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家賃を滞納し続けたらどうなるの?

2019年08月08日

イダツカ・ノサ

家賃を滞納し続けたらどうなるの?

ほったらかしは危険! すぐ対応を

家賃を滞納し続けたらどうなるの?

写真:アフロ

家賃を滞納している人は、実は結構いる!

金融機関の口座から、自動的に支払われることが多い月々の家賃。家賃用の口座にお金を入れ忘れて、「ヤバい、家賃払えてない!!」と青くなった経験がある人もいるだろう。


日本賃貸住宅管理協会の『日管協短観』によると、こうした残高不足での支払い忘れが含まれる「月初の家賃滞納率」は全国で6.5%(2018年10月~2019年3月、以下同)。さらに、意図的に滞納していると思われる「月末での2ヵ月滞納率」は1.4%となっている。


つまり日本全国の賃貸住宅のうち、100戸につき1戸以上の家賃が、2ヵ月以上滞納されているということ。思うように転職できなかったり、急に病気になってしまったり、会社が倒産してしまったり…、どんな人にだって「今月、家賃が払えない!」という事態に陥る可能性があるのだ。


かつてのように、大家さんに手渡しで家賃を支払うならば「ヤバい、今月も払わなきゃ!」と思ったものだが、銀行引き落としとなると、そうした意識も希薄になるのかもしれない。

家賃滞納が続くと、契約が解除される!?

写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート


では実際に家賃を払わないでいると、どんなことが起こるかみていこう。滞納が確認されると、まずは支払いの督促状が届く。複数回にわたる督促を受けても家賃の支払いがなされないと、「期限以内の支払いがない場合は、契約を解除する」という「契約解除の予告通知書」が内容証明郵便で送られてくる。


期限内にお金を払えば、そのまま住み続けることが可能に。ただし、一度滞納してしまったことで、家主との信頼関係が怪しくなっている。そのため、「再び家賃を滞納した場合は、すぐに部屋を明け渡す」ことを約束する確約書を交わすことが多いようだ。


ここで、「払えないので出て行きます」という人も当然いる。ただしその場合も、住んでいた期間中の家賃は払わなければならない。一括で払えない場合は「分割払い確約書」を取り交わし、滞納分を分割で支払うことを確認する。このとき、部屋の中にある荷物の所有権を放棄する「残留物放棄書」が取り交わされることもあるという。


督促を受けても家賃を払わず、部屋からも出て行かない場合、いよいよ法的な手続きがスタートされる。家主が、部屋を明け渡させるための裁判を起こすのだ。そして裁判所により明け渡しの判決が出ると、すぐに強制退去させられてしまう。


督促がはじまってから裁判まで至る期間は、3ヵ月が一般的。判決が出ても部屋を出て行かない場合は、裁判所の執行官が問題の部屋を訪れ、執行手続きになったことを通告する。同時に退去期限が示され、それまでに退去しない場合は、荷物をすべて撤去されてしまうのだ。


ちなみに、家主側による賃貸借契約の解除が可能な条件は、賃貸人と賃借人の信頼関係を破壊したといえるほどの契約違反がある場合に限られる。たとえば、家賃3ヵ月程度の滞納があること、さらに期限を定めて支払いを求めたにもかかわらず、家賃が支払われないことなどだ。

家賃滞納、もしものときの対処法は!?

写真:アフロ


強制執行を受けて部屋を明け渡したとしても、当然滞納している分の家賃は支払わなければいけない。さらに、期間に応じた遅延損害金もプラスされてしまう。もちろん保証人にも連絡がいき、迷惑をかけてしまうだろう。


いっぽう明け渡した部屋を、家賃保証会社を通じて借りていた場合、保証会社が滞納分を肩代わりしてくれる。ただし、個人情報がブラックリストに入ってしまうため、クレジットカードを作ったり、将来ローンを組んだりするのが難しくなるケースが少なくない。


「今月、どうしても家賃が支払えない…」というときは、家賃の支払日がくる前に管理会社か家主に連絡をすることが大切。事情を説明して、分割払いをお願いしてもいいだろう。事前に連絡があり、支払う意思を確認すれば、貸している側は安心するもの。信頼関係を失わないように、真摯に対応することが大切だ。


どうしても家賃が確保できないならば、親族に事情を説明して、資金援助や一時的にお金を貸してもらえないか相談するのも手。難しい場合は、行政の無料相談サービスや法テラス(日本司法支援センター)を訪れて、家賃滞納についての相談をするといいだろう。間違っても、「消費者金融などで借金をして、とりあえず払う」といった行動は避けよう。借入金に高い利息が加算され、さらに返済額がアップしてしまうからだ。


さらに、物件を借りる際には、契約時に規約や契約書をしっかり読むことが大切。「○ヵ月間、賃料の滞納があったら即時契約解除」「賃料に不履行があった場合は即時契約解除」といった記載がされている場合があるのだ。


家賃滞納は立派な契約違反。多額の借金を背負うことになりかねないほか、社会的な信頼も失ってしまう。もし少しでも「危険だな」と思ったら、ほうっておかずに、できるだけ早く予防策をとるようにしたい。


参考サイト

最終更新日:2019年08月08日

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