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親子「近居」型マンション登場 シニア住宅を併設

2016年04月19日

住宅新報(業界新聞よりすぐり)

親子「近居」型マンション登場 シニア住宅を併設

業界専門紙「住宅新報」より

親子「近居」型マンション登場 シニア住宅を併設

ソフト面の連携密に(NTT都市開発の「ウエリスオリーブ津田沼」

 通常の分譲マンションと、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)やシニア住宅などを「複合開発」する事例が増えている。「少子高齢社会」を象徴する開発ともいえるが、親子間の近居、将来の安心感の確保を実現するものとして、今後更に増えていきそうだ。

 東京建物と日立アーバンインベストメントは、横浜市戸塚区で道路を挟んだ土地を生かし、分譲マンション「ネクサスシーズン戸塚」(74戸、2015年10月竣工、完売)とサ高住「グレイプスシーズン戸塚」(74戸、2016年1月開業)を開発した。分譲マンションとサ高住の一体開発による「近居」の実現で、サ高住には地域介護サービス拠点や地域住民が集う交流施設も設ける予定だ。

 サ高住の開発に注力している東京建物として初の一体型開発だが、これまでの実績と合わせ、今後のマンション開発や団地建て替えでの提案にもつながるプロジェクトだ。 

親子で検討も

 東急不動産は、東急田園都市線桜新町駅・用賀駅から徒歩15分の場所で、分譲マンション「ブランズシティ世田谷中町」(252戸)とシニア向け住宅「グランクレール世田谷中町」(251戸)を開発する。共に6月から販売、もしくは賃貸募集を行う予定で、資料請求を見ると、親子でマンションとシニア住宅を検討している例も見られるという。

 そのほか、新日鉄興和不動産とコスモスイニシアなどは、武蔵浦和駅前再開発エリア内で「武蔵浦和SKY&GARDEN」と「グランコスモ武蔵浦和」の2棟の分譲マンションを開発したが、前者は一般向け、後者をシニア向けに分けた。街区全体のテーマを「多世代交流」に設定しており、その実現に向けてコミュニティクラブを立ち上げるなどしている。

運営・管理をグループで

 NTT都市開発も、サ高住と一般分譲マンションを隣接させ、一体開発する「つなぐTOWNプロジェクト」を始めている。その第1弾が千葉県船橋市で今年3月にオープンしたサ高住「ウエリスオリーブ津田沼」だ。

 隣接する同社の分譲マンション「ウエリス」は昨年10月の入居開始で、竣工前に完売した。購入者の3割が50歳以上で、一次取得者ではない買い替え層が3割を占めた。郊外のファミリーマンションとしてはシニア層の比率が高く、これもサ高住との一体開発がもたらした結果と同社は分析している。

ソフト面の連携密に

 同社シニア事業担当シニア統括マネージャーの大学淳示氏は「当社の一体開発の最大の特徴は、単に建物が隣接しているというだけでなく、サ高住も分譲マンションも共に当社の子会社が運営・管理をしている点にある。そのため、ソフト面での連携が密になっていることだ」と話す。

 例えば、分譲マンションの入居者でも希望すれば、サ高住(オリーブ津田沼)の生活支援サービスを利用でき、将来介護が必要になれば、優先的に入居することができる。オリーブ津田沼は自立型が32室、介護型が42室で、前者は既に31室が申し込み済で残りは1室のみ。「サ高住は自立型のニーズが高くなってきているが、介護型を併設していることが選ばれる要件になっている」と大学氏は指摘する。将来介護が必要になったときも、すみやかに転居できるからだ。隣接する分譲マンションに入居しているシニアと心理は同じである。介護型の成約はまだ4室だけだが、「本格的募集は建物が完成した3月からなので、約1年かけて満室にしていく予定」としている。

最終更新日:2018年08月30日

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