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「お部屋を探しています」チラシの会社に電話してみた!

2018年02月21日

イダツカ・ノサ

「お部屋を探しています」チラシの会社に電話してみた!

果たして査定金額はいくらに!?

「お部屋を探しています」チラシの会社に電話してみた!

(写真:ペイレスイメージズ/アフロ)

「家を売りませんか?」チラシは、いわゆるツリ広告!?

マンションのポストにときどき舞い込んでくる、「家を売りませんか?」というチラシ。「このマンションを即購入したい人がいます」「相場より高値での売却交渉をお約束します」と魅力的な文言が並んでいるので、思わず食い入るようにして読んでしまう。分譲マンションに暮らしている方なら、こういったチラシを手にしたことが一度や二度はあるだろう。


このようにメリットばかりが並べ立てられると、逆に怪しく思えてくるものだ。実際、インターネットの口コミなどを見ると、「こうしたチラシの情報はほとんどが嘘」と書かれていることが多い。つまりは、売却するマンションを集めるためのチラシなのだとか。


そもそもモノを売るには仕入れが必要で、八百屋や魚屋なんかは市場から仕入れ、ある程度仕入れ数も保つことができる。しかし、不動産売買の仲介会社はマンションを売ろうとしている個人から物件を集めてこないといけない。仕入れの部分がお店とは違って大変なのだ。だからこそ、気を引くような文言を並べたチラシ作戦で、物件を売りたい人を集めようとするのだろう。


しかし、今は中古マンションの成約件数が増加、成約価格もアップしているご時世。実際、東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2017年07~09月期)」によると、成約件数は10期連続で、成約価格も20期連続で前年同期を上回っている。


「売るなら今がチャンスなのでは!?」と欲が勝り、鼻息荒くチラシの不動産会社の電話番号をプッシュしてみた。どういう流れでコトが進み、実際どれくらいの査定額を提示してもらえるのか。「お部屋を探しています」チラシの会社に電話してみた結果を、さっそくレポートしよう!

査定日時を決めるほか、質問にも丁寧に対応してくれた

(写真:ペイレスイメージズ/アフロ)


フリーダイヤルに電話をかけると、5コール目で不動産会社の担当者が出た。「マンションのポストに入っていたチラシを見たのですが…」と告げると、「一度お部屋を拝見して、査定をしましょう」とトントン拍子で話が進んだ。


ついでなので、「なぜ相場以上の価格での売却が狙えるのか」を聞いてみた。返ってきたのは、「そのマンションを購入したいと考えている人がいるから」という答え。つまり、ニーズがあるから多少強気の価格設定でもイケるということのようだ。


ちなみに、この会社では売買仲介で売れなかったら直接買い取ってもらうこともできるという。そこで、不動産会社と直接売買を行うメリットについても聞いてみた。「まず、確実に売却できます。また当社が購入する場合、メンテナンスはすべて自社で行うため、室内のコンディションはいっさい問いません。室内の不要品もそのままでOKです」とのこと。ただ、売買仲介よりも売値は安くなってしまうのだという。


そのほか、直接買い取りの場合は「即金、現金一括買取」「引越費用も負担」といった太っ腹なサービスも。不動産会社が買い取った後に高値で転売できる自信があるからこそできるのだという。チラシとセールストークに踊らされて、筆者は大興奮。翌日17時に約束した、不動産会社の担当者による査定タイムが待ち遠しくなってきた。

購入価格よりも高い査定金額!意外にもゴリゴリではなく寄り添う営業スタイル


翌日、約束の時間ちょうどに不動産会社の担当者さんが登場。勝手に怪しい雰囲気の人をイメージしていたが、物腰のやわらかい真面目そうな30代くらいの男性で一安心だ。部屋に招き入れると、すぐに査定を開始。といっても、部屋中を歩きまわって間取りをチェックしただけ。時間にして1分程度で、査定は終了した。


気になる査定価格については、もったいぶることなく「1800~2000万円ですね」と即答。査定してもらった部屋は、10年近く前に1600万円で購入した、23区内の築40年以上の2DK(約50m2)である。つまり、購入価格よりも高値で売れるということだ。わおわお!


「ホントにそんな高値で売れるの?」と疑いの目を向ける筆者に対して、「3ヵ月以内に欲しいという方がいるので、すぐご検討いただければ売れるでしょう」と自信満々の回答。その場で売却資金計画書を作成し、見込売却価格から契約書印紙代や仲介手数料(売買価格の3%+6万円)などを引いた合計金額についてもしっかり説明してくれた。さらに、過去に手がけた当マンションの売買事例の情報も提示してくれ、いかに今が売りどきかを丁寧に説明。かといって、ゴリゴリの営業というわけでもなく、とても好印象を受けた。


(写真:ペイレスイメージズ/アフロ)


その後も、売買に関するこちらの質問に丁寧に答えてくれた担当者さん。売却の仲介を依頼する際に必要となる媒介契約については、図まで描いて親切に教えてくれた。不動産会社の選び方や今後の業界動向など、今回の売買に関すること以外の質問に対しても嫌な顔ひとつせずに対応。おかげで、いろいろと学ぶことができたではないか!


最終的に売却するかどうかの返事は保留にして、約40分間の査定タイムは終了。もしかしたら今後、激しい営業電話がかかってくるのかもしれない。売買仲介を依頼しても、1800~2000万円で売れることはないかもしれない。


ただ、大まかな相場観を知れたのと、売買をはじめ不動産に関する多くの情報を得られたのは大きな収穫だった。騙されそうと思うのなら、売らなければいいだけのこと。たまたまいい不動産会社に出会っただけかもしれないが、個人的にはこういうチラシを見て怪しいと決めつけるのではなく、興味があるなら話だけでも聞いてみてもいいのではと思った。


参考サイト

最終更新日:2018年09月03日

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