ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
>
ガス臭い!しかし、慌てて換気扇を回すのはNG

2017年10月24日

平賀功一

ガス臭い!しかし、慌てて換気扇を回すのはNG

平賀功一の最旬コラムNo.123

ガス臭い!しかし、慌てて換気扇を回すのはNG

(ペイレスイメージズ/アフロ)

たとえ火が燃え広がり始めても、まずは身の安全確保を最優先!

地震発生時の心得として、「グラっときたら、火の始末」という文言があります。被害を最小化すべく、初期消火の重要性を訴えた標語であり、誰もがご存じのことと思います。しかし、こうした退避行動が最善ではないことは、ご存じだったでしょうか。


揺れている最中、とっさにキッチンコンロや石油ストーブに近づき、スイッチを切る行為は極めて危険だからです。火にかけている鍋などに慌てて近づくと、火傷する恐れがあります。揺れがおさまった直後に消火すれば、すぐに火は消すことができます。せいぜい揺れている時間は数秒から数十秒です。燃え広がらないうちであれば簡単に初期消火できます。 


 (ペイレスイメージズ/アフロ)


では、どう行動すればいいのか?―― 地震発生時に取るべき行動を優先順位付けすると、次のようになります。「グラっときたら、火の始末」は2番目でかまいません。机の下にもぐるなり、座布団で頭を覆うなど、身の安全確保を最優先してください。


<地震の揺れを感じた時に取るべき避難行動と優先順位>

  • 1番目:まずは自分と家族の身の安全を確保する。
  • 2番目:火を使っていたら火の始末
  • 3番目:揺れが収まったら避難経路を確保する。

ガス臭いと感じたら、すぐにキッチンの窓を開けよう

このように誰もが当然と思っていたことが、実は不正確な情報だったという事例は他にもあります。ご自宅のキッチンでガス臭いと感じたとき、慌てて換気扇を回すのも危険です。


なぜなら、換気扇を回すとスイッチの火花で漏れたガスに着火する恐れがあるからです。換気扇の作動スイッチが“着火源”となってしまうのです。同様の理由から、たとえば夜間に腐臭を感じても、とっさに電気のスイッチを操作するのもやめましょう。暗いからといって照明のスイッチをONにすると、着火する可能性があります。ガス漏れ警報器が鳴り出しても、慌てず冷静に次の行動を取ってください。 


<ガス臭いと感じたときに取るべき行動>

  • 1番目:窓を大きく開ける。
  • 2番目:キッチンに窓がない場合は、部屋の戸を開けてガスを逃がす。
  • 3番目:ガス器具のガス栓、さらにガスメーターの栓も閉める。
  • 4番目:ガス会社に連絡して、その場の状況を説明。先方からの指示を受ける。


東京ガスによると、ガスが漏れた際に気が付くよう、わざと安全のために付臭剤で腐臭を付けているそうです。原料である天然ガスそのものは無臭です。その天然ガスには一酸化炭素などの有害成分は含まれていないため、たとえガスを吸っても一酸化炭素中毒にはなりません。


ただ、燃焼に要する新鮮な空気が不足すると、不完全燃焼により中毒事故を誘発します。こまめな換気を心掛ける必要があるのです。また、ガスの種類とガス機器が適合していない場合も、同様の可能性があります。劣化などにより器具を交換する際は、純正品を選ぶようにしましょう。


繰り返しになりますが、ガス臭いと感じたら、すぐにキッチンの窓を開けてください。火気は厳禁です。慌てて換気扇を回すのは絶対にやめましょう。 

最終更新日:2017年10月24日


キーワードを入力してください

キーワードから探す

本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。