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照明ひとつで、お部屋が別世界。リラックスできるドイツ流・照明...

2018年10月12日

夫婦漫才

照明ひとつで、お部屋が別世界。リラックスできるドイツ流・照明テクニック

ベルリン発シンプル家事ライフ8

照明ひとつで、お部屋が別世界。リラックスできるドイツ流・照明テクニック

天井からの1灯照明ではなく、複数の照明器具を使うことがリラックス空間のポイント

リラックス空間のポイントは照明 

家ではできるだけリラックスして、心地よく過ごしたい。そう思う人は多いことでしょう。職場や学校では何かに集中したり、緊張したりするもの。家に帰ってホッとすることで、オンとオフのバランスが取れます。家で十分にリラックスできれば、翌日も元気に過ごせます。心身ともに安らげる部屋づくりは、生活の基盤といっても過言ではありません。そこで今回はリラックスできるインテリアについて考えてみましょう。

ベルリンの部屋を数百件以上取材して、リラックスできるポイントは照明だと気づきました。ベルリンでは、天井にはめ込まれたシーリングライトや、部屋の中央から下がるペンダントライト1つで、部屋を隅々まで照らすことはありません。


わが家のリビングには、天井からの照明はもともとありませんでした


ではどうするかというと、スタンドライトやテーブルライトを部屋のあちこちに置くのです。いくつもの光の輪が、部屋の数カ所にある光景をイメージしてみてください。天井の照明は暗め、もしくは点けない人もいます。ベルリンの部屋は、日本人には「少し暗いかな?」と感じると思います。私も最初はそう思っていました。でもやがて、やや暗めのほうがリラックスできることに気がつきました。

天井の電気を消したら別世界が現れる

照明の重要性を最初に知ったのは、ちょっとした経験からです。ベルリンに住み始めたばかりの頃、借りていた部屋には人から借りたベッドとデスク、スタンドライトが1本しかありませんでした。天井から下がっているのは裸電球。当時

の私はそれでも不満ではありませんでした。いつまでベルリンに住むかわかりませんでしたし、インテリアを重視してもいなかったからです。


絵や雑貨など、お気に入りのものを照らすテクニックもあります


ある日遊びに来たドイツ人が、天井の裸電球を消して、スタンドライトを点けました。すると、それまでの見慣れた部屋が、まるで別世界になったのです。

「照明ひとつでこんなに変わるんだ」と気づいた瞬間でした。

リラックス空間に最適な照明器具と、明かりの色選びは? 

リラックスするには、明かりの色選びも重要です。電球には昼光色、昼白色、電球色の3タイプがあります。昼光色は青白い光。勉強部屋など、集中力を要する場所にはぴったりです。昼白色は日中の光の色。電球色は黄色を帯びた温かい色です。くつろぐ場所には、この電球色を選びましょう。

ちょっと太陽の光と動きを考えてみてください。日中は頭上で白く輝いていますが、夕方になるとオレンジ色になって、地平に沈みます。夕暮れになれば1日も終わり。体も心も、休息モードに自然になっていきます。

リラックス空間を作るには、黄色を帯びた色の照明を低い位置に置いて、夕暮れのような状態を再現すればいいのです。天井からの照明では低い位置にできないので、スタンドライトやテーブルライトを使いましょう。クリップライトなら、好きな場所に簡単に移動できるので便利ですね。


上下の写真を比べると、部屋の隅にライトがある方が、心地よさを感じませんか?

用途とランプシェードの素材の関係

「でも、部屋を薄暗くしたら、読書もできないじゃない?」と思われるかもしれません。じつは全然問題ないんです。なぜなら、必要な場所に必要な明るさの照明器具を置くのが基本だからです。必要な場所をピンポイントで照らせば、部屋全体を煌々と照らさなくてよいのです。


読書する場所だけ十分な明るさがあればOK


いつも読書するソファや椅子の脇には、スタンドライトを立てましょう。スタンドライトがなければ、テーブルライトでもクリップライトでも構いません。ランプシェードは、光がやわらかく広がる布製のシェードではなく、光が一方向に射す金属製のほうが読書には向いています。


金属製シェードは、読書や手作業、何かを強調して照らしたい場合に最適

布製シェードなら、ふんわり優しい雰囲気に


逆に、優しい雰囲気で照らすには、布製シェードのライトを部屋の隅にいくつか置くと効果的。冒頭の写真をご覧いただけると、わかりやすいかと思います。

照明は単なる「おしゃれ」ではなく、毎日を元気に過ごすための基本です。


文と写真/久保田由希

東京都出身。日本女子大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライターとなる。ただ単に住んでみたいという思いから、2002年にベルリンに渡り、そのまま在住。著書、雑誌、インターネットを通してベルリンやドイツのライフスタイルについて伝えている。主な著書に『歩いてまわる小さなベルリン』『心がラクになる ドイツのシンプル家事』(大和書房)、『きらめくドイツ クリスマスマーケットの旅』(マイナビ出版)、『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)ほか多数。

最終更新日:2018年10月12日

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