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照明やシャッターを遠隔操作、壁に家族の予定を表示… おうち建...

2019年02月21日

コージー林田

照明やシャッターを遠隔操作、壁に家族の予定を表示… おうち建材の進化がすごい

ネットにつながるIoT建材

照明やシャッターを遠隔操作、壁に家族の予定を表示… おうち建材の進化がすごい

写真:アフロ

IoTとITの違い知ってる? いまさら聞けないIoTの基本

最近、よく耳にするようなった「IoT」。でも、いまいち何なのかがよく分かっていない人も多いのではないだろうか。IoTは、「Internet of Things」の頭文字をとったもの。世の中に存在する様々な“モノ”をインターネットや相互通信でつないでしまおうという考え方で、「モノのインターネット」とも呼ばれている。


すでに、BtoBではさまざまな分野で実用化されている。例えば、工場設備にセンサーを取り付けてデータ収集。効率化や省エネ化に活用しているケースも多い。農業でも、畑や田んぼにセンサーを設置して、作物の生育状況の管理などが行われている。身近なケースでは、自動車のトレンドもIoTだ。ネットにつながることで、エンジンのメンテナンス時期などをユーザーに知らせたり、万が一の事故の時に自動で救急要請できたりする。


この流れは、住宅分野でも注目されている。いわゆる「スマートハウス」だ。スマホやパソコンから家電のON・OFFや遠隔操作、鍵の開閉、カメラ映像での監視などは、典型的なIoTの活用だろう。これまで、IoTを活用したスマートホームは、家電との連携が多かった。しかし、ここにきてさらなる進化を遂げようとしている、それが、「建材のIoT」だ。

凸版印刷がIoT建材を手掛ける理由とは?

建材×IoTを手掛けるのは、凸版印刷だ。なぜ印刷会社が? と思うかもしれないが、実は凸版印刷は、印刷テクノロジーを活用して、建材や家具に使用される化粧シートなどをつくる建装材事業部を持っているのだ。機能的な壁紙、床材を得意分野としているという。


この得意分野を活かしてIoTと組み合わせたのが、「トッパンIoT建材」だ。建装材に各種センサーなどIoT機器を組み合わせることで、居住者の見守りなどの社会課題解決に貢献することを目的としている。凸版印刷は、IoT建材事業全体で、2025年までに約100億円の売上を目標としている。


その第一弾製品が、「ロケーションフロア」だ。これは、床材と圧力センサーを組み合わせることで位置を検出できる床材。居住者は日常生活の中で床を歩いているだけで、その位置情報をクラウドサーバーに発信でき、自然に高齢者を見守ることができる。例えば、脱衣場やトイレなど、ヒートショックが起きやすいプライベート空間に設置しておけば、離れた場所に住む高齢の親などがそこから移動しない場合など、万が一の事態を想定することができる。

 

写真は「ロケーションフロア」の構造。リリースより抜粋。センサーが踏まれた圧力で自己発電するので、特別な配線工事などが不要で、通常の床材と同様の施工ができるのもポイントだ。価格は約25万円~(システム構築費などは別途見積り)


「ステルスヘルスメーター」は、体組成計を組み込んだ、健康管理ができる床材。測定するたびに機器の出し入れや設定をする必要がなく、日常生活の中で自然に体重・体脂肪率などの身体情報を継続して取得できるという。例えば、洗面所などの日常動線に設置すれば、手洗いや歯磨きとあわせて測定ができそうだ。

 

写真は「ステルスヘルスメーター」の利用イメージ。リリースより抜粋。サイズは約46cm角。計測されたデータはスマートフォンなどで確認可能。価格は約6万円~(設置費用・システム構築費などは別途見積り)

情報が映し出される壁材で家族がコミュニケーションを取る

2019年の夏には新商品として「インフォウォール」の販売を予定している。これは、ディスプレイと化粧シートを組み合わせ、住空間において家族や地域の情報を受信・表示できる壁材。ネットワーク経由でクラウドサーバーから取得した家族のスケジュール・メッセージや、天気などの地域情報を表示できるので、リビングなどに設置すればデジタル伝言板として活用可能。家族間のコミュニケーションを促進しそうだ。


「インフォウォール」では、凸版印刷が運営する夫婦間の “すれちがい”を解消する無料コミュニケーションアプリ「ふたりの」と組み合わせた実証実験を行う予定。夫婦間の「予定」「共有」「相談」「お願いごと」を管理できるアプリで、夫婦それぞれで登録した予定などの情報を壁面に表示し、夫婦間のコミュニケーションを支援するという。


また、20~40代の女性を中心に利用されている国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」や地図検索サービス「Mapion(マピオン)」など、外部コンテンツとも連携することで発信情報の拡充を目指す。


写真は「インフォウォール」利用イメージ。リリースより抜粋。表示がオフになっているときは通常の壁として生活に馴染み、空間デザインを損なわない。価格は2000mm×1000mmサイズの壁材で約100万円~(設置費用・システム構築費などは別途見積り)

パナソニックホームズは噂の「HomeX」をついに商品化

凸版印刷以外にも、パナソニックは家電や住宅設備の機能を統合し、一人ひとりに寄り添ったきめ細やかな生活提案を行うくらしの統合プラットフォーム「Home X」を本格始動。パナソニック ホームズは、HomeX を搭載した都市型IoT住宅商品「カサート アーバン」の発売を開始している。


複数の居室に専用端末「HomeX Display」を設置し、家族同士のコミュニケーションはもちろん、照明やシャッターを遠隔操作したり、天気予報等の多彩な情報を得たり、クラウドにつながることで、一人ひとりのライフスタイルに合わせてくらしをどんどんアップデートしていくという。


「HomeX Display」は、HomeX プラットフォームに対応した無線LANやセンサーを搭載したタッチスクリーン型ディスプレイ。写真はリリースより抜粋。


例えば、台風の接近時には風雨や飛来物、停電に備え、自動でシャッターを閉めて蓄電池に充電を開始することが可能。また、家族のライフスタイルに合わせて、新着動画や天気情報等、おすすめの生活情報を提案してくれる。


今後、ますます増えていきそうなIoT対応の建材や家電。特に一戸建てでは、設備選びのポイントとして「IoT」という項目がでてくるかもしれない。


最終更新日:2019年02月22日

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