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スマホを使っておうちで診察! オンライン診療を活用しよう

2017年05月16日

コージー林田

スマホを使っておうちで診察! オンライン診療を活用しよう

処方箋も郵送してもらえる

スマホを使っておうちで診察! オンライン診療を活用しよう

小さい子どもの場合、移動や待ち時間がストレスでぐずる場合も多い。そんなとき、おうちでのオンライン診療はありがたいだろう。 (ペイレスイメージズ/アフロ)

「オンライン診療」で検索したら781万件がヒット

先日、体調を崩して東京女子医科大学病院にかかったのだが、その時に興味深い話を聞いた。東京女子医科大学で、遠隔診療による高血圧治療が行われているというのだ。

リリースによると

都市部における高血圧診療に、IoTと遠隔診療を活用した場合の有効性と安全性を実証する臨床研究「高血圧治療における非対面型遠隔診療と従来型対面診療の比較試験」

とのこと。国内初の遠隔診療プラットフォームサービス「ポートメディカル」を開発した「ポート株式会社」と共同で実証研究をしているという。


診療の方法は、週3回以上、自動血圧計で血圧を測定。その数値をスマートフォンなどでサーバーに送信する。担当医は定期的に家庭血圧データを参照して治療方針を決定。予約した日時に連絡を取れば、担当医から電話やチャット、メールなどで所見と治療方針が伝えられ、薬が必要な場合は、自宅に郵送される。支払いは、全てクレジットカードだ。


 画像は東京女子医大のサイトより。

現在は試験段階とはいえ、これが実用化されれば、家から一歩も出ることなく受診が可能になる。高血圧は自覚症状がないだけに、なかなか病院へと足を運ばない潜在的な患者も多いので、予防医療としても非常に有効だろう。


「早く実用化されればいいのに」などと思っていたら、すでに「遠隔診療」は、徐々に浸透しつつあるとのこと。試しに、Yahoo! JAPANで「遠隔診療」(4月9日現在)と検索したところ、55万8000件がヒット。しかし、同じ意味である「オンライン診療」と検索したところ781万件がヒット(4月9日現在)した。(ちなみに、「外来診療」で検索したところ、288万件のヒットだった)

厚生労働省の通達により、事実上、オンライン診療が解禁

しかし、なぜ最近になってオンライン診療が普及し始めているのか。そもそもオンライン診療とは、ITを活用して離れた場所にいる患者を遠隔で診療する行為。従来は、「離島や僻地の患者」や「特定の慢性疾患の患者」、また、「初診は原則的に対面診察をすること」といった条件があったが、2015年8月に厚生労働省が出した通達により、事実上、遠隔診療が解禁。これにより、都市部での遠隔診療が増えつつあるのだ。


例えば、「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017」で優秀賞を受賞した株式会社メドレーは、遠隔診療サービス「CLINICS(クリニクス)」を手掛けており、北海道から沖縄まで、スマホ通院に対応した医療機関数は200(2017年4月現在)に及ぶ。


画像は「CLINICS」のスマホアプリ画面(リリースより抜粋)。


「CLINICS」は、Webを通じての診療予約からビデオチャットでの診察、決済や薬・処方箋の配送までを提供できる遠隔診療ソリューションで、患者はパソコンやスマホアプリで自宅や会社に居ながら診察を受けられる。診察費と薬代は、登録したクレジットカードで決済する。ちなみに、薬は院内調剤ができる病院なら医薬品を、そうでなければ処方箋を送付してもらう。


家に居ながらにして診療が受けられれば、時間の節約にもなる。薬をもらうためだけに通院をしている人は経験があるかもしれないが、都市部の大病院では、2~3時間待って、数分の診察で処方箋をもらうということは珍しくない。その時間を短縮できるオンライン診療は、子育てや仕事で忙しい人にはうってつけだろう。

オンライン診療には、比較的、病状が安定した病気の定期検診が向いている

しかし、気をつけなくてはいけないこともある。まず、オンライン診療とはいえ、保険診療を受けるためには、まず対面での診療が必要だということ。基本的には、家から通院できる範囲の病院を選ぶことになる。


次に、対応できる病状だが、急性期は想定していないこと。急に体調が悪くなったからといって、オンライン診療で診断してもらえるわけではない。あくまで、高血圧や糖尿病、アレルギー疾患、気分障害の精神疾患など、比較的病状が安定している病気が対象だ。


では、今後、オンライン診療は一般的になっていくのだろうか。調査会社の「シード・プランニング」は、

2020年の遠隔診療関連サービスの市場規模は2016年比約2.5倍の192億円と予測。遠隔での健康相談サービス、保険診療が市場をけん引する。

としており、今後、さらに普及が進むことを予想している。

遠隔診療関連サービスの市場規模推移(予測)。(シード・プランニングのリリースより抜粋)


まずは、「オンライン診療」で検索を行い、近所に遠隔診療をしている病院があるかどうかを確かめよう。また、新しく家を購入して引っ越す場合、以前住んでいた土地でお世話になっていたかかりつけ医が遠隔診療に対応していたら、引き続き診察してもらえるかもしれない。症状が比較的安定していると医師が判断した場合など条件に合っていれば、オンライン診療を上手く活用して時間の節約ができそうだ。

参考サイト

最終更新日:2017年05月16日


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