持っていましたが、メルカリで売ったり捨てたりして、かなり減らしました。今は腰の高さのカウンター収納だけでまかなっています」


というn00さんですが……あれ、意外と食器も調理器具も多い!? 棚の中すら空きスペースが多い本格的なミニマリストに比べると、n00さんの棚の中はほどよく詰まっています。

シンク下には鍋が

スタッキングできる食器を中心に使用

100均のファイルボックスや無印良品のトレイを活用して収納しています

カトラリーも食器も取り出しやすそう


「そうなんですよ。わたしは、かんたんな料理でも美味しく見せてくれるおしゃれな食器は大好きですし、朝食やお弁当などたくさんの調理を並行して行うのである程度の調理器具は必須です。どれも日常的に使っているので必要なんです。わたしにとってミニマムとは合理的であること。モノを減らしてかえって不便になるのなら、なんの意味もないんです」

炊飯器は使わず、ストウブの鍋で炊いておひつに保存しています。25分で炊けるそうです。

ごはん専用の鍋とおひつ


よく使う基本の調味料は、キッチンワゴンに置き、調理中に引き寄せてさっと使えるようにしています。最後の1本にはラベルを付けておき、この瓶が残り少なくなるとラベルを剥がしてホワイトボードの買い物リストに貼り、管理しています。

自分が負担に感じることはしないようにしているので、調味料は入れ替えずそのまま

よく使う基本の調味料は、ストックも用意しています。


作業にかかるムダな時間や動作をミニマムにするために、収納を工夫しています。頻繁に使うものはしまいこまず、なるべく、壁に「浮かせて」収納。作業スペースにはモノをあまり置かないようにしているそうです。

「作業スペースがすっきりしていると外出前の急いでいるときもサッとごはんを作れるし、そのあと家族も食器を洗ってくれるんです。掃除も簡単。一人旅が好きなので、私が留守にするときも、家族それぞれがキッチンに立ちやすいようにしています」

タオルハンガーを壁につけて配膳などに使うお盆を引っ掛けておく場所にしています

キッチンだけでなく洗面所も

必要なものがすぐ手に取れるように「浮かせて」収納しています

がんを経験して「こだわらない」ように

すっきりシンプルな暮らしをめざしつつも、「がんばりすぎないようにしている」とn00さん。それは過去の闘病生活が影響しているそうです。娘さんを妊娠しているときにがんが見つかり、出産後すぐ1年ほど入院。その後も6~7年間は毎月のように40度の熱を出して起き上がれなくなるようなギリギリの状況のなか、家族に助けられながら15年経ち、克服しました。


「ギリギリのところを経験して、“死ぬときにモノは持っていけない”ということと、“明日という日は必ずやってくるわけではない”、“一日一日を楽しかった、気持ちよかったと暮らしたい”と強く思うようになりました。簡単な食事でも、おしゃれで使いやすい食器に盛りつければ、ごちそうにみえる。かんたんな掃除でも、部屋がすっきりしていれば、居心地のよい空間になる。部屋もがんばらなくても、すっきり楽しくくらせる。それが私にとっていちばん気持ちいい状態なんです」


そのゆるやかさは家族に対しても同じ。2階の子どもたちの個室はたとえ散らかっていてもノータッチ。夫婦の寝室にも夫のコーナーを設け、そこは一切口を挟まないことにしているそうです。


「断捨離を始めたころは夫婦ゲンカになったこともありました。夫はきれい好きだけどモノを大切に取っておきたいタイプ。子どもが赤ちゃんのときに使っていたタオルケットや思い出の服も大切にしまってあるんです。私は処分したいけれど、そこで捨てる・捨てないにこだわると、お互いイライラしてしまう。きちんと管理しているのだからよし、と割り切るようにしました」


n00さん自身の思い出のものは、20センチ四方ほどの小箱に入る分だけ取っておいています。家族写真以外の自分の写真は「振り返ることがない」とほとんど処分。服も以前は2畳のウォークインクローゼットに入りきらないほど持っていましたが、引越し後2ヶ月ほどでほとんど処分。夏はトップスが3枚、ボトムスが2枚、春秋はそれにカーディガン2枚、冬はワンピース3枚、タートル数枚を組み合わせています。アクセサリーもネックレス4本、イヤーフック3つのみ。


「その代わり、アウトドアウェアはたくさん持っています。アウトドアウェアは機能的だし、洗濯してもすぐに乾くので日常でも活躍しています」

金魚の水槽が置いてある棚

棚には防災備蓄の役割も果たす、アウトドア用品が詰まっています

持たない暮らし、だけど趣味は充実

旅行やアウトドアのほかにも、禅的思想を好み、近所のお寺の座禅会に参加したり、自宅でヨガをしたり、弦楽器の「ライアー」を奏でたりとインドアの趣味も多いn00さん。広々としたリビングでくつろぎの空間を楽しんでいます。

ライアーの清らかな音色に癒やされます


「モノが少ないと気持ちがラクになります。なぜあんなにたくさん持っていたんだろうと今では思いますね」


暮らしを充実させるための断捨離。それぞれの基準を守ることが大切なのだと気付かされます。


(取材・文:安楽由紀子)


取材協力

最終更新日:2017年10月26日


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