ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
>
いざというとき頼りになる!冷凍食材も賢くストックしよう

2017年12月18日

夫婦漫才

いざというとき頼りになる!冷凍食材も賢くストックしよう

防災備蓄にする選び方・しまい方

いざというとき頼りになる!冷凍食材も賢くストックしよう

食べるシーンまで考えて冷凍しておくのがコツ

冷凍室に「備蓄する」ってどういうこと?

さまざまな食材の保存に便利な冷凍。冷凍室の使い方をちょっと工夫すると、災害のときにも備蓄スペースとして大活躍してくれます。キッチンや冷蔵庫、子ども用スペースの片づけを得意とし、防災備蓄にも詳しい「愛家(あいか)」のライフオーガナイザー(R)、佐藤美香さんに教えていただきました。


大きな災害は停電を伴うことが多く、冷蔵・冷凍の機能もストップしてしまいます。どんなふうに活用できるのでしょうか?


「いつも入れておきたいのが、『パッククッキング』できる状態にしたもの、アイスなど凍ったまま食べるもの、解凍せずに調理できるもの、自然解凍でおいしいものの4種類。これらをバランスよく準備しておくと、冷蔵品や常温保存品と合わせて数日はしのげます。冷凍室の中身はゆっくり解凍が進みますので、冷蔵品(生もの)や凍ったまま食べるものから使いましょう。なるべくびっしり入れ、保冷剤などもある程度の量を入れておくと、解凍のスピードを遅らせることができ、平時の電気代を節約できるメリットもあります」(佐藤さん)


「パッククッキング」とは、ポリエチレンの袋に食材を入れ、袋ごと加熱する調理法。湯せんのようなイメージです。たとえば主食とおかずなど複数の料理をまとめて作ることが可能。水は何度も使えて鍋も汚れない方法です。

被災時に助かる「パッククッキング」

パッククッキングについては以前の記事で詳しくご紹介しましたが(「非常時でもあわてない。お鍋1つで複数の料理を作る方法」)、停電が続いて解凍が進んでいれば通常通り、凍っている場合は少し長めに加熱すればOK。万が一火が通っていない場合は再加熱もできます。

パッククッキングに使えるのは「高密度ポリエチレン」の袋。ほかの素材だと加熱で溶ける場合があるので厳守を。


「スープやリゾットなど、心も体もほっとする料理も作れます。お肉などは冷凍することで味がしみるメリットも。塩こしょうやめんつゆなど簡単な味つけでおいしく食べられます」(佐藤さん)

袋の口は軽くねじった状態で冷凍し、加熱する直前に結ぶ。この状態でジッパーつき袋か密封容器に入れて保存

自然解凍ものはすぐ食べられる状態でストック

自然解凍で食べられるものの中で、特におすすめのものを挙げていただきました。

フルーツ

大きいものは一口大に切って。ブルーベリーやドライフルーツは、半解凍~解凍状態でそのまま食べたり、ヨーグルトに混ぜたり。マンゴー・バナナ・リンゴ・オレンジなどは凍ったままスムージーにできる。ポリ袋に入れて上からもめばミキサーを使わずに作れる


小松菜

生のまま、ざく切りにする。アクが少ないので、解凍するだけでゆでたのと同じように食べられる


焼菓子

パウンドケーキなど大きいものは食べやすい厚さに切り、一つずつラップで包んでおく


包丁や調理器具、火を使わず食べられるものは被災時に大助かり


「いずれも下ごしらえやカットをすませておくのがコツ。すぐに食べられる、水が貴重な被災時に洗い物を増やさないなどのメリットがあり、衛生面でも安心です」(佐藤さん)

いつもの食事の支度ついでに「ちょい冷凍」

冷凍室への仕込みは、時間があるときにまとめてやってもよいですが、わざわざ時間を作らなくても、ふだんの食事づくりの中でできるそうです。


「『ちょい冷凍』と呼んでいるのですが、あえて多めに作ったり余ったりした料理を小分けにして冷凍しておくと便利です。被災時のパッククッキングの食材としてはもちろん、毎日の食事やお弁当にも活用できます」(佐藤さん)。

日付や中身を書いておくと、家族みんなにわかりやすい


「ちょい冷凍」も、おすすめを挙げていただきました。

●餃子のたね・春巻きの具

凍ったままスープの具材に


●ミートボール

好きな味のソースで凍ったまま煮る。薄味にしておけば、毎回ちがった味つけ

で食べられる


●ひじきの煮物、卵焼き

自然解凍で食べられる。お弁当にも便利なお助けメニュー


●チャーシュー・鶏ハム

いずれも薄く切って。チャーシューの端は味が濃いので、刻んで料理に使うのがおすすめ


●たけのこ

味つけして煮たものは刻んで冷凍するとおいしく食べられる


●カレー

ポリエチレン袋に入れてからうすくのばして冷凍。被災時にパッククッキングで温めて食べるほか、ふだんのトーストなどにも使える


●煮た油揚げ

お米と組み合わせていなり寿司に、うどんと組み合わせてきつねうどんに


「冷凍室を使いこなせば、被災時にもふだんに近い食事ができます。といっても被災時に急に実行するのはむずかしいもの。日頃から取り入れておくことをおすすめします」と佐藤さん。


古いものから順番に食べては補充していく方法で保管すれば、新鮮なうちに食べられて衛生面でも安心ですし、自然と何度も練習ができますね。災害への備えという観点で、冷凍室の中身を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。


(取材・文/高柳涼子)


取材協力/愛家(あいか)

ライフオーガナイザー(R)・佐藤美香さんが主宰。ライフオーガナイズ(アメリカ生まれの思考と空間の整理の考え方)に基づいて、住空間だけでなく、時間や人生を整理し整えるためのベストな方法を提案する。個人宅でじっくりヒアリングしてから一緒に作業するコンサルティングサービスを手がけるほか、「ライフオーガナイザー(R)」「リユースマスター(R)」「冷蔵庫オーガナイズ」などの講座で講師も務める。

最終更新日:2017年12月18日


キーワードを入力してください

キーワードから探す

本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。