ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
保育のプロに聞く!自宅の子育てリスクヘッジ術

2018年03月09日

イダツカ・ノサ

保育のプロに聞く!自宅の子育てリスクヘッジ術

家のなかには危険がいっぱい!?

保育のプロに聞く!自宅の子育てリスクヘッジ術

(写真:アフロ)

「子どもは誤飲する生き物」である!?

厚生労働省の「平成25年度人口動態統計」によると、1~4歳の死因の2位が不慮の事故(1位は先天奇形等)、5~9歳は1位が不慮の事故となっている。そしてこれらの事故の多くが、なんと家のなかで起こっているというのだ。子どもの命を守る家が、それを脅かすことになっては元も子もない。というわけで、日々子どもたちの安全を意識しながら保育を行っているベテラン保育士・萩原かおり副園長に、子どもの安全を守るためのポイントを聞いた。


「まず、赤ちゃんたちは必ず手に取ったものを口に入れる、ということを覚えておきましょう。手の届くところに、危険なものを置かないのが基本中の基本です」(萩原さん・以下同)。誤飲や窒息こそ、もっとも警戒すべきだというのだ。ちなみに、東京消防庁によると誤飲・窒息の原因トップは0歳が「包み・袋」、1歳で「タバコ」、2歳で「薬剤等」、3~5歳では「ビー玉類」となっている。


劇薬はもちろん、お菓子の袋やタバコなどもかなり危険のよう。必ず、子どもが背伸びしても絶対に届かないところに置くようにしたい。子どもの口にすっぽり入る、小さめのおもちゃにも警戒が必要だ。そのほか、ビニール袋は頭から被ってしまうと、窒息の危険性が!


また、0歳と1歳における誤飲事故のそれぞれ第5位と第3位はなんと「電池」。とくに子どもの口に簡単に入ってしまうボタン電池には、注意が必要のようだ。おもちゃや電化製品などの電池ボックスのネジが緩んでいないかどうか、気づいたときに確認するようにしたい。

キッチンやベッドルームにも危険がいっぱい!

(写真:アフロ)


「あと怖いのは、やけどです。コーヒーメーカーや電気ポットなどは、とくに注意が必要。子どもが引っ張りがちなコードも、隠すか台にテープなどで貼って固定するようにしましょう」。アイロンは手の届くところに置かない、ストーブにはカバーをつけて熱い部分に手が触れないようにする、といった配慮も必要だ。


さらに、つかまり立ちができるようになる1歳近くからは、なんにでもよじ登りたくなるのが子ども心。ベランダや窓辺に台があると、取り返しのつかない事故につながりかねない。落下の危険性があるところには、イスや脚立、ローテーブルなど、子どもの踏み台になるようなものを置かないようにしよう。


もちろん、転んだり落ちたり、ぶつけりたりといったケガの危険性も予防しておきたい。「ベッドには、落ちないように柵をつけましょう。テーブルなどの家具やドアノブといったぶつかりやすい部分には、クッション性のあるものでガードを」。


自分で歯磨きをするようになったら、気をつけたいのが歯磨き中の事故だとか。「歯を磨きながら歩いたり走ったりしないよう、必ず座らせてやらせることが大事。歯ブラシだけでなく、お箸や鉛筆などの長いものを口に入れたまま転倒すると、口のなかの奥深くに刺さってしまう危険性があるのです」


歯磨きは座ってしましょう。(写真:アフロ)

ほかにも意外な死角がある!?

実はキッチンやバスルームも、かなり危険度が高いという。「キッチンには危険がいっぱい。一番注意したいのは、シンク下の棚や引き出しです。子どもは絶対ここを開けますから、包丁や洗剤などの劇薬は、シンク下にしまわないで」。萩原さんによると、「触られたくないものは高いところ、しかも奥の方に」しまうのが鉄則らしい。でも、収納を移動するのは大変……、という人は、棚にチャイルドロックを設置しよう。


チャイルドロックと同時に活用したいのが、ベビーゲート。子どもの侵入を阻むセーフティグッズである。キッチンだけでなく、溺れる危険性があるバスルーム、転落が懸念される階段にも設置すると安心だ。バスルームは万が一を防ぐため、バスタブはもちろん、洗面器にも水を溜めたままにしないでおこう。


子どもの侵入を阻むベビーゲート。(写真:アフロ)


また洗面台やトイレに、子ども用のステップを出しっぱなしにしないことも大切。なぜなら近くに洗濯機がある場合、ステップに乗ってのぞき込んだり入ったりしてしまう危険性があるからだ。ドラム式洗濯機の場合は、ステップがなくても子どもが入り込みやすいので要注意。最近の洗濯機にはチャイルドロックがついているものもあるので、ぜひ活用しよう。


子どもはどんどん成長していくうえ、大人が予測できない行動をとることがよくあるもの。「このくらいは大丈夫だろう」と思わずに、おおげさなくらいの安全対策をとりたいものだ。


最終更新日:2018年08月30日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。