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「月々100円!」「動画で報告!」空き家管理サービスの最前線

2018年05月23日

イダツカ・ノサ

「月々100円!」「動画で報告!」空き家管理サービスの最前線

要望に応じた多彩なサービスが存在

「月々100円!」「動画で報告!」空き家管理サービスの最前線

ペイレスイメージズ/アフロ

離れて暮らす親が自活できなくなった途端、「空き家問題」が発生!

超高齢社会を迎えた我が国では、「空き家問題」が深刻化。現に、全住宅の約7戸に1戸が空き家という状態であると言われている。こうした状況を受け、2015年に「空家等対策特別措置法」が施行。空き家をきちんと管理をしていない所有者に対して、市町村が助言・指導・勧告といった行政指導を行えるようになった。


そもそも家が空き家になってしまう原因の多くは、そこで暮らしていた高齢者の介護や病気によるケースが大半。介護施設への入居や入院、子どもの家への転居などによって、家の主がいなくなってしまうというわけだ。


となると、空き家を管理する責任は、その子ども世代へと引き継がれる。老朽化による倒壊リスクや庭の草木による景観トラブルを防ぐためにも、空き家の管理を行うことは重要。けれども、時間的、経済的、体力的な問題などによって、そう頻繁に空き家に足を運べないという人も少なくないだろう。管理する物件が自宅から遠くにある場合は、なおさらだ。


かといって、親が生きている間に処分するのは、現実的に難しい。また、もし親が亡くなったとしても、家族の思い出が詰まった家を手放すことにためらいを覚える人も多いだろう。そんなときにぜひ活用したいのが、空き家を管理してくれるサービス。その最新事情について調べてみた。

月々100円で空き家を管理してくれるお得なサービス

ペイレスイメージズ/アフロ


「空き家の管理は、お金がかかりそうで心配」。そんな不安を解消してくれるのが、「NPO法人 空家・空地管理センター」が提供する「100円管理サービス」。月々100円で毎月1回、外部から建物を目視点検し、主に玄関周辺に問題がないかをチェックしてくれるという。


しかも、巡回報告書を写真つきで作成してメールで送ってくれるほか、近隣の方からのクレームの一時受付もしてくれるという。また、「100円管理サービス」を利用している空き家には、同センターの管理看板を設置。管理者がいることを知らせておくだけで、不法侵入や放火などの犯罪を抑制する効果も期待できるのだとか。


【100円管理サービス】(月1回/月額100円)

  • 家の外側から目視で点検
  • クレームの一時対応
  • 管理看板の設置
  • 写真付き巡回報告書のメール送付


では、なぜ月々100円というリーズナブルな価格で管理サービスを提供できるのだろう。その理由は、「放置空き家をゼロに」という同センターの理念に共感した全国の不動産会社などが支援、協力をしてくれているからだという。


「100円管理サービス」には、敷地内の草刈り(要見積り)から立ち木の剪定(要見積り)、不法投棄などのゴミ処分(要見積り)、緊急時の点検(3000円/回)、郵便物の転送(950円/月)、ポストの清掃(500円/月)など、さまざまなオプションメニューがある。これらを上手に組み合わせることで、自分が理想とする管理サービスを受けることができるだろう。

屋外だけなく室内も管理し、動画で報告してくれるサービスも

「屋外だけでなく、室内の管理もしてもらいたい」。そういった声に応えてくれるのが、「日本空き家サポート」が提供する「一戸建て専用プラン スタンダード」。月々1万円で、建物外部目視点検や郵便受け確認といった屋外管理のほか、部屋の換気や水道管のサビ&臭気発生の予防、簡単な拭き掃除、雨漏りやカビのチェックなどにまで対応するという。


【一戸建て専用プラン スタンダード】(月1回/月額1万円)

《屋外作業》

  • 郵便受け確認
  • 簡易清掃および雑草除去
  • 建物外部目視点検
  • 庭木の確認
  • 管理看板の設置
  • 防犯確認


《室内作業》

  • 全室換気
  • 通水
  • 簡易清掃
  • 雨漏り・カビ確認
  • 防犯確認


「一戸建て専用プラン」には紹介したスタンダードのほか、必要最低限の管理を行うライト、月2回の巡回を行うスタンダードプラスも存在。そのほか、マンション専用プランも設けている。また、すべてのプランには震度5弱以上の地震発生時など、緊急時には無料点検を行い、空き家の状況を管理レポートで報告してもらえる「災害等緊急時無料点検」といううれしいサービスもついてくる。


さらに、「本当にちゃんと作業してくれているのか疑問」という声に応えるために、「日本空き家サポート」では作業後に動画による管理レポートを提供。作業員と同じ目線で撮影された映像を通して、大切な空き家の様子や作業状況を確認できるのだ。


動画による管理レポートの様子(提供:日本空き家サポート)

親が元気なうちに、家の将来について話し合っておくことが大事

そのほか、ある大手警備会社では、通常の点検に加えて不審者が侵入した際にガードマンが現場に急行するサービスを提供。また、クラウドを活用してスマホ・タブレットで現場から素早く管理状況を報告するサービスを提供している建物管理会社もあった。


このように、空き家を管理してくれるサービスは多彩。将来的に空き家の管理が必要になりそうな方は、今のうちにいろいろチェックして備えておくと安心だろう。


同時に、ゆくゆくは家をどうするのかを親と話し合っておくことも大事。今は元気でも、いつか自立した生活が困難になる日がやってくる可能性は高い。そうなったときに、親にとって、自分にとって、どうするのがベストなのかを一緒に考える時間をつくってもらいたい。そうすれば、もしものときに慌てなくて済むはずだ。


最終更新日:2018年05月23日

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