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シングルマザー向けシェアハウスも 「子育て支援」最新事情

2016年12月20日

イダツカ・ノサ

シングルマザー向けシェアハウスも 「子育て支援」最新事情

保育所がある賃貸住宅まで!

シングルマザー向けシェアハウスも 「子育て支援」最新事情

(写真:アフロ)

多彩な子育て支援があるほか、家賃の割引もある「UR賃貸住宅」

まずは、全国に約74万戸もある日本最大規模の、UR都市機構の「UR賃貸住宅」に注目してみよう。公的な住宅という特性もあり、子育て支援サービスが充実している。たとえば、東京の『東雲キャナルコートCODAN』などでは、空き部屋を活用した小規模保育所「おうち保育園しののめ」を開設。また、0~2歳児を複数の保育ママが預かってくれる「グループ型保育ママ」が存在するところもある。

写真は東京都「東雲キャナルコートCODAN」の東雲キッズ集会室(写真提供:UR都市機構)


そのほか、大阪の『富田団地』ではちょっとした用事があるときなどに、一時的に子どもを預けることができる「一時預かり」、名古屋の『水草団地』などでは病気や病気後の子どもを預かってもらえる「病後児保育」を実施。ほかにも、放課後に小学校の子どもに遊びや勉強の場を提供する「学童保育」や、子育ての不安や悩みを気軽に相談できる「子育てサロン」を有している「UR賃貸住宅」もあるのだ。

多彩な子育て支援サービスに加え、家計にやさしい制度も存在。子育て世帯に対して家賃を最大20%減額(上限2万5000円)する「子育て割」、支援が必要な世帯と支援する世帯が近くのUR賃貸に住んだ場合、新しく「UR賃貸住宅」に入居する世帯の家賃を割り引く「近居割」などがその一例だ。

このように、子育て世帯にとって至れり尽くせりのサービスや制度が整っている「UR賃貸住宅」。礼金、仲介手数料、更新料、保証人も不要でお得に借りられる点も大きな魅力なので、引越しを考えている子育て世帯は入居を検討してみるといいだろう。

「みんなで子育てをする」、東急電鉄プロデュースのシェアハウスが!

キッズスペースが併設されたリビング&ダイニング(提供:東急ライフィア株式会社)


機能的なシステムキッチンや広々とした業務用冷蔵庫も完備(提供:東急ライフィア株式会社) 


「みんなで子育てをする」という考え方に基づいた、シェアハウスも存在する。東急電鉄がプロデュースする『STYLIO WITH 代官山』もそのひとつである。東京・代官山駅から徒歩2分の好立地にあり、4階建で各戸は10.45㎡~15.97㎡のワンルーム。各階にミニキッチンやトイレ、浴室などが設置されており、1階には3台のIHコンロを備えたシステムキッチンや、GOROMAと呼ばれるリビング&ダイニングがある。

入居者同士で子育てを助け合えたり、情報交換が行えたりするので、まるで大家族のような雰囲気。困ったときに1時間500円(交通費別)でさまざまな助け合いが可能になる子育てシェア(サービス提供:株式会社AsMama)を入居者に推奨し、シェアハウスのメリットを生かした子育て環境を提案している。

子育てをするのに心強い環境で立地も抜群なのに、家賃は7万6000円~9万8000円(共益費別)。2014年に入居がスタートしたが、現在は満室状態だという。この事実が、「みんなで子育てをする」ことへのニーズの高さを、しっかり証明していると言えるだろう。

ちなみに、『STYLIO WITH 代官山』はシングルペアレント専用ではなく、独身の男女も入居することが可能だ。

同じ境遇の仲間と助け合える、シングルマザー向けシェアハウスも!

町田市にある『ペアレンティングホーム合掌苑』のリビング(提供:一級建築士事務所 秋山立花)


スタイリッシュなキッチンは開放的な空間で料理も楽々(提供:一級建築士事務所 秋山立花)


最後に紹介するのは、シングルマザー向けシェアハウス。なかでも、2012年にいち早く誕生した川崎市の『ペアレンティングホーム高津』は、マスコミなどでも大きく取り上げられた。「誰もが子育ても仕事も楽しく両立できる社会にしたい」という想いから、「一級建築士事務所 秋山立花」を中心に、保育や不動産、シェアハウスのプロフェッショナルが専門知識を持ち寄って企画・運営。今では川崎市のほか、杉並区や町田市、横浜市など、全5拠点にシングルマザー向けシェアハウスを展開している。家賃は物件や部屋によって異なるが、3万5000円~10万2000円(共益費別)だ。

子育ての助け合いができるだけではなく、同じ境遇の仲間と一緒に頑張っていけるのが大きな魅力である。また、独自のチャイルドケアサービスも展開。週に1回、決められた曜日、時間にシッターさんがホームに伺い、子どもたちの面倒を見ながら夕飯の準備をしてくれるのだ。これは、「ママたちが少しでも自由な時間をつくれるように」という配慮から誕生したサービスなのだという。

現在、空き室があるのは町田市の『ペアレンティングホーム合掌苑』(5部屋)と、横浜市の『ペアレンティングホーム金沢文庫』(1部屋)のみ(※11月下旬時点)。ちなみに、『ペアレンティングホーム合掌苑』では、東京都町田市を中心に介護施設を運営する「一般社団法人合掌苑」に入職し、介護の仕事も手に入れられるというから驚きだ。さらに、2017年1月に6物件目となるペアレンティングホームが、小田急「玉川学園前駅」に新しくオープンする予定。今後の展開から、まだまだ目が離せそうにない。


ライフスタイルの多様化やシングルマザーの増加といった社会の変化を受け、近年は子育て支援が受けられる住まいが増えてきている。今回紹介した「UR賃貸住宅」やシェアハウスは、子どもを育てるうえでとても心強い存在だと言えるだろう。それぞれの住まいごとに、支援内容もさまざま。ぜひ積極的に活用して、子どもと一緒に幸せな暮らしを実現させてもらいたい。

【取材協力】

最終更新日:2018年08月30日

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