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住宅購入のタイミングで一緒に揃えたものってなんですか?

2017年07月27日

コージー林田

住宅購入のタイミングで一緒に揃えたものってなんですか?

戸建てとマンションの違いが面白い

住宅購入のタイミングで一緒に揃えたものってなんですか?

「住宅取得に係る消費実態調査(2014年度)」では、住宅取得(建築・購入)後、概ね 1 年以内に購入した耐久消費財(家具、家電、車、楽器などの長期にわたって使用される商品)について、「新築一戸建て」「建売住宅」「新築分譲マンション」「中古住宅」のそれぞれについて報告している。(ペイレスイメージズ/アフロ)

高い家を買ったからといって、家具や家電にお金をかけるわけではない

家を取得するときには、物件価格に加えて、住宅ローンの借り入れ費用や不動産登記に関わる税金や手数料、また、引っ越し代などの諸費用も発生する。そのなかで、つい忘れてしまいがちなのが、家具・家電など長く使い続ける「耐久消費財」の購入費用だ。では、実際の購入者は、家を取得するタイミングでどういった商品を購入しているのだろうか。取得した住宅種別ごとにまとめた統計データ(住宅金融支援機構が2015年8月発表)があるので、紐解いてみよう。


購入した耐久消費財の平均金額は

  • 新築一戸建て:201.0万円
  • 建売住宅:105.1万円
  • 新築分譲マンション:85.9万円
  • 中古住宅:71.1万円

ちなみに、家の建築費・購入価格は

  • 新築一戸建て:2999.4万円
  • 建売住宅:3205.4万円
  • 新築分譲マンション:3558.1万円
  • 中古住宅:2230.1万円

このデータから読み解くと、必ずしも高い家を買ったからといって、耐久消費財を多く購入しているというわけではないようだ。


ここからは筆者の分析だが、購入者の世帯平均人数を見ると、新築一戸建ては3.3人と最も多い。(建売住宅は3.1人、新築分譲マンションは2.5人、中古住宅は2.7人)。家族が多ければ、購入する耐久消費財の個数も金額も高くなるだろう。また、この報告書での新築一戸建てとは、いわゆる注文住宅のことと推定される。建売と異なり、自分の好みの住宅を建てられるので、家具などにもこだわりが強くなり、結果として金額が高くなるのかもしれない。

カーテンや絨毯、ベッド、ソファなどは新しく購入する傾向がある

では、どういった商品が購入されているのか。上位を見ると

  • カーテン:58.2%
  • 照明器具:55.3%
  • ルームエアコン:37.2%
  • じゅうたん・カーペット:34.3%
  • ベッド・ソファベッド:31.3%
  • テレビ:31.0%
  • 応接セット:30.6%

カーテンや照明器具、じゅうたん、応接セットなど、家の雰囲気にあわせるものは、やはり新しくする傾向にあるようで、家の種類に関係なく平均的に高い購入割合だった。

購入世帯あたりのカーテンの平均購入額は、10万1000円。(写真:アフロ)


一方、マンションよりも一戸建てのほうが購入割合の高いものもある。例えば、「門・へい(垣根)」や「植木・観葉植物」だ。これは、庭のあるなしが関係している可能性が高い。また、「自動車(新車・中古車)」も、新築一戸建ての購入割合が最も高く、中古住宅、建売住宅と続く。新築一戸建ては自由設計なので、駐車場を作りやすいといった理由もあるのだろう。新築分譲マンションで「自動車(新車・中古車)」を購入した割合は、新築一戸建ての半分以下だった。


「太陽光発電システム」も、新築一戸建ての購入割合が一番高い。しかも、約4軒に1軒が太陽光発電システムを購入しているのは驚きだ。建売・マンション・中古住宅に比べて太陽光発電システムを搭載する手間がかからないので、この結果はある意味妥当である。

マンション購入者は美意識が高い!?

絵画・美術品と観葉植物の平均購入数量では、少しユニークなデータが採れていた。

【絵画・美術品】

  • 新築一戸建て1個
  • 建売住宅1個
  • 新築分譲マンション3.3個
  • 中古住宅1.4個

【観賞植物】

  • 新築一戸建て3.4個
  • 建売住宅1.5個
  • 中古住宅1.6個
  • 新築分譲マンション3.3個

マンションだけがどちらも3個を超えており、美的意識が高くインテリアにこだわりがあることが見てとれる。

購入世帯あたりの絵画・美術品の平均購入額は、18万9500円。これは、ユニット家具や応接セットよりも高額だ。(写真:アフロ)


金額面を見ると、購入世帯当たりの平均購入額が30万円を超えたのは

  • 乗用車(新車):231万5800円
  • 太陽光発電システム:204万300円
  • 乗用車(中古):105万6700円
  • 門・へい(垣根):64万3900円
  • ピアノ:49万5000円
  • 太陽熱温水器:34万9800円
  • オートバイ・スクーター:30万7400円

特に高額だった2商品を見ると、「乗用車(新車)」は60歳以上の金額が突出して高く、「太陽光発電システム」は、20歳以上30歳未満と40歳以上50歳未満の支出が多かった。新車は子どもが独立して教育費などがかからなくなったリタイア後の楽しみとして、太陽光発電システムは若い世代の高いエコ意識や世帯人数が増えることによる光熱費削減の狙いが背景にありそうだ。


家を買えば、家具や家電を買い替えるのは当たり前だと思っていたが、その内容や金額は家の種類、年代によって様々。もっと言えば、個人によって必要な家具家電などは異なる。ただ、ほかの人がどの程度お金を使っているかどうかは参考になるはず。使いすぎていないかどうかの指針のひとつにしてほしい。


参考サイト

最終更新日:2017年07月27日


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