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10月21日「省エネ・住宅ポイント」の受付が終了しました

2015年10月28日

平賀功一

10月21日「省エネ・住宅ポイント」の受付が終了しました

平賀 功一の最旬コラムNo.58

今回で3度目の実施となった「住宅エコポイント」制度

今年(2015年)3月10日から受付が始まった「省エネ・住宅ポイント」が、10月21日に締め切られました。予定では11月30日となっていた最終締切日を待たずして、予算額905億円を消化したため、1カ月以上前倒しでポイント発行・予約申請の受付が終了しました。

思い返せば、今回で3度目の実施となる住宅エコポイント制度。過去2回も予定していた締切日を前倒しして受付を終了しています。

最初の申請受付が開始されたのは、民主党・鳩山政権下の2010年3月でした。その当時、景気刺激策として打ち出した「家電エコポイント」や「エコカー減税」が好評だったため、住宅市場でも同様の効果が期待できると考え、住宅に関するポイント制度の創設となりました。

その住宅エコポイント制度は当初、2010年12月末で締め切る予定でしたが、人気の高さに後押しされて11年12月末まで受付期間を1年延長。それでも申請者数が減る傾向にはなかったため、すぐに予算(2442億円)が上限に達し、予定より5カ月短縮して11年7月31日で打ち切られました。

続いて、2度目の制度施行となったのが「復興支援・住宅エコポイント」です。2011年3月11日に東日本大震災が発生したため、被災地の復興支援を目的に2012年1月から申請受付が再スタートしました。

ところが、その時も当初の想定を大きく上回る活用が図られたため、対象期間を2012年7月末に前倒しし、予算の上限(1446億円)に達し次第、被災地を除いて受付は終了してしまいました。復興支援の一助にもなっており、期待通りの成果が得られたものと評されます。ポイント付与による“お徳感”が消費者心理を刺激している構図が見て取れます。

そして、前述の通り10月21日に締め切られたのが3度目の「省エネ・住宅ポイント」です。消費税率8%引き上げに伴う反動減の緩和が最大の狙いでしたが、消費者の関心はとても高く、1カ月以上前倒しでの受付終了となりました。

リフォーム工事では「窓の断熱改修」がダントツの第1位

では、ポイント申請者はどのような工事を行なったのか、続いて最新の公表データ(速報値)を見てみましょう。国土交通省によると、申請戸数は新築工事が約20万3000戸、リフォーム工事が約23万8000戸となりました。比率にすると、新築:リフォーム=およそ4:6といったところです。

さらに、リフォーム工事を部位別に見てみると(9月末時点での累計ベース)、「窓の断熱改修」が全体の約46.9%を占めてダントツの第1位でした。次いで「バリアフリー改修」が約28.6%、「節湯水栓の設置」が約26.4%、「高断熱浴槽の設置」が約23.5%、「設備エコ改修」が約18.8%と続きます。

逆に、最も申請者が少なかったのが「太陽熱利用システムの設置」で、わずか0.01%でした。同様に「リフォーム瑕疵保険への加入」は0.09%、「耐震改修」は0.56%でした。室内の断熱性能を向上させるには、窓の断熱改修が最も効果的とされていますので、「費用」対「効果」を考慮した結果が数字となって表れているのでしょう。工事内容で、くっきりと明暗が分かれています(下記参照)。

<省エネ・住宅ポイント 工事部位別の申請割合> 
 ・窓の断熱改修:46.9%
 ・バリアフリー改修:28.6%
 ・節湯水栓の設置:26.4%
 ・高断熱浴槽の設置:23.5%
 ・設備エコ改修:18.8%
 ・節水型トイレの設置:18.3%
 ・高効率給湯器の設置:12.4%
 ・耐震改修:0.56%
 ・リフォーム瑕疵保険への加入:0.09%
 ・太陽熱利用システムの設置:0.01%

※2015年9月末時点でのデータをもとに掲載しています。
※複数申請できるため、合計100%とはなりません。

なお、「省エネ・住宅ポイント」は10月21日で受付が締め切られましたので、以後、新規での申請はできませんが、すでに申請済みの人も気を抜いてはいけません。

なぜなら、申請しただけではポイントは付与されず、省エネ・住宅ポイント事務局に書類が受理された後、さらに商品交換のための手続きが必要になるからです。交換期限は来年(2016年)1月15日までとなっていますので、欲しい商品を早めに決めておき、受領確認のはがきが事務局から郵送されてきたら、すぐに交換手続きするようにしましょう。1日でも期限を過ぎると、事務局は受理してくれません。くれぐれも、ご注意ください。

最終更新日:2015年10月28日


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