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繰上げ返済で「完済計画」

2015年10月12日

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繰上げ返済で「完済計画」

住まいとお金

繰上げ返済で「完済計画」

30代後半で35年の住宅ローンを組むと、完済年齢は70歳を超えることになります。ちょっと心配になりますが、珍しくない話です。伺うと、「繰上げ返済をします」という人が多いのですが、具体的なプランがないことも・・・。
大丈夫でしょうか。


具体的な完済プランを

今、リタイアの時期を超える住宅ローンを組むのは、「普通のこと」になっています。 家計の余裕度はライフステージによって変わりますから、住宅ローンの返済額もそれにあわせて増減してほしいですね。でも、そうはいかないのが現実。そのため、住宅ローンのプランニングにおいては、期間を長めにとって、返済額を低めに抑えるという策を講じているのです。

しかし、期間を長くとることは、返済負担の先送りでもあります。そこで威力を発揮するのが、元金の一部を臨時で返済する「繰上げ返済」です。余裕のある時期に少しずつ繰上げ返済を行いながら、完済を目指す計画をあらかじめ持っておくようにしましょう。 


繰上げ返済の効果

繰上げ返済の方法は、期間を短くする「期間短縮型」と、返済額を軽くする「返済額軽減型」があります。



具体的な数字で、それぞれの効果を確認します。3,000万円を35年で借りるとして、10年後に300万円の繰上げ返済をしたらどうなるでしょうか。

・期間短縮型
「リタイア前の完済計画を練っておきたい」のであれば、期間短縮型を視野に入れます。表をご覧ください。例えば、借入から10年後に繰上げ返済を行うと、返済期間を4年短くすることが可能です。完済予定が70歳だったとすると、66歳にまでもってくることができますね。試算では、効果がわかりやすいように、「10年後に300万円」というまとまった数字を示しましたが、状況に応じて少しずつ繰上げ返済を行う計画を立てておきましょう。

・返済額軽減型
「今はまだ大丈夫だけど、そのうち家計に余裕がなくなる」という心配があれば、返済額軽減型の繰上げ返済を計画しておきたいですね。試算では、11年目から、毎月の返済額を12,715円減らすことができます。
但し、利息の軽減効果は、期間短縮型に比べて低くなります。悩ましいところですが、目先のメリットよりも、状況に応じて、家計の安定を選択することも大切でしょう。


「どこかで何とかなるだろう」では、何ともならない可能性が大です。肝心なのは、資金計画を練る段階から、具体的な完済計画を立てておくこと。もちろん、借入れ後は、計画が絵に描いた餅にならないように心がけてくださいね。

【執筆】久谷真理子(くたにまりこ)
株式会社フリーダムリンク専務取締役
ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター
都市銀行にて融資業務を経験。会社設立後は、ライフプランから見た住宅ローンや相続・不動産などの相談業務および実行支援業務を行う。また、各種セミナー講師をつとめるほか、雑誌・Webサイト等で情報発信をしている。


最終更新日:2015年10月12日


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