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家で使うエネルギーは自分でつくる。「ZEH」とは?

2017年02月18日

コージー 林田

家で使うエネルギーは自分でつくる。「ZEH」とは?

ついにZEHのマンション登場

家で使うエネルギーは自分でつくる。「ZEH」とは?

ZEHは電気代が削減できるだけでなく、普及することで低炭素社会の実現が加速する(写真:アフロ)

最近よく聞く「ZEH」ってどんなおうちなの?

「ZEH」。戸建て住宅を検討している人ならば、一度は耳にしたことがある言葉だろう。読み方は「ゼッチ」で正式名称は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」。創りだすエネルギーが家で消費するエネルギーを上回る、または、ゼロになる住宅のことだ。

「ZEH」はすでに大手住宅メーカー各社によって販売されている。「創り出すエネルギー」では、太陽光発電システムを利用して、電気を蓄電池に貯める。「消費するエネルギー」では、外張り断熱や複層ガラスなどで断熱性を向上し、冷暖房に使用する電気を削減。さらに高い設備機器やLED電球、省エネ家電を導入する。また、家中の電力を見える化し、節電に一役買うHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)なども活用し、創りだすエネルギーが家で消費するエネルギーを上回る、または、ゼロになる住宅を実現しているのだ。

政府は、2020年までに「ZEH」を標準的な新築住宅とするといった構想を持っており、2030年までには新築住宅の平均で「ZEH」を実現し、2050年には全ての住宅を「ZEH」とすることを目標にしている。そういった経緯もあり、「ZEH」は徐々に戸建て住宅に浸透しつつある。

日本初のZEHマンションがいよいよ登場

一方、前述した目標から、集合住宅は除外されている。その理由は、戸数に対して相対的に屋根面積の小さいマンションでは、十分な太陽光発電システムの搭載が難しいから。そんななか、昨年末に積水ハウスから発表されたのが、全国初のZEH分譲マンションだ。

積水ハウスの『グランドメゾン』。名古屋市千種区内に建築する、3階建て12戸規模の邸宅型マンションだ。2017年夏に着工し、2019年春に完成の予定。写真はリリースより抜粋


まず省エネだが、外壁には高性能断熱材を採用。窓にはアルミ・樹脂複合サッシとアルゴンガス封入の複層ガラスを設置して開口部の断熱性能を従来比2倍にし、住戸単位の断熱性能を1.3倍~1.6倍まで高めている。 また、LED照明やHEMSを始めとした省エネ設備も採用した。

そして、肝心の創エネでは、合計約50kWの太陽光パネルを発電効率が良いように、屋上にほぼフラットに設置。全住戸において平均4kWの太陽光発電を実現した。また、燃料電池「エネファーム」も採用している。停電時には太陽光発電システムとエネファームの停電時発電機能(発電継続)による電力供給も可能だ。

これまでは、ZEHといえば戸建てだったが、CO2削減も加速が求められるなか、戸数規模が大きな分譲住宅でもZEHが求められることになっていくだろう。今後、マンションを検討する人は、キーワードのひとつとして覚えておいてもいいかもしれない。

最終更新日:2019年05月30日

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