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防災の日に考える。災害時に備えたペットの避難対策

2015年08月31日

コージー 林田

防災の日に考える。災害時に備えたペットの避難対策

日々の準備でペットを守る

防災の日に考える。災害時に備えたペットの避難対策

「平成25年度 全国犬・猫飼育実態調査」によると、犬が1087万2000頭で猫が974万3000頭でほぼ半々の割合

6割を超える家庭がペットの災害対策を講じている

9月1日は防災の日。東日本大震災以降、ある程度の対策を施している人は増えていると思うが、ペットに関してはどうだろう。一般社団法人 ペットフード協会が発表した「平成25年度 全国犬・猫飼育実態調査」では、犬・猫の推計飼育頭数全国合計は2061万5000頭とのこと。これは、15歳未満の子どもの数よりも多い数字で、かなり多くの家庭で飼育されていることになる。しかし、いったいどの程度の家庭がペットの災害対策を講じているのか。

ペット保険を販売する「アニコム損害保険」が昨年に行った調査によると、「ペットのために防災対策をしているか」という質問に「している」と回答したのは64.9%だった。この数字は過去5年にわたり上昇しており、ペットの防災意識が高まっていることがわかる。

家庭で行っているペットの防災対策とは?

上記調査で防災対策として行っている内容のTOP5は、

・ペット用の避難用品を準備している 60.8%
・共同生活できるようワクチン接種やノミ・ダニ予防をしている 56.3%
・鑑札、迷子礼を付けている 32.2%
・マイクロチップを装着している 29.5%
・ケージに入る、吠えないなど他人に迷惑をかけないようにしつけをしている 27.1%

という結果に。

避難所には他の犬やネコもいる。余計なトラブルを生まないように、ケージに入れておこう

一方、10%を割り込んだあまり普及していない防災対策は、

・預かってくれる場所(友人・知人など)を確保している 9.0%
・一緒に避難訓練をしている 2.2%

だった。
では実際、災害にあった飼い主が準備しておけば良かったものはなんだったのか。多く挙がったのは

「備蓄フード・飲み水(122名)」
「トイレ用品(84名)」
「預かってくれる場所(64名)」
「マイクロチップ(63名)」
「鑑札・迷子札(61名)」

といったところだ。

ペットの災害対策は、災害が起こる前の準備が重要

このアンケートだけでも、どのような災害対策をしておけば良いかが見えてくるが、さらに役立つのが環境省が発表しているペットの災害対策のパンフレット、『いつもいっしょにいたいから ペット動物の災害対策』だ。ここには、ペットのための災害対策が分かりやすく記してある。

写真は『いつもいっしょにいたいから ペット動物の災害対策』の表紙

例えば、室内飼育の場合は、ケージの固定や動物が普段いる場所に物やガラスの破片が落ちてこない配慮を、屋外飼育の場合もブロック塀が倒れてこない場所やガラスの破片が落ちてこない場所で飼うことが重要だ。

飼育に関しては屋内・屋外に関わらず、迷子札をつけたりマイクロチップを埋め込んだりしておくこと。地震の揺れや雷の音などでパニックになり逃げてしまい、迷子になる可能性は少なくないからだ。さらに、迷子になったときのために、動物の写真をとってスマートフォンなどに保存しておくのもオススメ。探すときや見つかったときの証明などに使えるだろう。

また、住んでいる自治体の防災計画を確認して、家から避難所までの道をペットと一緒に事前に歩いておくことも忘れずに。

散歩がてら近くの避難所までのルートを確認しておきたい。その際、倒れやすい塀などがないか、迂回路はどうなっているかなどもチェック

避難所でペットを受け入れて貰えるかなどの確認もしておきたい。避難所で迷惑にならないように、ケージになれさせておいたり、むやみに吠えないようにしておいたりと、日頃からの躾けも重要。言うまでもないが、狂犬病予防をはじめとした各種ワクチン接種は当然のことだ。

日頃から地域の飼い主でコミュニケーションを取っておくことも大事。いざというとき、避難所で互いが協力することもできる。飼い主同士で連携ができれば、代表者を立ててペットを飼っていない避難者と交渉し、出来るだけ迷惑をかけない状況を作り出すことも可能だろう。

備蓄品は命に関わるものから優先順位をつけて

備蓄品に関しては、まずは療法食や薬、5日分以上のフードや水、予備の首輪やリード、食器など命や健康にかかわるのの優先度が高い。つぎに優先度が高いのは、既往症や健康状態、かかりつけの動物病院、ワクチンの接種状況、飼い主の連絡先などを記した情報を記した動物手帳などを作っておくこと。

そして、ペットシーツや排泄物の処理用具、トイレ用品、ペットシーツなどのペット用品も忘れずに準備しておきたい。最後に、避難が長期にわたることも考えて、預かってくれる親類や友人がいるかも確認しておこう。

ペットの大事な家族の一員。防災の日に、万が一の事態が起きたら連絡方法や避難方法などをどうするか家族同士で確認することがあれだろう。その際、ペットをどうするかにも考えを巡らせておいて、いざというときに出来るだけスムーズに避難を進めたいものだ。

最終更新日:2018年08月31日

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