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日本のインテリアにもっと色を。誰でもできるカラーペイント

2018年09月26日

夫婦漫才

日本のインテリアにもっと色を。誰でもできるカラーペイント

ベルリン発シンプル家事ライフ7

日本のインテリアにもっと色を。誰でもできるカラーペイント

色の効果を知って、いっそう心地よく、魅力的な住まいに

おしゃれに見えるだけじゃない! 色の持つ力

こんにちは。ベルリン在住ライターの久保田由希です。私は現地でインテリア取材を重ねてきたので、たぶん日本よりもベルリンの部屋を見慣れていると思います。そのためか、日本のインテリア写真を眺めていると、こちらとはまた違う個性があってとても楽しいです。


ある日、ふと気がついたことがありました。ベルリンのインテリアにはポイント的に色が使われているのに、日本の部屋には、色があまりないのです。賃貸住宅でペイントができないケースも多いと思いますが、全体的に壁は白がベース。白い壁は明るくてナチュラルですが、もしそこに色がプラスされていたら、もっとおしゃれな印象になると思います。また、それぞれの色には独自の効果があるので、それを知れば部屋の役割や雰囲気に合わせたインテリアにも応用できます。


たとえば、ダイニングキッチンのように生き生きとフレッシュな雰囲気にしたい場所には、食欲をそそるオレンジや赤などの暖色系を取り入れるとぴったり。落ち着いてくつろぎたいリビングにはグレーやブラウン系を。子ども部屋なら緑色やピンクなど、子どもの好きな色をどこかに使ってみませんか? 部屋が生まれ変わって見えると思います。

トーンを意識する

水性塗料の色見本。ローズのなかにもいろいろな色味があるのが分かる


インテリアに色を取り入れる場合は、色そのものだけでなく、トーンについても知っておきましょう。色には明るさの度合いを示す明度と、鮮やかさを示す彩度があります。この2つを表すのがトーンです。トーンはいくつかのグループに分かれています。たとえばペールトーンは、明度が高く彩度が低い色で、明るく柔らかなイメージがあります。明度が低くて彩度が高いと、深いイメージのディープトーンに。明度も彩度も低いと、ダークグレイッシュトーンになります。主張の弱いトーンなら部屋の広範囲に取り入れやすい、逆にダークグレイッシュトーンは重いので、部屋の全面に塗るとかなりインパクトがあります。どんな色を選ぶかは、部屋の目的に合わせて決めましょう。

壁のペイント、こんな効果が

壁をカラーペイントすると、こんな効果があります。


  • 家具がきれいに見える

背景に色があることで、木製の家具はより高級感が出て見えます。

白い家具ならより映えて、存在感が増します。


背景の色が高級感を増している


  • スペースを視覚的に仕切られる

色の部分だけコーナー感が出て、視覚的にスペースを仕切ることができます。


背景色を微妙に変えることで、パーテーションのように


  • 視点を集める

色のある部分に視点を集められるので、空間が引き締まって見えます。

  • ニュアンスが出る

あえてムラが出るように塗ることで、ニュアンスが出ます。何色かをペイントするとアート作品のように。

初心者でもトライしやすいカラーペイントDIY

意外と手軽に手に入るペイントグッズ


色を塗ってみたくなってきましたか? じつは壁のカラーペイントは、初心者でもトライしやすいのです。必要な道具は水性塗料とローラー、刷毛、受け皿、マスキングテープ、養生シート、塗料を混ぜるための棒。これだけあれば十分です。水性塗料は色のサンプルの中から希望の色を選びます。


ペイントしない床には必ず養生シートを敷き、マスキングテープで固定


床には養生シートを敷いて、色を塗らない壁の部分にはマスキングテープを貼ります。コンセントのパネルなど、色を塗らない部分もマスキングテープでカバー。水性塗料を受け皿に出し、最初は刷毛で細かい部分を塗っていきます。


コンセント部分はマスキングテープでカバーし、周囲を刷毛で塗る


細かい部分を塗り終えたら、ローラーに水性塗料をつけ、壁面をザーッと塗っていきます。なるべくムラにならないように塗りますが、あまり神経質にならなくても大丈夫です。乾いたら2度塗りをすれば完璧です。塗り終えたら、塗料が乾く前にマスキングテープをはがします。


ローラーの太さは、塗る面積に応じて選ぶ

まるで額縁のような出来上がり


一度体験してみると、きっと色の効果に驚くと思います。もしイメージと違っても白に塗り直せば元通りになるので、ぜひトライしてみてください。きっと部屋で過ごす時間が変わってくると思いますよ。


文と写真/久保田由希

東京都出身。日本女子大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライターとなる。ただ単に住んでみたいという思いから、2002年にベルリンに渡り、そのまま在住。著書、雑誌、インターネットを通してベルリンやドイツのライフスタイルについて伝えている。主な著書に『歩いてまわる小さなベルリン』『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)ほか多数。

最終更新日:2018年09月27日

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