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最近よく耳にする「ZEH」ってどんな住宅なの?

2015年05月18日

コージー 林田

最近よく耳にする「ZEH」ってどんな住宅なの?

これからのおうちの新基準になる

最近よく耳にする「ZEH」ってどんな住宅なの?

「ZEH」が普及すると低炭素社会実現の一助になると期待されている

読み方は「ゼッチ」。おうちのエネルギーを自然エネルギーでまなかう

戸建て住宅を検討している人なら、「ZEH」という言葉を耳にしたことがあるかもしれない。読み方は「ゼッチ」で正式名称は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」。経済産業省では、「ZEH」と同じ考え方である「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」を「建築物における一次エネルギー消費量を、建築物・設備の省エネ性能の向上、エネルギーの面的利用、オンサイトでの再生可能エネルギーの活用等により削減し、年間での一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又はおおむねゼロとなる建築物」と定義している。

表現が少し難しいかもしれないのでかみ砕いて、さらにビルではなく住宅に置き換えると、「創りだすエネルギーが家で消費するエネルギーを上回る、または、ゼロになる住宅」といった意味。エネルギーとは電力と考えてもらうと分かりやすい。

では、「創り出すエネルギー」とはなにか。これは、石油・天然ガスなどの化石燃料や水力、太陽光などの自然エネルギーを活用した発電をさすが、戸建て住宅の場合は主に太陽光発電が多い。太陽光発電で創り出した電力が家で使う電力を概ねまかなえるか、上回れば『ZEH』となるというわけだ。とはいえ、太陽光発電だけに頼るとなかなか難しい。そこで重要になるのが、家で使う電力自体の削減だ。

使用電力を削減するためには、建物自体の断熱性の向上や省エネ性能の高い設備機器の導入が必要になる。具体的には、断熱性の向上では外張り断熱や複層ガラスなどの採用。省エネ性能が高い設備機器ではLED電球や消費電力が少ない家電などを導入し、また、家中の電力を見える化して節電に一役買うHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などが取り入れるのが一般的だ。

大手住宅メーカーでは「ZEH」を超える住宅商品も

これら「ZEH」はすでに大手住宅メーカー各社によって販売されているが、最近ではエネルギー収支ゼロを超えるエコ性能を備える家も珍しくない。例えばパナホームでは、パナソニックグループが得意とする、太陽光発電パネル、エコ家電、蓄電池の技術などを結集。

(1)「太陽光+蓄電システム」
太陽光発電とリチウムイオン蓄電池ユニットを連携させて、クリーンな電気を、毎日のくらしにも、非常時にも有効活用

(2)「家まるごと断熱」+「エコナビ搭載換気システム HEPAプラス」
壁や天井、基礎の内側にまで断熱材を施した「家まるごと断熱」を採用。通年で温度が安定している地熱を有効活用して、床下の空気を「HEPAフィルター」を通して各居室に給気

(3)「スマートHEMS」+「プライベート・ビエラ」
家全体の消費電力や水道・ガスの使用量だけでなく、部屋ごとのエネルギー消費量も見える化。エネルギー消費量が大きいエアコン・エコキュート・IHクッキングヒーター等の機器を自動制御し、電力消費のピーク時にはエネルギー消費を抑制する機能も備えている。

といった「3つの未来標準」を採用することで、「ZEH」を越えるエコ性能を実現させている。

写真はエネルギー収支ゼロを超えるエコ性能を備えた「ゼロエコ」仕様を標準採用したNEW『CASART(カサート)』。パナホームでは、国の誘導施策より2年早い2018年に戸建住宅の100%ZEH化を目指す

2020年には「ZEH」が標準的な新築住宅になる!?

このように、各社が「ZEH」に力を入れている理由は、政府が推し進める、「2020年までに「ZEH」を標準的な新築住宅とする」といった構想にある。さらに、2030年までには新築住宅の平均で「ZEH」を実現し、2050年には全ての住宅を「ZEH」とすることを目標にしているという。その推進のために、経済産業省はZEH支援事業を展開しており、「基準を満たせば130万円の補助も受けられる。

「ZEH」はEUやアメリカなども導入を進めており、電気代の削減だけでなく、普及することで低炭素社会実現の一助になると期待されている。家の在り方の分水嶺になるかもしれない「ZEH」の普及。家作りを考えている人は、しっかりと内容を理解してくといいだろう。

最終更新日:2018年08月30日

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