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“猫島”で有名な瀬戸内海・真鍋島に移住する方法

2016年12月01日

熊山准

“猫島”で有名な瀬戸内海・真鍋島に移住する方法

気になる生活費と働き口は?

“猫島”で有名な瀬戸内海・真鍋島に移住する方法

住民より猫の方が多いと話題を集めている岡山県笠岡市の真鍋島。古き良き日本の漁村の面影を残した集落は、映画『獄門島』(1977年)や『瀬戸内少年野球団』(1984年)のロケ地としても有名です。また、島内を一気に駆け抜ける「走り神輿」という奇祭でも名高い島です。

真鍋島
面積:1.49平方キロメートル
海岸線長:7.6km
人口:215人(2016年10月現在)
アクセス:山陽新幹線/JR新倉敷駅からJR笠岡駅まで17分、笠岡港から高速船またはフェリー利用で1時間強

猫にはそれぞれ縄張りがあるらしく、エサにありつきやすい港は一軍たちが占領。心なしか目つきも怖い

筆者も先日訪れたのですが、港に船がつくなり島猫が「ニャーニャー」と寄ってきて、島内のどこへ行ってもエサを求めてついてくるほどの猫天国なのでした。ひとたび島を訪れたら、「穏やかな瀬戸内の気候のもと、猫に囲まれて暮らすなんて最高すぎる!」と感じる猫好きは少なくないことでしょう。

だったら移住してみては?

というわけで猫島(真鍋島)に移り住む場合、どのような暮らしぶりとなるのか地元の方にお話をうかがいました。

港のみならず路地裏に猫。一度目をつけられたらずっとついてきます

まず、もっとも気になる生活コストですが、過疎化が進む多くの島しょ部のご多分にもれず、空き家だらけの真鍋島。家賃は高くても1万円程度。オーナーによっては「住んでもらえるだけでもありがたい」とタダで提供してくれる可能性もあるようです。

もちろん電気・水道は完備。ただしガスはプロパンガスなので、都市ガスに比べると高くつきます。ただ、周辺の島と違って下水道が完備されているのでトイレ事情は快適と言えましょう。

過疎化が進む真鍋島。ほとんどが高齢者


問題は、働き口です。

島の産業といえば、漁業のみ。あとは資格があれば訪問医療や介護で活躍することができますが、さもなければ「本土」に働きに出るほかありません。幸い、笠岡市ではIターン希望者に仕事を案内してくれるそうです。

ただし、この場合、朝6時半の始発便で島を出て、19時着の最終便で必ず帰ってこなくてはいけないため、せっかく島に移住しても1日の半分以上を島外で過ごすことになりますし、残業も飲み会も泊まり覚悟で臨まねばなりません。もっとも、島には気の利いた商店が少ないので、毎日、笠岡シーサイドモールでお買い物できるとも捉えられます(KFCもミスドもありますよ)。

島の数少ない飲食店にて、エビの踊り食いをご馳走になりました

なお、島には診療所と小中学校があり、笠岡市では中学3年生までの医療費は無料と、最低限の医療・教育環境は整っているようですが、子どもが高校に進学したり、自分や家族が大病を患ってしまうと、たちまち本土通いが始まってしまうのも考慮しておいた方がよいでしょう。

島猫たちは漁師さんに可愛がられておりました

このように瀬戸内の島暮らしに憧れている筆者にとっても、島民の方からリアルな話を聞くと、憧れだけでは済まされない部分も多いことに気づきました。さて、猫好きのみなさんはいかがでしょうか?

最終更新日:2018年08月30日

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