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ツリーハウスやカフェも! 思わず住みたくなる街があった

2018年01月10日

夫婦漫才

ツリーハウスやカフェも! 思わず住みたくなる街があった

自然と地元の人が集まる憩いの空間

ツリーハウスやカフェも! 思わず住みたくなる街があった

緑に包まれたコミュニティスペース

街のコミュニティが、家探しの前提になる時代

家を購入するときの決め手となる家の周辺のエリア。周辺エリアの雰囲気がいい場所に家を購入したいと望まぬ人はいないはず。不動産会社の拓匠開発は自社が運営する不動産物件の近隣エリアに、コミュニティスペース「椿森コムナ」を開発しました。拓匠開発はこのコミュニティスペースを盛り上げ、近隣の自社物件の付加価値を高めるという目論見で、「家を買うと、街がついてくる」そう銘打ったキャッチコピーの椿森コムナを3年前にオープンしました。


JR千葉駅徒歩9分、千葉公園に隣接する住宅街に残された小さな森の中に、だれでもが出入りできる公園のようなコミュニティシェアスペース・椿森コムナはあります。通りにつながる階段を上ると、緑に囲まれた広場が迎えてくれます。カシの木やイチョウの木の上につくられたツリーハウス。木から木へと張り巡らされたフリンジガーランド。自由な雰囲気のカフェスペースや、新鮮な地元の野菜の売店、軽食を販売する屋台トラック、ヨガなどの身体を動かすイベント広場、子ども向けの遊具などがあります。大人から子どもまでが楽しみながら、コミュニケーションが取れる、広い公園のような自然に囲まれた敷地にプラスアルファの仕掛けがたくさん用意されています。


「コムナ」は、人工言語エスペラント語で「common(共有)」という意味。全米住みたい街No.1に選ばれた都市ポートランド(オレゴン州)の「人と環境にやさしい街」を参考にして設計したそうです。


飾り付けされた金木犀の木

このコミュニティスペース・椿森コムナについてその狙いと現状、未来について、運営会社の「拓匠開発」ブランド戦略部の湯浅里実さん、石倉武留さん、そして椿森コムナのマネージャーであり流木アーティストのジーザスさんに話を聞きました。


ブランド戦略部の湯浅里実さん

拓匠開発は、もとは山林などを宅地にする宅地造成を主な事業領域としていた会社です。徐々に事業を拡大して、住宅の建築・販売、さらには地域コミュニティの活性化までを請け負うようになりました。


拓匠開発のブランド戦略部の湯浅さんは、コムナのコミュニティ作りを「若者だけ、子供だけ、ではなく老若男女が集い、繋がる。地域住民が顔を合わせながらコミュニケーションできる場所を、分譲地の中で築いていく活動」だと、説明してくれました。

地元の人たちのための場所

地元のお店がキッチンカーやフードスタンドで出店

椿森コムナでは、地元のお店がキッチンカーやフードスタンドで、ドリンクや軽食を販売しています。出店しているお店は日替わりで交代していて、スケジュールはコムナ内にあるカレンダーに掲示されています。お店以外に、ヨガ教室や親子で参加できる料理教室、ワークショップやフリーマーケットなど、多種多様なイベントが定期的に開催されています。

キッチンカーやフードスタンドのスケジュール

地元に密着し、かつ地元を活性化させたいという思いから、出店しているお店は、千葉で活躍する個人オーナーやアーティストに依頼しているそうです。


椿森コムナの雰囲気作りに貢献している、椿森コムナマネージャーであり流木アーティストのジーザスさんは、湯浅さんが視察でカフェ巡りをしているときに偶然出会いコミュニティにスカウトしたそうです。過去のイベントで「梅雨でもワクワク楽しもう!」をコンセプトに、色とりどりのビニール傘を張り巡らせて「傘の森」を作り上げたジーザスさんの企画は、注目を浴び大成功しました。


椿森コムナのマネージャーのジーザスさん

スケールが大きくて奇抜、それでいて優しくて温かい。そんなジーザスさんのクリエイティブに富んだ表現力は、椿森コムナの目玉企画には欠かせません。


ハンモック、テント、ツリーハウスに、ウッドデッキ。これらは、環境に配慮して廃屋や建築現場の残材、既存樹木が利用されています。だれでもどこでも座って話せるように、いたるところにテーブルと椅子が設置されています。敷地内の風景のどこを切り取っても、フォトジェニックに仕上がります。


昼寝によさそうなハンモック

テント内の飾り付けもかわいい

夏は涼しくて気持ちよさそうなウッドデッキ

聞き取り調査から生まれた「朝活」コムナ

ブランド戦略部の石倉武留さん

地域の人たちは、何があると喜んでくれるんだろう。石倉さんはその答えを探すべく、朝4時に起床し、千葉公園で朝の散歩や運動に励むシニア層に聞き取り調査を開始しました。


調査をした結果、身体を動かした後に仲間たちとゆったりくつろげる心地よい空間、新鮮な野菜や米が安く購入できる場所が求められているということがわかりました。これを踏まえて、椿森コムナでは朝7時~9時にかけて割引価格でコーヒーを提供したり、地元農家と提携して、新鮮な地元野菜を1袋100円から販売し始めました。年配の方でも持って帰りやすいように、お米は1袋2合から販売しています。


椿森コムナ内にある野菜販売所

その甲斐あって、毎朝足を運んでくれるシニアの方々で、椿森コムナは賑わっているそうです。野菜販売では、毎回行列ができるほどで、地域の人たちに喜ばれているようでした。


持ち帰りやすいように小分けに販売されているお米

理想とするコミュニティを考え、これからも地域に還元していきたい

「朝7時に、朝の体操を終えたシニアの人たちが来てくれます。その後には、ヨガグループ、犬の散歩グループが来てくれます。」と、湯浅さん。


それぞれの時間に、いろんな人が椿森コムナに足を運び、思い思いの時間を過ごしているそうです。筆者が取材に訪れた平日の昼過ぎには親子が何組かいて、子供たちは元気に走り周り、親同士は楽しそうに話していました。夕方は学生が集い、夜は仕事を終えたサラリーマンやOLが集うそうです。これからも、彼らが作り出す、地域・分譲地でのコミュニティ作りが楽しみです。


(写真と文:青山航)


最終更新日:2018年01月10日

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