ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
分ける費目はたったの3つ、書くのは月1回だけ! プロが教える...

2018年12月12日

meatcombo

分ける費目はたったの3つ、書くのは月1回だけ! プロが教える家計簿のコツ

お金のプロはどんな家計簿? #3

分ける費目はたったの3つ、書くのは月1回だけ! プロが教える家計簿のコツ

写真:アフロ

家計管理のマストアイテム「家計簿」。その付け方は十人十色で、果たして自分の付け方が正しいのか不安に思っている人もいるかもしれません。そこで“良い”家計簿のヒントを探るべく、お金のプロであるファイナンシャルプランナーさんに、自身で付けている家計簿を見せてもらいました。

昔から変わらないアナログ管理

今回、ご協力いただいたのは「おおきFP事務所」代表の大木美子さんです。


家計について新聞や雑誌など多くのメディアで執筆するファイナンシャルプランナーの大木さん


ーー 早速ですが、大木さんはどのように家計簿を付けていますか?

「私は家計簿を手書きのノートで管理しています。スマホのアプリなども試したことはあるのですが、費目選択やマーク設定が私は面倒に感じてしまい、銀行口座やクレジットカードが一元化されることもなんとなく不安だったんです。また、過去には費目を細かく記入する家計簿やレシートを貼る方法も行っていましたが、結果的に今の手書きに落ち着きました」


ノート1冊に10年以上の家計簿を記録しているそう


ーー手書きのメリットってどんなところにありますか?


「手書きはワンアクションで付けられる手軽さがメリットだと思います。普段からパソコンやスマホを使い慣れていないと、起動させるだけで億劫になってしまうじゃないですか? 特に私の場合は15歳の頃から家計簿を付けているので、手書きが一番しっくりくるんですよ。それと、目、手、脳を連動して使うことでお金の価値を再認識できる機会だとも思っています」

「やりくり費」のメモは忘れずに

――ノートはどのように付けていますか?


過去の家計簿の記録。几帳面な性格がうかがえます


「家賃や生命保険などの固定費。通信費や光熱費などの変動費。食費や日用品などのやりくり費、と3つに分けています。しかし、ノートを開くのは1ヶ月に1回だけですね。というのも、変動費を予算化して一定額にすれば、やりくり費は毎月同じ金額になります。ノートには次年度の予算立てに必要な情報として、変動費の実際額を記入し、やりくり費を集計して記入しています。そのため、普段はやりくり費が予算内に収まっているかどうかのメモだけで充分なんです」
 

やりくり費がメモされた封筒


「“週に1度は記入”といったルールは決めていませんし、1円単位で費目を管理するようなこともしていません。気がついた時に出費額・日付のみをメモするだけですね。念のため、レシートは封筒に保管していますが、家計簿に書いたら捨ててしまうようにしています。やりくり費はトータルで予算内に収まれば良いので、費目ごとに細かく予算立てをせずに、一日の支出限度額を目安に購入しています。それを、食費と日用品、その他に分けてメモしています。予算を守ることが目的なので、封筒に金額をメモする程度で全然問題ないんですよ」

――冠婚葬祭などの特別支出はどうしていますか?

「家計簿にはあくまで家賃や食費など、生活するためのお金を付けています。そのため、特別支出は月の家計収支とは別で計上しています。また、ボーナスを特別支出に割り当てて、基本の生活とは切り離して管理しています。これにより、特別支出に左右されて食費を節約しなければならないといった、生活が苦しくなる月がなくなります。ちなみに家電の買い替えや衣類、外食、旅行など、生活を豊かにするお金を特別支出の予算として考えていますね」

費目を3つに分類することのメリットとは?

――費目を3つに分けることのメリットを教えてください

「まずは、毎月のやりくり費が妥当な額かを判断することができます。3ヶ月ほど家計簿を続けることでコンスタントに必要なやりくり費が算出できるんですよ。必要なやりくり費が確保できているかどうかを検証しないと、いつまでたっても生活は楽になりませんし、貯金もできないままですからね」


家計相談に訪れるお客様に渡しているという「家計簿プリント」


「私は食費を切り詰めたり、日用品を我慢したりする節約はしませんでした。もちろん、贅沢をする部分があれば、我慢する部分は必要です。しかし、元々足りていないやりくり費は節約だけでは解決できないと思ったんです。手許の小銭を浮かすことに集中するよりも生活のクオリティを落とさずにキープすべきだと考えました。そこで、費目を大きく3つに分類することで、やりくり費ではなく固定費・変動費の無駄に着目するようになりました。これが私の家計簿の特徴だと思います」

家計簿を付け続けるためのアドバイス

というわけで、大木さん家計簿のポイントをまとめると……


  • 1ヶ月に1回は手書きでノートに家計簿を付けている
  • 固定費・変動費・やりくり費の3つに分ける
  • やりくり費は忘れずにメモし、特別支出は月の家計収支に計上しない
  • やりくり費を節約する前に固定費・変動費を見直す


さらに、大木さんに家計簿を続けるコツを聞いてみました。


 写真:アフロ


「やはり成果が見えないのはつらいですよね。レシートからの無駄を探す行為や、購入時に10円の違いで悩むのはしんどいと思います。まずは、むやみにやりくり費を節約するのではなく、買い物をしたらメモする癖をつけてみてはどうでしょうか? 食費、日用品、その他に分けて金額を記入すれば十分ですから。また、そのメモを冷蔵庫に貼っておけば、家計簿の書き忘れ防止に役立ちます。3ヶ月で全然違うと思いますよ」

やりくり費を切り詰めるのではなく、固定費・変動費を見直す大木さんの家計簿。これなら生活水準を落とさずに、家計をコントロールできるかもしれませんね。

最終更新日:2018年12月12日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。