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スマホアプリで操作するボタン型スピーカー「Pechat(奥)」とクッション型セラピーロボット「Qoobo(手前)」
ぬいぐるみがしゃべりだす!「Pechat(ペチャット)」
2歳児と夫の3人暮らしの筆者が、家庭での日常をラクに、楽しくするガジェットをご紹介する連載です。今回は「Pechat(ペチャット)」と「Qoobo(クーボ)」2つの製品をご紹介します。
黄色いボタン型スピーカーの「Pechat」本体。お手持ちのぬいぐるみに縫い付けることできます。
Pechat(ペチャット)は、本体をお手持ちのぬいぐるみに縫い付けて、スマホアプリで操作するボタン型スピーカーです。
本体とスマホをBluetoothで連携させ、アプリで選択したセリフが、Pechat本体から流れるという仕組みです。
魔の2歳児の寝かしつけ
みなさん、子どもの寝かしつけ、どうしていますか?
我が家は毎日の寝かしつけにめちゃくちゃ苦労しています。
寝室まではなんとか移動するのですが、そこからが長い長い。
あれが見たい、あれが食べたい、ジュース飲みたい…地獄のイヤイヤエンドレスモードです。
そこでPechatを使うとどうなるのでしょう。
まずは隙を見てPechat本体とスマホをペアリングし、ぬいぐるみを渡します。
そしてアプリで操作していることを子どもに勘付かれないように、そっとアプリを起動し、さもぬいぐるみがしゃべっているかのように、黒子になりきってセリフを選択します。
Pechatには子どもの名前を登録することができるため、その子どもが本当に呼びかけられているような感覚になります。これは大きい。
「○○ちゃん、ねえねえ、もう寝る時間だよ」
「おふとん連れて行って」
「ねんね、ねんね」
ぬいぐるみ(に縫い付けたPechat)が優しく話しかけると、信じられないほど素直に横になり。そして…イヤイヤ期の2歳児、まさか…あっさり寝た…!
ぬいぐるみとしゃべる2歳児。特に疑問は感じていない様子。
「プレイリスト」「おまかせモード」が神すぎる
Pechatのスマホアプリにはいくつか機能があるのですが、特に「プレイリスト」と「おまかせモード」が便利すぎます。
「プレイリスト」はよく使うセリフを並べて登録できる機能。
我が家ではなぜか「どんぐりころころ」の歌を何度も「もう一回!もう一回!」とせがまれるので、連続再生できるように登録しました。
(子どもって、なんであんなに同じことを繰り返したがるんですかね)
正直、大人が「どんぐりころころ」を無限ループで歌わされるのはなりキツイいですが、Pechat先生におまかせすればラクチンです。
そして「おまかせモード」がこれまた便利!
Pechatがセリフを投げかけ、子どもが返事をすると、Pechatが適当な相槌を打つだけなのですが、なんとなく会話が成立しているように見えるから不思議。
※話しかけた内容に応じた答えをするわけではありません。
ほかにも「うたモード」「おはなしモード」「あかちゃんモード(泣き止み・寝かしつけ用のメロディー再生)」「イヤイヤモード(痒いところに手が届くセリフの数々)」など、ありがたい機能が盛りだくさん。
Pechatアプリの画面。セリフを押すと本体から音声が流れます。自由入力も可能。
「普段使っているぬいぐるみが突然しゃべりだす」
「しゃべるぬいぐるみが、ある日うちにやってきた」
このあたりの設定は、各家庭のお子さんタイプにより使い分ける必要があると思いますが、その最初のハードルさえクリアすれば、ものすごく重宝するアイテムになること間違いナシです。
つい、親の代弁をさせがちで、説教臭いぬいぐるみにならないよう、そのバランスにだけはお気をつけて!
とにかく癒される!もふもふ系ロボット「Qoobo(クーボ)」
ロボットというと、ツルツルした表面のイメージですが、全く違う「もふもふ系ロボット」が「Qoobo(クーボ)」です。
「Qoobo」は、しっぽのついたクッション型セラピーロボット。
そっとなでるとやさしく、たくさんなでると元気よく、そして時には気まぐれに、しっぽを振ってくれます。
インテリアにもしっくり馴染みます。
一見本当にシンプルで、「しっぽを振る」以上に何ということはありません。
が、これはもう実物を触ってみると、言葉はいらない!
ふわふわの手触り、自分の手の動きに反応してくれるということが、こんなにも癒やされることだったのか…。
単に動かないクッションをなでているのとは明らかに違い、ほどよい本体の重さや、ちょっとしたしっぽの角度やスピードの変化が、何か有機的な、動物をなでているとしか思えない感覚を与えてくれます。
子どもにもそれは伝わるようで、抱っこしたまま離しません。
インテリアとしても自然に溶け込むデザインで、いかにも「ぬいぐるみ」または、いかにも「ロボット」という感じがなく、違和感なくお部屋に置けるのではないでしょうか。
大変気に入った模様。抱っこしたまま離しません。
ぬいぐるみがしゃべりだす「Pechat」、もふもふ系ロボット「Qoobo」、どちらも日常に自然に溶け込む未来という感じがしました。
子どもたちが大きくなるころには、いままで想像していたメカメカしいものではなく、もしかすると、こういった優しい手触りの製品が増えているのかもしれませんね!
著者プロフィール:ルミエ(Twitter :@lumie007)
都内在住・在勤、一児の母。特技はゾンビメイク
最終更新日:2018年09月13日
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