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11月からついに都心への直通運転が開始! これからは相鉄沿線...

2019年06月20日

コージー林田

11月からついに都心への直通運転が開始! これからは相鉄沿線が熱くなる!?

第二のつくばエクスプレスかも

11月からついに都心への直通運転が開始! これからは相鉄沿線が熱くなる!?

写真は相模鉄道リリースより。

首都圏私鉄で唯一、都内に乗り入れてなかった相鉄がついに相互直通運転を実施

住まい探しで重要なポイントとなる「沿線」。特に、都心の不動産価格高騰を敬遠して、ベッドタウンで検討している場合、都心へのアクセスは重要だろう。首都圏の大手私鉄は、その多くが、神奈川、埼玉、茨城などから都内に乗り入れる相互直通運転を行っている。唯一、実施していなかったのが、相模鉄道、通称「相鉄」だ。神奈川県中央部を基盤としており、 横浜駅-海老名駅を結ぶ本線と、二俣川駅-湘南台駅を結ぶいずみ野線を有する。


首都圏私鉄のなかでも、東急や小田急、京急、西武などに比べると、少々マイナーな存在だろう。都内への相互乗り入れがないということで、ベッドタウンとしての強みも薄く、沿線の街のブランド力も低かった。しかし、それもこれから様変わりするかもしれない。「都心直通プロジェクト」がいよいよ本格稼働するからだ。これは、JR・東急・相鉄の相互直通運転プロジェクトで、JRとの相互直通運転は2019年11月30日に、東急とは2022年度下期に開業する予定である。


写真は相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」。先頭形状は代表的な能面の1つである「獅子口」をイメージした力強いデザインで、車体色は横浜を象徴した濃紺色(ヨコハマ ネイビーブルー)を採用。写真はリリースより。


JRとの相互直通運転では、相鉄西谷駅とJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近間に約2.7kmの連絡線「相鉄新横浜線」を新設した。これまでは、海老名-大和-二俣川-西谷-横浜という停車駅だったが、直通運転では西谷から横浜に行かず、新たに連絡線に開業する「羽沢横浜国大駅」を通ってJR線に乗り入れることになる。これにより、武蔵小杉、恵比寿、渋谷、新宿への直通を実現する。では、どれほど利便性が向上するのだろうか。


予定運行本数は、朝のラッシュ時には4本/時程度、その他の時間帯は2~3本/時程度。二俣川-新宿の場合、これまでは横浜駅でJR湘南新宿ラインに乗り替えて約59分かかっていたが、直通なら乗り換えなしで約44分。15分の短縮となる。朝のラッシュ時には、構内の移動もストレス。それを考えると、時間以上に快適さを実感できそうだ。


東急との相互直通運転では、新たに開業する「羽沢横浜国大駅」と「東急東横線・目黒線日吉駅」の間に約10kmの連絡線「東急新横浜線」を新設する。これにより、東急東横線との相互直通運転なら渋谷まで、東急目黒線との相互直通運転なら目黒まで、乗り換えなしで行けることになる。日吉駅までの間には、新横浜・新綱島に駅を開業予定である。こちらは、さらに利便性が高まる。


予定運行本数は、朝のラッシュ時には10~14本/時程度、その他の時間帯は4~6本/時程度。二俣川-目黒の場合、これまでは横浜駅と大崎の乗り換えが必要で約54分かかっていたが、直通なら約38分と16分の短縮。2回の乗り換えがなくなるのは、かなりありがたい。さらに、新横浜に駅を開業することで、新幹線が停車する「JR新横浜駅」への利用者も増えるだろう。

 

写真は都心直通プロジェクト(相鉄グループ)のホームページより抜粋。

相互直通運転に伴い再開発が進む相鉄沿線

相互直通運転に伴い、街づくりも進んでいる。相鉄本線の沿線で住みたい街として存在感を発揮しているのが、海老名市だ。詳しくは、以前の拙稿「駅前の再開発で住みたい街に急上昇!? 「海老名市」に注目したい理由とは」を参照していただきたい。海老名駅は相鉄に加えて、小田急とJR相模線も乗り入れており、相鉄の都心直通プロジェクト以外の要因でも注目度があがっている。


注目したいのは、相鉄本線「二俣川駅」だ。駅前は再開発され、相鉄不動産は、商業施設「ジョイナステラス二俣川」を開業。商業施設・駅と一体開発したタワーレジデンス「グレーシアタワー二俣川」が施工された。駅直結ということもあり、販売も好調だ。都心から離れていても、都心直通の電車が停車する駅の駅近物件は、人気が高い傾向がある。「グレーシアタワー二俣川」は、その典型的なケースだろう。

 

写真は「グレーシアタワー二俣川」。地上29階建て、総戸数421戸で、2018年3月に竣工された。写真は相鉄不動産のマンション開発実績のホームページより抜粋。


再開発では、相鉄いずみ野線「ゆめが丘駅」周辺も「泉ゆめが丘土地区画整理」が進む。「南万騎が原駅」では「駅前リノベーションプロジェクト」を実施。駅徒歩1分の「グレーシアみなまきみらい」が販売されている。


いずみ野線沿線には、高度経済成長期にニュータウンとして開発されたエリアが多く、地域住民の高齢化、若年層の流出、住宅や各種施設の老朽化などが懸念されている。横浜市と相鉄ホールディングスは、相鉄いずみ野線沿線地域をモデル地区として「未来のまちづくりに向けた戦略検討プロジェクト」として、多様な年齢層にとって住みやすいまちづくり、環境に配慮したまちづくりに着手している。ゆめが丘駅や南万騎が原駅周辺の開発もその一環だ。


つくばエクスプレスの開業により、沿線に新たなベッドタウンが生まれたように、相鉄の都内直通運転開始によって見直される地域も出てくるだろう。東急との接続は2022年なので、これから住まい探しをする人は、候補のひとつにいれてみてはどうだろうか。



最終更新日:2019年07月11日

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