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富山県民はお金持ち?昔から持ち家率が高い理由

2015年06月29日

コージー 林田

富山県民はお金持ち?昔から持ち家率が高い理由

「越中の一つ残し」ってなに?

富山県民はお金持ち?昔から持ち家率が高い理由

写真は富山市内を走る北陸新幹線

「家を持って一人前」の富山県

北陸新幹線の開通で賑わいをみせている北陸地方。筆者も取材で訪れたが、なかでも富山県であることに気がついた。家が大きい気がする…。

そこで、『平成25年住宅・土地調査』で確認をしたところ、1住宅当たりの延べ面積の日本一位は富山県の147.77㎡。さらに、1人当たり居住室の畳数も、秋田県の17.24畳に次いで、富山県は17.04畳と2位。数字上も広い家が多いことがみてとれる。やっぱり、気のせいではなかったんだ。

しかも、大きな家が多いながらも、同調査では、富山県の持ち家住宅率は79.5%と日本一。ちなみに、『平成22年国勢調査』によると、持ち家率は78.35%。これは、昭和35年以来、連続で全国1位を維持しているのだとか。実際、富山県では「家をもって一人前」という風潮もあるという。一体、この背景にはどういった理由があるのだろうか。

真っ先に思いつくのが、先立つもの。お金である。「家計調査報告〔家計収支編〕(平成26年平均速報結果の概況)」によると、富山市の2人以上世帯の実収入は63万9091円で2位。消費支出は、33万9622円で1位。参考までに東京都区部は実収入が59万686円で消費支出が32万4999円。これと比較すると、富山市民はよく稼ぎ、よく使っていることがわかる。

『平成22年国勢調査』によると、富山の3世代世帯は16.1%で全国5位。親世代に子どもをみてもらえるためか、共働き率も53.9%と全国5位の高さ。世帯収入が多い要因のひとつと考えられる 写真:アフロ

しかし、お隣である石川県の県庁所在地、金沢市の実収入は61万3534円で3位、消費支出は33万5861円で2位と富山市と大きな差はないのに、石川県の持ち家率は70.8%と約10ポイントも開きがある。富山県民が持ち家にこだわるのには、お金だけではない何かがあるはず。

江戸時代まで遡る富山の県民性とは?

そこでポイントとなるのが、「越中の一つ残し」という言葉だ。これは、一財産を残すといこうとで、富山県民の堅実さを表すときに使われる。富山県は江戸時代、富山藩10万石の小藩だった。たびたび水害に見舞われる過酷な自然環境や宗藩である加賀藩からの介入などで財政は常に逼迫しており、勤勉で節約する風土が出来上がったとも言われている。

実際、富山県の平均貯蓄率は、19.9%で全国15位。持ち家率が高く支出が多いにもかかわらず、上位に位置している。そして、貯蓄以上に財産として認められるのが土地と家。そこから、「家を持って一人前」という富山の県民性が生まれたのかもしれない。

最後に、2011年に法政大学が発表した日本で一番幸せな都道府県でも、富山県は2位。ちなみに、1位は福井県、3位は石川県と北陸3県が上位を独占した。観光で盛り上がっている北陸だが、居住するにも魅力がある土地のようだ。

最終更新日:2018年09月28日

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