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DIYで畳からフローリングに(3)床板をはがして分かった、家...

2017年12月08日

池内 万作

DIYで畳からフローリングに(3)床板をはがして分かった、家の構造とは?

俳優・池内万作のおうちコラム

DIYで畳からフローリングに(3)床板をはがして分かった、家の構造とは?

猫を抱き、今回も途方に暮れる筆者。

前回までのあらあらすじ

どうもどうも。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

しばらく雨が降り続いていましてね。

加えて大阪に出張に行ったり、朗読の仕事があったりと、床の方にまで手が回りませんでしたが、ようやく続きです。

一階の和室の床がフカフカになっていたので、DIYで修理を決意。

畳をめくってみると、畳がのっていた合板が湿気でボロボロになっている。

そこで構造を把握するため、まずは合板を一枚はがしてみた、というのが前回まで。

DIYで畳からフローリングに(1)畳をどけて、床板の状態を確認してみると…
DIYで畳からフローリングに(2)傷んだ床板をはがしていく


頑張って自力で直し、浮いたお金で焼肉を食べに行こう!

おう!

というわけで、今回は床をぶち壊していきたいと思います~!

バリバリとはがす

いつもの作業服に着替えさっそく作業開始。

こういう作業のために軍手ではなく、手のひら部分に厚手のゴムがついている手袋を使用。


湿気でふにゃふにゃになっている合板。断熱材がのっていた下の白い板も湿気でボロボロ。

思い切り板をはがした筆者。

思わずよろけた筆者。


こんな風に苦戦すること三十分ほど。

傷んだ合板の撤去が完了!

少しずつだけど作業が進んでいるのが嬉しいですね。


全貌を現した床部分。足下には新たに出てきた断熱材。

断熱材

剥がした板の下から、また断熱材のグラスウールが出てきました。

前回はカビだらけで驚いて、すぐに撤去してしまったんですが、今回は驚きながらもキチンと観察をしてみることに。

どうですか。

下の写真が、板をはがしてすぐ撮った写真。


適当に詰め込まれた感が否めない断熱材。


まあ、素人で細かい事はよく分からないし、遠い昔の事だからどうでもいいんですが、適当に詰め込んだ感が否めません(笑)。

左のマスにあるのは余った切れ端っぽいし、右側は厚さに凄くムラがあるし。


足跡っぽい穴。穴の中には下の板が見えている。


というか、穴が開いてて断熱材がのっている薄い板が見えてる部分もあります。穴の形は足跡っぽいし(笑)。

こんな状態だと断熱の意味はないので、グラスウールを撤去。

そして床の状態を確認したところ、新しい事実が判明したのです。

明らかになる新事実

確認する筆者。断熱材のあった空間は隣のキッチンまで繋がっている。


断熱材がのっかっていた薄いベニヤ板ですが、なんとこの板、隣のキッチンの床下にまで続いているんですよ。

この薄板、ボロボロだったので交換したかったのですが、隣の部屋の下まで続いていると、壊すわけにもいきません。

「どうすんだ、これ……」

と、床を見ていると、今度はカメラマン(奥さん)が足を滑らせボロボロの薄板の上に足を置いてしまったのです。

板の下は空洞になっているので、踏み抜いてしまうと捻挫したり板の棘が足に刺さって大惨事!

と思ったんですが、カメラマン(奥さん)は板を踏み抜く事なく、割れた板の上に立っているではありませんか!!


カメラマン(奥さん)が間違えて踏んだ薄板。中は空洞ではなく……


どういうことかと割れた板をめくってみると、すぐ下からしっかりとした板が現れたのです。

筆者は混乱しました。

「どうなってんだ、この家は!?」

というわけで、分かりやすいように断面図を書いてみました。

どうやら薄い板の下にあったのはウッドデッキで、和室とキッチンはその上に建て増しされたようなんです。



図のように、薄い板はキッチンの下まで繋がっているので、これを全部壊して取り替えるのはちょっと難しい。少なくとも筆者の力量では無理。

なので薄い板はこのままでいいかなあ。


ウッドデッキの上に立っていた和室。


そしてもう一つ。

断熱材が入っていたのは和室の床の下にだけで、キッチンの床下には断熱材が入っていなかったことも判明しました。

適当に詰め込まれているし、穴は空いているし、和室の下にしか入っていないし。

なんかよく分かりませんねえ。

というか、そもそも「断熱」ってなんなの?

というわけで、ここでちょっと「断熱」について考えてみたいと思います~。

断熱について

夏、外に置かれた氷水の入ったグラスを思い浮かべて下さい。

暑さで氷は溶けて水はぬるくなっていきます。

暖かい空気がコップの冷たい表面に冷やされ、水蒸気が液化して結露も起こります。このグラスを熱が伝わらないようにぶ厚くして、さらに熱が伝りにくい素材で蓋をして、密閉してしまえばどうでしょう?

外の温度の影響を受けなくなるので、氷は溶けず水は冷たいまま。冷たい空気と暖かい空気が混じることもないので結露も起こりません。

家の中の空気と外の空気が接触しないよう「熱を断つ」のが「断熱」なんですね。

結果として冷暖房効率はよくなり、欠陥住宅で起こるような、結露で壁がカビだらけになったりする事態を防げるというわけです。


それでは湯河原の家を見てみましょう。

湯河原の家は木で出来ていて、壁や天井には断熱材は入っていません。

隙間風も入るくらいなので機密性もありません。

断熱材が入っていたのは、新しく建て増しされた和室の床の下だけ。それも穴が空いていたりしてキチンと機能していたとは思えません。

別に断熱材とかいらないじゃないか……?

現時点ではそういう風に考えています。

錆びた釘を削る

再びグラインダーの登場。


断熱材をどうするかはじっくり考えていくとして、今は出来ることをやっちゃいましょう。

横に渡された木材(「根太(ねだ)」、というらしい)に残った釘を削り落としていきます。これは前回もやった作業なので慣れたもの。

調子にのってどんどん釘を切っていたら、グラインダーが熱くなって煙を吐き始めました。何十年ぶりに引っ張り出されて、こき使われてビックリしたのでしょう。


ちょっと分かりづらいけど、側面から煙を吐くグラインダー。

ゴミをほかす

ゴミをほかす筆者。特殊能力で浮かしているわけではない。


釘の撤去を終えたので、現場を掃除。

といっても庭に放り出しているだけですけどね(笑)。

これも近々何とかしなければ……

次回の課題

取り切れていない合板の残り。


というわけで今回の作業はここまで!

傷んだ合板のおおまかな撤去が終了しました。

次回は写真のように、取り切れていない合板の残骸を除去しなければなりません。この残骸がずいぶんしっかりしているので、苦戦を強いられそうです。

ケバケバを取りのぞいたらいよいよ新しい床を作る作業が始まる……というのが今後の道筋。

床を畳にするのか、板の間に変えるのか、床の下に断熱材を使うのか使わないのか、諸々の方針を決めたら、なんと!ついに資材の買い出しです!

次はどこまで進むのやら。


それでは次回、お楽しみに!


作業が気になりやってきた猫。まったく役に立たない。


(文・池内万作 写真・池内みちよ)

最終更新日:2018年12月20日

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