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浴槽のことを「湯船」と呼ぶ理由

2016年01月07日

イダツカ・ノサ

浴槽のことを「湯船」と呼ぶ理由

浴槽のことを「湯船」と呼ぶ理由

写真:アフロ

読んで字のごとく「お湯を乗せた船」が、かつて存在した!


寒い季節の心強い存在と言えば、お風呂。温かい「湯船」にゆったり浸かると、身も心もジワ~ッとほぐれていくのがたまらない。ところで、普段なにげなく浴槽のことを「湯船」と呼んでいるけど、いったいなぜなのだろう。気になったので、その理由について調べてみた。


驚くべきことにかつて、読んで字のごとく「お湯を乗せた船」があったのだという。「湯船」の存在が確認されているのは、江戸時代。船による「移動式銭湯」が、人気を博していたのだとか。


当時すでに銭湯自体は存在していたが、街の中心部にしかなかったという。そういう事情もあって、船で荷物を運ぶ船頭さんや銭湯が近くにない周辺住民から、船着き場に設置された「移動式銭湯」は重宝がられていたらしい。


銭湯の普及にともなって、その役目を終えた「湯船」。お湯を乗せた船そのものはなくなってしまったが、言葉だけは現代へしっかりと受け継がれてきたというわけだ。


実は仏教と深い関係があった、日本のお風呂文化


ちなみに、そもそも日本人がお風呂に入るようになったのは、いつ頃からなのだろう。調べてみるとその歴史は古く、諸説あるものの奈良時代に仏教とともに中国から伝わったとされている。


「入浴は七病を除き、七福が得られる」という仏教の教えがあり、多くの寺院に身体を清めるための「浴堂」が設置されていたようだ。このことが、日本にお風呂文化を根付かせたキッカケだと言われている。ただ、その頃のお風呂は、釜にお湯を沸かしてその蒸気で身体の垢を浮き上がらせるという、蒸し風呂方式が一般的だったという。


江戸時代に入り、焼いた石に水をかけて湯気を立て、上半身を蒸しながら下半身をお湯に浸す「戸棚風呂」が登場。現在のような、首までお湯に浸かるスタイルのお風呂がお目見えしたのは、江戸時代初期の慶長年間の末頃だと言われている。


冬の入浴には思わぬ危険が潜んでいる!


冬のお風呂は、まさに天国。「日本にはお風呂文化があってよかった!」と思いながら、入浴を楽しんでいる人も多いだろう。けれども実は、冬の入浴には思わぬ危険が潜んでいるので要注意。脱衣所やお風呂場と湯船の温度差の影響で血圧が急激に上下し、身体に大きな負担がかかるのだ。心筋梗塞や脳梗塞の原因にもなり、最悪の場合は死に至るケースもあるという。


そうならないための対策としては、脱衣所やお風呂場を事前に暖めておくこと。脱衣所に簡易ストーブを設置したり、入る前にお風呂場の床に熱いシャワーをかけたりするといいだろう。また、お湯の温度は39度~41度を目安にすること。湯船に浸かる前と浸かってからの温度差を極力少なくすることを心掛け、冬のお風呂を存分に楽しもう!

最終更新日:2016年01月07日


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