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令和時代のリアルな東京一人暮らし ~品川区・1K・31歳派遣...

2019年09月17日

イダツカ・ノサ

令和時代のリアルな東京一人暮らし ~品川区・1K・31歳派遣OLの部屋~

モノは増やさずシンプルに

令和時代のリアルな東京一人暮らし ~品川区・1K・31歳派遣OLの部屋~

品川区の1K(24m2)に住む31歳の派遣OLの部屋。家賃は管理費込みで7万2000円(撮影:筆者)

定位置はローテーブルの下に敷いたふかふかのラグ

シンプルで清潔感あふれる、約7畳のリビング兼ベッドルーム(撮影:筆者)


ファッション誌やインテリア雑誌、SNSなどには、オシャレな東京ルームの写真があふれている。そういった写真をキッカケに、都会への憧れを膨らませる人も少なくないだろう。けれども東京に住んでいる人がみな、雑誌やSNSで話題になるようなスタイリッシュな部屋に住んでいるわけではない。そこで、一般的な東京人のリアルな一人暮らしを紹介しよう。


今回訪れたのは、品川区の1K(24㎡)に住む31歳の派遣OLの部屋。最寄り駅から徒歩約20分と決して便利とは言えない立地だが、都心とは思えない静かな住宅街に佇む2階建てのアパートで、家賃は管理費込みで7万2000円だ。日当たりがよいところと、天井が高くて圧迫感がないところ、そして一人暮らし用のアパートながら脱衣所があるところが気に入り、すでに6年近く住んでいるという。


住人:派遣OL(31歳)

所在地:品川区

家賃:7万2000円

物件スペック:1K(24㎡)、駅徒歩20分


暮らしのベースとなる空間は、約7畳のリビング兼ベッドルームだ。彼女の定位置は、ローテーブルの下に敷いたふかふかのラグ。地べた生活が落ち着くようで、お化粧もテレビ鑑賞も、食事もここに座って、が基本だ。厚さ27cmもあるふんわりマットが敷かれた自慢のベッドは、窓際に配置。朝になると朝日が差し込み、自然と目が覚めるそう。また、部屋の右隅には昨年亡くなったペットのうさぎ・ハッピーくんのゲージが。8年間一緒に暮らした相棒のすみかは、なかなか処分できないようだ。


昨年亡くなったというペットのうさぎ・ハッピーくんの骨壷は大切に部屋に置いている(撮影:筆者)


自炊よりも外食のほうが多いこともあって、キッチンはきれいな状態をキープ。ガスコンロが一口しかなく、効率よく調理ができないことから、本格的な料理はほとんどしないという。台所下の棚には、焼酎や日本酒のボトルがイン。基本的には外飲み派だが、ときどき自宅で晩酌をすることもあるのだとか。


あまり使用されている様子がない、キレイなキッチンスペース(撮影:筆者)


一口コンロなので料理がしづらいのが、この部屋に対する唯一の不満だとか(撮影:筆者)


キッチン下の棚に隠されていた(!?)お酒のボトルたち。その奥にはたこ焼き器が!(撮影:筆者)


入居の決め手のひとつになった脱衣場には、突っ張り棒を上手に組み合わせてタオルの収納スペースを確保。また、トイレは小物をグリーン系のアイテムでまとめ、統一感を出している。


脱衣場の主役は洗濯機。その上に突っ張り棒で収納スペースを自作(撮影:筆者)


小物のカラーを揃えることで統一感が出ているトイレスペース(撮影:筆者)

香りにこだわった空間が自慢! 女子の一人暮らしだけに防犯対策もしっかりと

部屋がそれほど広くないことから、できるだけモノを置かないシンプルな暮らしを心がけているそう。洋服は一枚購入すれば、一枚を売るか捨てるかする、というマイルールを徹底している。そのため、収納スペースは小さいものの、それほど不自由はしていないのだとか。ちなみに、クローゼットの中は見せてはもらえなかった…。


写真には写らないものの、彼女がこだわっているのが香り。部屋にはアロマディフューザーが設置されており、常にグレープフルーツなど柑橘系の爽やかな香りが漂っている。そのほか、アロマスプレーも複数種類揃えているという。


お気に入りのアロマディフューザーやアロマスプレーたち(撮影:筆者)


また、鏡も彼女のこだわりのひとつだ。姿見、化粧鏡ともに、三面鏡タイプをセレクト。真正面からだけでなく、さまざまな角度から身だしなみチェックができるのが魅力らしい。


女性の一人暮らしということもあって、防犯対策にも抜かりがない。カーテンの柄がかわいらしいと女性が住んでいると丸わかりなので、あえてシンプルなグリーンのものをセレクト。もちろん、洗濯物はベランダに干さないようにしているほか、ときどきあえてメンズの下着を外に干したりもしているのだとか。


これにメンズの下着をぶら下げて、ときどき外に干しているらしい(撮影:筆者)

もう、東京以外で暮らしている自分がイメージできない

ちなみに、彼女が上京したのは高校を卒業してすぐ。電車が1時間に1本しかない東北の田舎町で育った彼女の目には、歩いている人がみなオシャレで眩しく見えたという。同時に、テレビの中で見るだけだったスポットの数々が、身近に存在することがとても刺激的だったそう。


東京に来たばかりの18歳の頃は、自称「ギャルになりきれていないギャル」。まったく垢抜けていなかった。性格も今と違って、どちらかと言えば内向的。それから10数年が過ぎた今、彼女は初対面の相手から「アパレル業界で働いているの?」と聞かれるほどオシャレになり、憧れられる側へと立場が変わった。「東京で暮らすことが、私を生まれ変わらせてくれたんです」と彼女は笑う。


東京に出てきてからの十数年間で、5つの恋を経験。親には言えない、秘密のひとつやふたつもあるという。ちなみに、現在はフリー。地元の友だちの多くは結婚して、子どももいるが、特に焦りや不安はない。なぜなら彼女にとって、今が「最高の自分」だからだ。


東京は、地元と比べて物価や家賃が高い。毎日の通勤ラッシュも苦痛だ。けれども彼女にとって、「地元に戻る」という選択肢はない。もう、東京以外で暮らしている自分がイメージできないのだという。


だからといって、生まれ育った地元が嫌いなわけではない。年に数回でも、「帰るところがある」という事実が、彼女の東京暮らしを支えているのだ。そんな彼女のクローゼットには、小中高時代の卒業アルバムが大切に保管されている。悲しいことがあると開いているのかどうかは不明だが、何度引っ越しを重ねても必ず一緒に連れてきている大切な宝物なのだ。


小中高時代の卒業アルバムや友人たちとのプリクラ帳を今でも大切にしている(撮影:筆者)

最終更新日:2019年09月17日

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