Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!
興奮の大きさに対し、安全に遊べるのが親としてはありがたい
いま話題のAR地球儀型。ほぼ日のアースボールとOrboot
2歳児と夫の3人暮らしの筆者が、家庭をラクに、楽しくするガジェットをご紹介する連載です。
今回はいま話題のAR(※)連動の地球儀型おもちゃ2つを比較してみました。
※拡張現実。現実にコンピュータにより視覚・聴覚・触覚情報を重ねて現実を強化・増強する技術
比較したのは以下の2つです。
おおまかな仕組みは似ていますが、遊び比べてみるといろいろな違いがありました。
ほぼ日のアースボールを試す
2歳児が持つとこれくらい。大きめのビーチボールという感じ。
「ほぼ日のアースボール(以下、アースボール)」はその名の通り、ほぼ日手帳でおなじみの「ほぼ日刊イトイ新聞」が販売している、AR連動の地球儀です。
本体は地球儀というよりは「地球ボール」という感じの、空気でふくらませるビニールボールです。
そのため、AR連動がいまいち理解できないうちの2歳児も、とりあえずボールとして楽しんでいるようです。親としては怪我の心配をしなくていいのがとにかく安心!
兄弟のいるご家庭でも、上の子はアプリと連動して、下の子はボールとして楽しむことができそうです。
ふわふわのアースボールは日本語コンテンツ
AR連動コンテンツは、専用アプリをスマホにインストールし、アプリにAR連動コンテンツをダウンロードして使います。
2017年12月20日現在で、楽しめるのは、「世界の国々」「小学館の図鑑NEO新版『恐竜』」「せかいをはっけん!NHKの映像セレクション」など7種類。
AR連動コンテンツ「世界のアイコンを見てみよう」を起動したところ。
ただし、アプリをインストールしただけではすべてが楽しめるわけではないので、要注意です。特に映像コンテンツはダウンロードに時間がかかるので、お子さんと楽しむ際には、事前に余裕をもってコンテンツをダウンロードしておくのがおすすめです。
インド発のOrbootはプラスチック地球儀
アースボールより一回り小さい地球儀。
「Orboot」はインドのPlayShifu社が提供する、AR連動地球儀で、我が家はキックスターターで手に入れました。
Orbootはアースボールと違い、地球儀として机の上に置いて使う想定で作られているようです。
そのため、ある程度固定できる分、ARマーカーの読み取りはしやすいです。
また、アースボールはボール全体がカメラに入るように、かなり引いて操作する必要がありましたが、Orbootは地球儀上にプリントされているイラストを読み取るので、比較的安定して操作できます。
材質はプラスチックなので、2歳児には、ちょっと早すぎたかもしれません……、いつOrbootを叩き割るかとヒヤヒヤしました。
「日本の城」のイラストにAR読み取りカメラをかざしたところ。
全部英語で説明してくれるOrboot。英語教育にいいかも
コンテンツはすべて英語で、かなり作り込まれた内容です。
例えば、動物のイラストを読み込むと、その動物の説明がかなり詳細に英語のナレーションで読み上げられ、かつ、動かすこともできる3Dモデルも表示されるなど至れり尽くせり。
生物や社会の勉強としてはもちろん、大人の英語教材としてもかなり活躍しそうです。
ただ、起動時にほぼ半強制的にコンテンツのアップデートを促されるので、こちらもやはり、時間に余裕をもってアプリを起動しておくことがポイントです。
「日本の城」代表は姫路城でした!3Dモデルと説明が表示されました。
親としてのざっくりの対象年齢でいうと、アースボールは3~10歳くらい、Orbootは5~12歳くらいが楽しめそうだなという印象でした。
読み取るコンテンツによって、幅広い年齢が楽しめるのが、AR連動地球儀の特徴かもしれません。
子どもはもちろん、大人にも新鮮な体験を与えてくれるAR連動地球儀、これからさらに増えていくかもしれませんね!
著者プロフィール:ルミエ(Twitter :@lumie007)
都内在住・在勤、一児の母。特技はゾンビメイク
【参考サイト】
最終更新日:2018年09月13日
キーワードから探す