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ベッドルームが楽しいデンマークの市民菜園の小屋

2018年01月12日

夫婦漫才

ベッドルームが楽しいデンマークの市民菜園の小屋

極小&快適空間のアイデア#28

ベッドルームが楽しいデンマークの市民菜園の小屋

小屋の持ち主である建築家のカレンさん(画像:GoDownsize)

市民菜園に週末通うのではなく、いっそのこと菜園の中に小屋を建てるという発想

ふだんは都会で生活し、休日には自然のなかで過ごすというのは、ある種の理想的な暮らし方かと思います。今回紹介するデンマークの小屋は、そんな暮らしを実践している家族のいたってシンプルな住まい。ただし、狭いながらもなかなかユニークな工夫が凝らされた見所いっぱいの建物です。


デンマークでは都会のアパートメント暮らしで家庭菜園を持てない人々が、別の場所に自家用の菜園を持つ習慣があるそうです。この小屋の主である建築家のご夫婦が、そんな市民菜園を手に入れたのが約10年前のこと。その後ご夫婦の間にはお子さんが2人できましたが、自分たちで建てた小屋に少し手を加えただけで、いまでもこの建物を利用しているそうです。

菜園とつながった開放的なダイニング

菜園のなかに建つこの小屋は広さが22平方メートル(ウッドデッキ部分は除く)で、それぞれ9平方メートルずつのダイニング・キッチンとベッドルームという間取り。ウッドデッキとダイニングとは、あいだに開閉式のガラスの間仕切りがあるだけでほぼ一体といったところですが、それぞれに流しがついているのはちょっと面白いですね。菜園でとれた野菜や果物をすぐに食べられるように考えられていることが一目瞭然。「料理はメインホビー」という奥さんのカレンさんにとってはとても居心地の良さそうな空間であることが想像できます。

ガラスの間仕切りをあけると一続きになるダイニングとウッドデッキ(画像:GoDownsize)

ダイニング側からみた菜園の様子。ウッドデッキ上部のひさし部分はセミオープン(画像:GoDownsize)


なお、屋内側に設置された流し台は「IKEAで売っている標準的なキッチン」とのこと。そうしたものを買ってきて自分たちで取り付けられてしまうのもちょっと羨ましいところです。

必要なものだけが並んだキッチンは使いやすさ重視か(画像:GoDownsize)

両側を引き出すと6人が座れるダイニングテーブルも至ってシンプル(画像:GoDownsize)

親子4人のベッドルーム

夫妻は約9年前、ふたりで使う前提でこの小屋を建てました。そして、2人のお子さんが生まれたことを受けて、親子4人が寝起きできるようベッドルームに手を加えました。この改修でできたのが写真にある通りの重層式のベッド──もともとあった夫妻のベッドの上に重ねる形でお子さん用のスペースを設けたものだそうです。擬似的なツリーハウスとでもいうべきこの空間はカレンさん曰く「(お子さんたちの)大のお気に入り」とのことですが、こんな洒落た造りなら大人だってちょっと試してみたくなるのではないでしょうか。

ダイニングからみたベッドルーム。扉は鮮やかなオレンジ色(画像:GoDownsize)

木を模した飾りのついた重層式ベッド。枝の部分の影なども面白そう(画像:GoDownsize)

シンプルで面白い工夫も

置かれたモノの数も少なく、機能性重視で、全体的に素っ気ない印象もするこの小屋ですが、それでも味気ない感じがしないのはところどころにみられる工夫のせいかもしれません。そう思わせる代表が壁に取り付けられたフック。木の枝を利用したこのフックは夫妻がお子さんたちと一緒に手作りしたものだそうですが、このシンプルな小屋にうまくマッチした一種のデコレーションのようにも見えます。また壁の低い位置に取り付けられた下駄箱代わりのロープ=「サンダル掛け」も面白い工夫。履き物を壁に(縦向きにして)掛けるという発想が斬新に思えますが、これだけの工夫でサンダルにも定位置が与えられ、それだけ部屋が片付いてみえる良いアイデアと感じられます。

手作りのフックに何気なく掛けられた帽子や袋もどこかオブジェのよう(画像:GoDownsize)

「サンダル掛け」のロープ。考えれば考えるほどいろいろと疑問が湧いてくる(画像:GoDownsize)


(坂和 敏)


最終更新日:2018年01月12日

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