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家の鍵がいらなくなるかも? マンションで増えつつある顔認証と...

2019年11月20日

コージー林田

家の鍵がいらなくなるかも? マンションで増えつつある顔認証とは

どうやって顔を見分けているの?

家の鍵がいらなくなるかも? マンションで増えつつある顔認証とは

写真:アフロ

顔を認識してエントランスの自動ドアや宅配ボックスを開錠

「顔パス」とは、一般的に「地位や権力などを利用して、切符なしで乗り物を利用したり映画館・劇場などに入ったりすること」とされている。しかし、最近では顔認証を利用した決済を行う店舗やシステムなどでも「顔パス」という言葉が使われるようになった。そして、これからは住宅の鍵でも「顔パス」が使われるようになるかもしれない。


穴吹工務店が販売を開始した『サーパス大分新町レジデンス』は、オートロックや宅配ボックスのキーを顔認証で解除できるセキュリティサービス「サーパスエスコートサービス+F-ace」を採用。エントランスホールのオートロックや宅配ボックスを鍵なしで開けることができる。


『サーパス』は、穴吹工務店が全国に展開するマンションブランド。「サーパスエスコートサービス+F-ace」は、『サーパス大分新町レジデンス』だけでなく、複数の『サーパス』で採用されている。


写真は穴吹工務店のホームページより抜粋


このシステムを構築したのが、米国政府機関主催の顔認証技術コンテストで4回連続首位の評価を獲得した、世界トップレベルの技術を持つNECだ。一体、どういった仕組みで顔認証がされているのか。それがわからなければ、セキュリティ面で不安があるかもしれない。


そもそも、顔認証とは、映像や画像の中から人を判断する技術のことだ。その仕組みは、画像中から顔を検出し、瞳、鼻、口といった特徴的なポイントを見つけ、検出された顔の特徴点から人物を判定するという。ちなみに、NECの顔認証技術は、空港の出入国審査にも採用されている。このことからも、セキュリティの高さをうかがい知ることができるだろう。


写真はNECのホームページより抜粋。

 個人を認識して、その人に合わせて必要な情報を伝える掲示版

穴吹工務店に限らず、顔認証を採用するマンションは注目を集め、各社、さまざまな形でチャレンジしている。賃貸では、東急不動産HDグループが関わる東京都内のマンション『ラクラス蒲田』では、NECが提供する顔認証 AI エンジン「NeoFace」を採用した顔認証システムでエントランスのオートロックが開錠する。また、リバブルアセットマネジメントの賃貸マンション『リバーレ』シリーズも、エントランスの開錠に顔認証を採用している。


写真は「リバーレ」シリーズのリリースより抜粋。


エントランスの開錠以上の取り組みも活発だ。長谷工コーポレーションはNTT西日本と共同で、ICTを活用した次世代型集合住宅「IoTマンション」の実現に向けた実証実験を実施。エントランスのオートロックを顔認識で開錠するだけでなく、デジタルサイネージ(掲示板)も設置し、顔認識で識別していた住人に合わせて、個別のメッセージを表示したり、宅配BOXに荷物が届いている場合はお知らせできるようにした。

住宅設備から鍵がなくなる未来がくるかも

顔認証によるメリットはなにか。ひとつは、今までにも述べたセキュリティの高さである。そして、なにより嬉しいのはその利便性だ。両手が塞がっていても、顔認証ならば解錠が可能。買い物から帰ってきた時はもちろん、ベビーカーなどを利用しているときにも重宝しそうだ。


また、鍵の紛失リスクも低減する。現状、部屋の鍵まで顔認証というケースは一般的ではないが、もしそうなれば、鍵そのものを持ち歩く必要がなくなるだろう。自宅の鍵を紛失してヒヤッとしたことはないだろうか。オートロックのマンションでは、高額な請求をされるケースもある。そう考えると、早く顔認証が広まって欲しいとも思える。


顔認証は、鍵の開錠だけでなく、家族の誰が帰宅したかとか、外出の有無などの記録も可能で、防犯や見守りなどにも活用できる。スマートフォンの顔認証が一般的になったように、住宅設備にも顔認証が取り入れられるのは、そう遠い未来ではなさそうだ。


最終更新日:2019年11月20日

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