ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
>
賃貸住宅の火災保険料“2万円/2年”は妥当なのか?

2015年02月02日

熊山准

賃貸住宅の火災保険料“2万円/2年”は妥当なのか?

もっと安くしたい

いま住んでいる賃貸マンションの更新料が、大家さんの意向でなくなったのは良いものの、更新契約がないため火災保険の未加入状態が続いている熊山です。

およそ2年で2万円ていどの火災保険。早く入らないと危険です。

と、そこまで考えてふと疑問を抱きました。18歳から賃貸住宅を借りて、20年以上にもなりますが、火災保険の保険料はほぼ2万円/2年で一定しているのです。周囲に聞いても、安くて1万5000円、ほとんど2万円前後を払っていると言います。

年齢も収入もライフスタイルも違うのに、どうして火災保険の保険料は同じなのか? もし自分で入ったらその額より安くなったり、高くなったりするのではないかしら?

そもそも賃貸住宅の火災保険の中身とは?

その前に、賃貸住宅の火災保険の補償内容はどういう内訳なんでしょうか? 一般的には以下の通りです。

●家財保険
 火災、落雷、水濡れ、盗難などで自分の家財道具に被害が生じた場合の補償
●借家人賠償責任保険
 火災、水濡れなどにより、借りている建物に損害を与えてしまった場合の補償
●個人賠償責任保険
 日常生活の事故で他人をケガさせてしまった場合の補償

これらにくわえて、火災、落雷、水濡れ、盗難などで、借りている建物を自分で修理した場合にその「修理費用」を補償してくれるものや、事故で自分がケガをしたり、家財に損害を受けた場合の「被害事故法律相談費用」などを補償してくれるものもあります。また、地震や津波、地震が原因よる火災などで損害が生じた場合でも補償される「地震保険」もあります。

どうして火災保険の保険料は一定額なのか?

前項の「借家人賠償責任保険」と「個人賠償責任保険」は、その保障額をあらかじめ大家さんや不動産会社が設定することで、住民一律の保険料にすることはできます。問題は「家財保険」です。家財道具の評価額は住民それぞれ異なるのに保険料は一定。逆に言えば1万5000円/2年間や、2万円/2年間といった保険料にあわせるために、家財保険の補償額があらかじめ一定額に決められているのです。

なお、とある保険会社の「家財保険」の保険料を参照してみると、年間保険料1万円で補償される家財の保険金額は700万円も用意されています。学生や若い世代の一人暮らしだったら明らかに保険のかけすぎ。逆にそれ以上の家財道具がある人や、二人暮らし、ファミリーにとっては安すぎというケースもあるでしょう。

一人暮らしなら1万円/2年間でも十分かも

これは保険会社によって算出方法が異なるのですが、おおよそ一人暮らしの平均的な家財の評価は全年齢で300万円ていどです。こうした場合、火災保険の保険料はおよそ5000~6000円/年(※)。とすれば、2年間で1万円~1万2000円も掛ければ火災保険は事足りてしまうのです。もちろん、300万円の補償では足りないという方は、自由にカスタマイズすることもできます。

なにより大切なのは、賃貸契約や契約更新をする際に、火災保険の中の「家財保険」の補償額をしっかり確認することです。その補償額が高すぎる場合は「自分で入る」と言っても良いですし、安すぎる場合は「もっと補償が厚いプランはないのか?」と不動産会社にかけあってもよいでしょう。そちらも当然、他社と比較検討するのもお忘れなく。

ともあれ、筆者も他人のことより自分のことですよね。日本の法律では隣家や隣室からの「もらい火」でも損害賠償請求ができませんからね。5000円でもいいから入っておくべきなのかもしれません。

※借家人賠償責任2000万円、修理費用300万円、個人賠償責任1億円、被害事故法律相談費用30万円の場合。

最終更新日:2015年02月02日


キーワードを入力してください

キーワードから探す

本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。