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実はお掃除ロボットよりも優秀!? ホウキの魅力、再発見

2017年07月11日

イダツカ・ノサ

実はお掃除ロボットよりも優秀!? ホウキの魅力、再発見

知っておきたいホウキの基礎知識

実はお掃除ロボットよりも優秀!? ホウキの魅力、再発見

(写真:アフロ)

ホウキとは? その歴史と種類について

家の掃除は掃除機を使うのが当たり前。部屋には、ホウキとチリトリは置いていない、という人は多いだろう。しかし、子ども時代に校庭や教室を掃いた記憶は、きっとあるはず。漫画『天才バカボン』のレレレのおじさんや『魔女の宅急便』のキキを引き合いに出すまでもなく、ホウキは我々にとってとても身近な存在なのだ。


その歴史は、かなり古い。日本最古の歴史書である『古事記』にも、堂々登場しているほどだ。ただし『古事記』には、掃除用具というよりも、祭祀に使用する宗教的なツールとして記載されている。当時ホウキは神聖な存在で、「箒神(ほうきがみ)」という出産に関係ある産神(うぐがみ)が宿るとされていた。どうやら掃除の「掃き出す」行為が、出産を想起させたらしい。ううむ。ホウキは、かなり神々しい存在だったのだ。


その後の平安時代からは、掃除道具として重宝された記録が残されているという。室町時代にはホウキ売りが登場。ホウキが人々の住居の美化に一役買っていたことがわかる。とはいえ、ホウキを使った掃除は「ただ単に空間をきれいにする」だけではなく、「精神面を高める神聖な行為」とされていたようだ。確かに、神社仏閣の敷地内は、伝統的な竹ボウキで美しく掃き清められている。空間を清めてくださっているホウキ様たちに、頭を下げたくなってきた。

私たちが選ぶべき、「神ホウキ」とは!?

ではいったい、どんなホウキがもっとも部屋掃除に適しているのだろうか? その答えはズバリ、日本の伝統的なホウキ。なかでも細くしなやかな繊維の「棕櫚(しゅろ)ほうき」は一家に一本はほしいところだ。ホコリが舞い上がりにくく床も傷つきにくいので、とても快適にお掃除できる。さらに樹木由来のワックスが出るため、掃くだけでフローリングに天然のワックスがけが可能に。フローリング派なら、ぜひ棕櫚のホウキをチェックしてみよう。


職人の手作業により丁寧に作られた「棕櫚ほうき」(写真はYahoo!ショッピングより)


棕櫚と並んで優秀なのが、「江戸ほうき」とも呼ばれる草でできたホウキ。棕櫚よりも固く、ワイルド&スピーディーに室内が掃ける。「シャッシャッ」という音も、「今私、ホウキで掃いてます!」という気分を盛り上げてくれる。畳の目に入り込んだホコリやゴミも、パパッと掻きだしてくれて爽快だ。


力を入れなくてもササッと掃き出しやすい「江戸ほうき」(写真はYahoo!ショッピングより)


ホウキの価格は数百円から1万円台と、まさにピンからキリまであるが、できれば数千円は出したいところ。いいものはデザインも素敵でインテリアのポイントになるし、何より使っていて気持ちがいい。丁寧に使えば、10年以上(!)も活躍してくれる。プラスチック製のホウキはリーズナブルだが、静電気がおきやすくホコリがついてしまうデメリットが。使えば使うほどみすぼらしい印象になってしまうのも残念だ(筆者比)。水汚れや油汚れがひどい場所には適しているが、家庭用としてはイマイチ、といえるだろう。

効果的なホウキ掃除テク、伝授します!

素敵なホウキが手に入ったら、さっそく掃いてみよう。掃き掃除のポイントは、高い位置から低い位置に進んでいくこと。一段上がっている部屋などがあれば、そこから始めよう。掃くときは後ろにバックしながら、畳やフローリングの目に沿ってホウキを動かすのがポイント。ゴミがある程度集まってきたらこまめにホウキを動かして、なるべく小さく1ヵ所にまとめよう。集めたゴミは、チリトリで取ってゴミ箱に捨てる。さらに、固く絞った濡れ雑巾などで拭き掃除をすれば完璧だ。


「えっ、拭き掃除!?」といきなり腰がひけてしまったあなたには、新聞紙や茶殻を活用する方法を伝授しよう。まずは新聞紙。濡らした新聞紙をしっかり絞ったら、適宜ちぎって床にばらまく。その後、新聞紙をゴミとともに掃き集め、ゴミ箱に捨てればOKだ。湿った新聞紙にホコリが付き、拭き掃除をしたようにスッキリする。茶殻は、とくに畳で実力を発揮。湿った状態で床にまいてからホウキで掃くと、細かいホコリや汚れを吸着してピカピカになる。お茶の殺菌効果と消臭効果も期待できる、昔ながらの日本の知恵だ。


実は筆者の家には、かなり奮発して買った某高級掃除機と自動掃除機がダブルで鎮座している。けれどもこれらは静まりかえり、もっぱらホウキを使って掃除している、というのが現状。だって軽くてサッととれるし、コンセントを差す必要もなければ電源を入れたりノズルを伸ばしたりする必要もない。そして静かだから早朝でも深夜でも使えるんだもの…。というわけで、本当にホウキはオススメ。せっかくなので、最高級の棕櫚に手を出してみようともくろみ中だ(数本買っても某掃除機よりずっと安い。トホホ)。

最終更新日:2017年07月11日


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