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コンロやレンジの汚れ、そのままにしておくと火事になる!

2017年11月13日

夫婦漫才

コンロやレンジの汚れ、そのままにしておくと火事になる!

大掃除が無理でもここだけは!

コンロやレンジの汚れ、そのままにしておくと火事になる!

こんな恐ろしい事故を防ぐために。(写真:アフロ)

汚れを放置すると何が起きる?

毎日の食事づくりでどんどん汚れがたまっていくガスコンロや電子レンジ、オーブントースター。汚れを放置すると火災の原因になり、ときには大ケガにつながることも……。どんな点に気をつけたらよいのでしょうか。さまざまな事故の情報を収集・分析している「NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)」のデータをもとにご紹介します。


2011~2015年度の5年間に起きたコンロ(ガス・電気・IH)や電子レンジ、オーブントースターの事故は合計989件。そのうち汚れが原因と特定できたのが184件で、重傷例もあります。


いくつか例をご紹介します。


●煮こぼれで目詰まりして引火

ガスコンロのバーナーキャップにある「炎口」(炎が出る部分)が煮こぼれの汚れで目詰まり。正常に火がつかなくなっていたところに何度も点火操作をくり返したことで、近くにガスがたまり、点火プラグの火花から引火してやけど。

ガスコンロはバーナーキャップと温度センサー付近の汚れにとくに注意

バーナーキャップを裏返したところ。溝の間から炎が出るしくみ


●グリルの受け皿の汚れから発火

ガスコンロのグリルの受け皿にたまっていた油分や食品かすが過熱状態になり、発火してやけど。


日ごろから煮こぼれや油汚れをまめに拭き取るのはもちろん、火がつきにくいなどの症状に気をつけることも大切です。また過熱防止装置がついたガスコンロも多いですが、温度センサーが汚れると正常に働かなくなり、揚げものの油などが過熱して発火に至る場合もあります。

炎の状態も気にかけたい

新しくても、火が出ない器具でも油断は禁物!

比較的安全なイメージのある電気を使った調理器具でも事故は発生しています。


●IHコンロのグリル庫内の汚れに引火

グリルの庫内にたまっていた食品かすから発煙・発火。コンロとその周囲が燃えた。


●電子レンジ庫内の汚れからスパークが発生

ドアの下のすき間についていた食品かすが、何度も加熱されて炭化。スパーク(火花)が発生してレンジを置いている台が焼けた。


●オーブントースターの食品くずから発火

庫内やパンくずトレイが汚れたまま使っていたところ、調理中に食品くずが過熱。扉を開けた際に流れ込んだ空気と反応して発火、上がった炎でやけど。


このほか「油汚れが加熱されて火花が発生し、電子レンジの庫内に穴があいて製品内部まで食品かすが入り込んで発火した」という、想像もつかないようなケースもありました。使用期間が1年未満でも事故は発生しているので、「買ったばかりだから大丈夫」という油断も禁物です。

ここだけは必ず! 掃除の重要ポイント

火災を防ぐという観点で特にきちんと掃除したいポイントは、ガスコンロは「バーナーキャップ」「グリル」「温度センサー」、電子レンジとオーブントースターは「庫内全体」です。


掃除に使う道具は、やわらかい布・使い古しの歯ブラシ・つまようじ・やわらかいスポンジ・台所用中性洗剤が基本。それ以外は傷や塗装のはげ、変色の原因になる可能性もあるので、取扱説明書を確認してから使いましょう。


パーツごとのやり方は以下の通り。栓を閉じたり電源プラグを抜いたりし、温度が下がってから手袋をはめて行いましょう。


●バーナーキャップ

布で水拭きして汚れを取り、乾いた布で水気を取る。汚れがひどいときは洗剤を使って丸洗い。炎口が目詰まりしていたら、歯ブラシやつまようじで取り除く。


●グリル

庫内は薄めた洗剤を含ませた布で汚れを拭き取り、乾いた布で洗剤と水気を拭き取る。受け皿や焼き網、扉、皿受けは丸洗い可能。ひどい汚れはお湯につけ置きしてゆるめてから洗剤で洗い、しっかり水気を取る。IHヒーターのグリルも同じ方法でOK。

上部や受け皿の下に汚れがついていることも。庫内も全体をチェック


●温度センサー

布で水拭きして汚れを取る。傾くと正常に働かなくなるので、片手を添えて強い力を加えないように気をつける。

危険な状態をなんとか脱出


電子レンジとオーブントースターも、ガスコンロと同じ道具で庫内全体を掃除します。基本は水拭きで、汚れがひどいときには薄めた洗剤拭き+水拭きを。コンロのグリルと同じく庫内の上面や側面、開閉扉のまわりやヒーターの汚れや食材かすも取り除きます。


基本的な掃除方法を簡単にご紹介しましたが、機種によって違いがあります。取扱説明書を確認してからやりましょう。また、製品自体の不具合が原因の事故も起きているので、リコール情報も定期的にチェックすると安心です(NITEのウェブサイトでも検索が可能)。


実は筆者宅でも、今回の記事のために改めて掃除をしたところ、使用期間5年未満のバーナーキャップの部品が破損しているのを発見し、あわてて買い替えるという事件が……。掃除を兼ねて定期的にチェックする大切さを痛感しました。


年末年始に向けてあわただしい日が続く時期ですが、安全で快適な暮らしは何よりも大切なもの。少しだけがんばってみてはいかがでしょうか。


(原稿:高柳涼子/イラスト:ウエノレイコ)


【出典】

【参考リンク】

  • NITE (独立行政法人 製品評価技術基盤機構)

バイオテクノロジー分野や化学物質管理などを通して、社会のさまざまなリスクを減らす活動をしている公的機関。製品安全分野では1974年から暮らしの中で使用される製品の事故情報を収集・分析し、経済産業省と連携し、事故の未然防止・再発防止に取り組んでいる。 

最終更新日:2017年11月14日


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