ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
>
ツナ缶がランプに!? 今あるものですぐ作れる防災グッズ

2018年03月11日

夫婦漫才

ツナ缶がランプに!? 今あるものですぐ作れる防災グッズ

急場をしのげる手作り防災グッズ

ツナ缶がランプに!? 今あるものですぐ作れる防災グッズ

急場をしのげる手作り防災グッズ。どれも簡単!

災害用に覚えておいて損はなし。マスクやスリッパ、ランタンの作り方

災害などいざという時にあわてないためには、普段からの備えが大切。それはわかっていても、必要なものをうっかり切らしているケースや、被災してから気づく準備不足はどうしてもあるもの。外出先や旅行中などで、自宅に備えているものが使えないケースもありますね。


今回はそんな場面をひとまず乗り切るために、身近にあるものや、すぐ手に入るものでできる役立つ防災グッズの作り方を「ソナエルワークス」の高荷智也さんに教えていただきます。

キッチンペーパーで簡易マスク

まずは、キッチンペーパーのマスク。ホコリやチリ、粉じんなどから鼻やのどを守り、防寒にもなる簡易マスクがキッチンペーパーで作れます。


準備するものは以下の3つ。

  • キッチンペーパー
  • 輪ゴム
  • ホチキス


作り方は2ステップ。

  1. キッチンペーパーをプリーツ状に折る
  2. 両端に輪ゴムをホチキスでとめる


簡単なので子どもでも工作気分で作れます。

薄手のものが「キッチンタオル」、厚手のものが「クッキングペーパー」などの名称で売られている。どちらを使ってもOK

端から一定の幅で折りたたむ。薄手のほうが折り目はつきやすい

2つつないだ輪ゴムをホチキスでとめる。針がゴムに刺さらないように注意!

広げたら完成!つけにくい場合は片方のゴムを耳にかけてから広げるとよい

就学前後の子どもにつけたときのサイズ感。ペーパーのサイズや輪ゴムの位置などで調整可能。


●作ってみた感想

キッチンペーパーを使うので、普通のマスクより大きめの仕上がり。鼻の上からあごまでしっかり覆ってくれるので、保温効果も感じました。作りやすさでは薄手のタイプ、フィット感は厚手のタイプが優れています。


「大地震の直後はホコリや粉じんなどが立ちこめます。被災直後からマスクをつけて、のどを保護するようにしましょう。風邪やインフルエンザにかかった人がつければ、感染拡大防止にも役立ちます」(高荷さん)

ツナ缶がやさしい明かりのランプに!

定番の缶詰め・ツナ缶で、1時間ほど燃やすことができるランプが作れます。使い終わったあとはそのまま食べることが可能。食材の備蓄も兼ねることができます。


準備するものは以下の3つ。

  • ツナ缶
  • ティッシュペーパー
  • 穴空けの道具


作り方は3ステップ。

  1. ツナ缶の真ん中に穴を空ける
  2. ティッシュペーパーで「こより」の芯を作って穴に差し込む
  3. 火をつける


穴を空ける道具はなんでもOK。写真のような穴空けと一緒になった缶切りも便利

必ず「名称:○○油漬」となっているものを使う。この写真の場合は右の2つは使えない。油漬であれば、「ツナ缶」として売られているまぐろ・かつおのほか、サバなどでもOK

芯の長さは缶の高さの2.5倍が目安。長ければ切る。ティッシュペーパーより手に入りにくいが、料理用のたこ糸も使える

缶の真ん中に穴を空けて芯を差し込み、缶の上に1cmくらい出るようにする

数分待って先端まで油がしみこんだところで点火。最初は大きな炎が出るが2~3分で落ち着き、2cmくらいの高さの炎が続く

燃やし終わっても汁は残っていて、しっとりした食感はそのまま


作ってみた感想

今回は70gの缶で1時間半ほど燃やすことができました。ほどよい大きさの炎が続いて安定感がありました。熱さや燃やしている間の臭い、中身の味の変化などを心配していたのですが、缶の外側はさわれる程度の熱さで焦げ臭さが漂うようなこともなし。中身は味が劣化することなく、ほんのり温かくなっておいしく食べられました。芯の太さや長さに少し調整が必要だったので、平時に一度、練習しておくのがおすすめです。アウトドアにもよさそう!


「便利なランプですが、大地震の直後は絶対に使わないこと。木くずや粉塵、がれきや木片が近くにあることが多く、火事の原因になる危険性があります。ツナ缶ランプのほか、ロウソクなどの裸火も厳禁。周囲の状況が落ち着いてから、または地震以外の災害のときに活用しましょう」(高荷さん)

レジ袋で懐中電灯がランタンに

もう一つ、被災時の明かりに便利なワザをご紹介します。

懐中電灯などにレジ袋やペットボトルを組み合わせると、ランタンのような照明を作ることができます。LED電球などを使った熱が出ないものに限りますが、簡単なのでぜひお試しください。


明るさはあるが広がりがなく、まぶしさを感じる光が……

レジ袋をかぶせると、周囲をやわらかく照らす照明に!ペットボトルの場合も同じようにのせればできる

新聞紙や古紙が使い捨てのスリッパに

壊れたものの破片など、さまざまなものが散乱する被災時。室内であっても素足や靴下で歩き回るのは避けるのが安心です。そこで活躍するのが新聞紙や古紙を折るだけで簡単に作れるスリッパ。同じ折り方で大人用も子ども用も作れます。


準備するものは新聞紙または古紙。大人1足につき新聞紙2枚を使います。

新聞紙1枚をふたつ折りにした状態から始める。手前はちょうど半分のサイズの古紙。古紙2枚で子ども用1足、古紙4枚(片方につき2枚使う)で大人用1足ができる

ふたつ折りにしたものの片面を半分に折る(中に折り込む)。ここが足を入れる部分になる

折った面が下になるよう裏返して、上下を三つ折りにする

重なった部分にもう一方を入れ込む

ひらひらした一番上の部分を内側に三角に折り込んで安定させる

四隅を内側に折り込んで形を整える

裏返して完成!

子ども用はふだん20cmサイズの子どもがはいてぴったりのサイズ。もっと大きい場合は大人用がよさそう


作ってみた感想

一見むずかしそうに感じていましたが、実際に作ってみるととても簡単でした! 今回は自宅に新聞紙がほとんどなかったので古紙でも作成。折りやすさや保温性では新聞紙、頑丈さでは古紙が上でした。「新聞紙2つ折りのサイズで大人用、その半分で子ども用」という基本の大きさを覚えておけば、郵便受けに入ってくるフリーペーパーや生協のカタログなど、さまざまな紙で作れそうです。


「あまった新聞紙や古紙、段ボールがあれば、折ったり切ったりしてスリッパの中に入れましょう。足の裏に当たる部分に厚みが出て、鋭利な物や割れたガラスを踏み抜く危険性を下げることができます。旅行や、片づけ・大掃除など、このスリッパが活躍するシーンも多くありますから、練習がてら作ってみることをおすすめします」(高荷さん)


「あくまでも簡易用ですから、できれば本物のマスクやスリッパ、ランタンを用意しておくのが理想です」(高荷さん)


とのことですが、どれも一時しのぎには十分なものばかり。ランプ以外は子どもでも簡単にできますから、ぜひ家族で作ってみてはいかがでしょうか。


(取材・文/高柳涼子)


協力・監修/高荷智也(ソナエルワークス)

備え・防災アドバイザー 、BCP・危機管理アドバイザー、ソナエルワークス代表。「自分と家族が死なないための防災対策」と「経営改善にもつながる緊急時に役立つBCP(災害を乗り切る事業継続計画)」のポイントを解説するフリーの専門家。分かりやすく実践的なアドバイスに定評があり、テレビ・新聞・メディアなどへの出演多数。公式サイトでは、今回紹介したグッズづくりの動画やアレンジの方法なども公開している。

【参考サイト】

最終更新日:2018年03月11日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。