ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
住む場所に縛られない 定額で日本の各地に住まいを持つ方法

2019年04月15日

コージー林田

住む場所に縛られない 定額で日本の各地に住まいを持つ方法

手軽に二拠点居住ができるかも

住む場所に縛られない 定額で日本の各地に住まいを持つ方法

写真はイメージ。(写真:アフロ)

さまざまなサービスに広がるサブスクリプション(定額)モデル

モノを持たない若者の間で話題となっている、「サブスクリプションサービス」。簡単にいえば、定額制のサービスのこと。使い放題もあれば、一定回数が決まっているサービスもある。身近なところでは、月額定額で見放題の「Netflix」や「Hulu」といった動画配信サービスや聴き放題の「Apple Music」や「Amazon Prime Music」といった音楽配信サービスも、サブスクリプションサービスだ。


サブスクリプクションはさまざまなサービスに波及しており、洋服や靴、書籍、絵画、最近では自動車や外食にまで、独自のサービスが存在している。まさに、生活まるごとサブスクリプションで担えそうな様相だ。そんななか、ついに生活の根本となる「住宅」にもサブスクリプションサービスが現れ始めた。サブスクリプション型住居は、家具付き個室やドミトリーがあり、リビングやキッチンは共同といった形が多い。

全国46ヵ所にサブスクリプション型住居を持つ「HafH」

「HafH」は、サブスクリプション型住居を国内外に展開しており、光熱費・Wi-Fi・家具も全て込みで、誰でも1ヶ月から住むことができる。利用できるのは「HafH Network」と呼ばれるHafH施設及びHafH提携施設。全国に46ヵ所(2019年3月時点)存在しており、利用可能ベッド数は国内外合わせ430超。特に運営会社の本社がある長崎市は9ヵ所と充実している。


プランは4種類で、大まかに説明すると、


  • ちょっとHafH
    1万6000円で月5泊まで複数または特定の「HafH Network」に滞在可能。滞在を希望する場合には、都度、予約が必要。
  • ときどきHafH
    3万2000円で月10泊まで複数または特定の「HafH Network」に滞在可能。滞在を希望する場合には、都度、予約が必要。
  • いつもHafH(風タイプ)
    8万2000円で複数または特定の「HafH Network」に1カ月間の滞在が可能。滞在を希望する場合には、都度、予約が必要。
  • いつもHafH(土タイプ)
    8万2000円/月。特定の施設に1ヶ月間固定ベッドを確保しつつ、別のHafH Networkに10泊まで滞在可能。

 

まずは、ノマドワーカーなどと呼ばれる働く場所に縛られないフリーランスを利用者層として想定し、徐々に裾野を広げることを考えているという。


写真は「HafH」のホームページより抜粋。

空き家や休眠別荘をマッチングするコリビングサービス「ADDress(アドレス)」

「ADDress」は、日本・世界中の空き家や遊休別荘と、泊まりたい人とのマッチングを行い、「定額で全国住み放題の多拠点コリビングサービス」と称している。各拠点は個室を確保しつつも、シェアハウスのようにリビングやキッチンなどを共有。空き家や別荘を活用することでコストを抑えながら、リノベーションによる快適な空間を提供。共有の家具やWi-Fi、光熱費、アメニティーや共有スペースの清掃も含めて年間会員なら月額4万円、月会員なら月額5万円の低価格を実現したという。


2019年4月より第1弾として、


1.千葉県南房総市

2.神奈川県鎌倉市

3.千葉県一宮市

4.静岡県賀茂郡南伊豆町

5.群馬県吾妻郡

6.福井県三方郡美浜町

7.徳島県美馬市

8.徳島県三好市

9.鳥取県鳥取市

10.東京都渋谷区

11.東京都品川区

12.山梨県南部


の12ヵ所をオープン。1個室の連続予約は1週間までで、一度にできる予約の上限日数は14日間となっている。

 

写真は「ADDress」の仕組み。リリースより抜粋。

世界中のどこにでも住めることが目標の「トークンハウス」

「トークンハウス」は。日本初の海外を舞台にした、住まいのサブスクリプションサービスを謳う。現金で付与される、またはコミュニティーへの参加や貢献で付与される独自トークン(TKC、独自のポイント)で世界中のシェアハウスに宿泊できる。今後は、衣類や食料などさまざまな領域で独自トークンと等価交換できる提携先も増やす予定で、コミュニティー内でトークンを稼げば、実質無料で衣食住を補うことが可能となり、海外で好きなことに挑戦する人たちのセーフティーネットになるという。


現在はプノンペンに1拠点目があり、今後は独自トークンが利用できる提携先も含め、アジアを中心に30拠点を目指す。2021年に向けては、世界中の各大陸にも拠点を増やし、世界中を旅するように生活できる世界観を実現するのが目標だ。

 

写真は「トークンハウス」のホームページ。

スマホで気軽に部屋が借りられる、日本初のサービス「OYO LIFE」

「OYO LIFE(オヨ ライフ)」は、スマートフォンひとつで物件探しから入居、退去までができる日本初のアパートメント(賃貸)サービス。数日間の試し住みが可能なのも特徴だ。


部屋は家具家電付きで、公共料金・Wi-Fiなどの通信費など基本的なアメニティーが付属しており、契約や支払いのインフラ整備から退去まで一気通貫のサービスを提供する。複雑な契約手続きや2年契約の縛り、敷金礼金など、賃貸物件を借りる際のハードルが排除されるので、引っ越しも簡単。自分のライフスタイルに合った暮らし方を自由に選択できる新たな価値を提案し、好きなエリアで旅するように暮らすことができる。


価格帯は、マンションタイプが10万~15万円、戸建タイプが25万~45万円、シェアハウスタイプが4万~6万円。一般賃貸と金額を比較検討するときには、「OYO LIFE」は敷金・礼金といったイニシャルコストがかからないことを考慮して確認したい。現在のサービス提供エリアは東京23区だが、順次拡大予定だという。


「OYO LIFE」は、3ステップで利用できる簡単さもウリ。写真はホームページより抜粋。

サブスクリプション住宅で二拠点居住が簡単になるかも

近年、注目されている「二拠点居住」。二つの生活拠点をもち、ウィークデイは都市部、週末は地方といった形で、仕事や趣味を楽しむライフスタイルだ。以前は、リタイア世代が別荘でのんびりというイメージだったが、今はミレニアル世代も興味を持っており、新しい暮らしのトレンドとされている。


今回紹介した、サブスクリプション型住居は、まさに「二拠点居住」にはピッタリだ。特に、シェアリングエコノミーやシェアハウス、コワーキングスペースに慣れたミレニアル世代とは相性がいいだろう。


現在、提供されているサブスクリプション型住居の多くは、地方に存在している。これが普及すれば、都市に人口が一極集中することの緩和や空き家問題を始めとした地方衰退の歯止めの一助になるかもしれない。また、移住を検討している人にとっては、サブスクリプション型住居でその土地の雰囲気を知るためのプレ移住にも使えそうだ。


最近は、定住先を持たない「アドレスホッパー」というライフスタイルも話題になっている。住宅は、賃貸と購入で語られることが多いが、この先は、さまざまな選択肢が出てくるのかもしれない。


最終更新日:2019年04月15日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。