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自宅の和室をDIYで直してみる(6)新しい断熱材を入れる ど...

2018年01月26日

池内 万作

自宅の和室をDIYで直してみる(6)新しい断熱材を入れる どんどん進む作業

俳優・池内万作のおうちコラム

自宅の和室をDIYで直してみる(6)新しい断熱材を入れる どんどん進む作業

なにやら作業中の筆者(病み上がり)

前回までのあらあらすじ

風邪の引きかけで寒そうな筆者。


どうもどうも。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
前回は床の張り替え方針を決め、ついに資材の買い出しに出かけた、というところまで。

前回(Part1~Part5)までのコラムはコチラ
遅々として進まない作業ですが、毎日作業が出来るわけではないので仕方がありません。これがDIYが「日曜大工」といわれる所以なのです(笑)。
そして、強力な助っ人も来てくれてますね。
一級建築士のミノルさんと映画監督の小林兄弟です!
こちらの小林兄弟監督は、映画「フローレンスは眠る」でお世話になった時以来のお付き合い。そしてミノルさんは小林兄弟の弟、つまり小林三兄弟の三男でもあるのです。
前回に引き続き、今回もこのメンバーでお届けいたします!

小林三兄弟と筆者。左から、小林兄弟監督(弟・次男)健二さん、三男で一級建築士のミノルさん、筆者、そして小林兄弟監督(兄・長男)の克人さん。

搬入開始

断熱材のスタイロフォームを運ぶ小林兄弟監督。


さっそく購入した資材を搬入!

ちなみにイケウチはこの間、ホームセンターに軽トラを返しに行ったりしています。しかしまあ、よくよく考えると映画でお世話になり、湯河原まで来て頂いた上に、資材まで運んでもらうなんてムチャクチャですね(笑)
いずれこの恩はなにかの形で返すことにしましょう!
それではさっそく作業開始!

まずは根太受けから

壁際の新しい木材が「根太受け」。手前が根太。


まずは前回の記事、

和室の床がフカフカするので直してみる Part5

で書いた「根太受け」から。


家を作る際は、まず床を張り、次に壁を作るので、横に渡された根太(ねだ)は構造上壁の真下にあるんですね。なので写真のように、合板を支えるために壁際に「根太受け」を入れないといけないというわけ。


根太受けを入れるミノルさんと健二さん。


「すごいなあ~」と感心して見ていると、アッという間に根太受けが完成! 正直、風邪でしんどかったというのもありますが、ミノルさんの指示の下、もの凄いスピードで作業が進んでいくので作業に入り込む隙がありません(笑)

歪んだ家

ドンドン測るミノルさん。


次は断熱材を加工し、根太と根太の間に入れていく作業。ミノルさんが断熱材を入れる隙間の幅を測っていきます。しかも一カ所でなく、奥と手前の二カ所。

ミノルさん「この家微妙に歪んでるみたいですね~」

イケウチ「マジっすか!」

ミノルさん「微妙にですよ、微妙に」

まあ、大きな地震もあったし、築四十年も超えているし、多少の歪みは仕方がないでしょう。そういう筆者ももうすぐ築四十五年。性格も考え方も相当歪み、ねじくれていますからね(笑)
年月は甘く、また残酷なのです。

床に断熱材を

なんて、もっともらしい事を書いて文字数を稼いでいるうちに、作業はドンドン進んでいきます。

墨壺でスタイロフォームに切断線をつけていくミノルさん。向こう側と手前では幅が一センチほど違う。


先ほど、ミノルさんが手前と奥の二カ所で幅を計っていましたが、その理由が上の写真。今回は以前使われていた「グラスウール」の代わりに、「スタイロフォーム」という断熱材を購入しました。密度が高く、硬い発泡スチロールと思って下さい。断熱効果を高めるために、スタイロフォームは根太と根太の間に、なるべく隙間なく入れなければなりません。

しかし家が微妙に歪んでいるせいで、根太と根太の間は完全な長方形ではないんですね。この歪みに合わせ、ジャストフィットするサイズにするため二カ所の長さを測っていたというわけ。


スタイロフォームを切る筆者。写真を撮り出す克人監督。


そうやって線を引いた断熱材を、写真のようにノコギリで切っていきます。スタイロフォームは軽いし加工も簡単でいいですねえ。切り終えたところで、今度は断熱材を根太と根太の隙間に入れていきます。


どんどん貼られていく断熱材。


ところがこのスタイロフォームがけっこう硬く、しかもサイズがジャストなので、入れるのが思ったよりも大変でした。

家が歪んでると色々と大変なのです(笑)

ケバケバ取りと根太受けの効果

合板を加工していくミノルさん。


断熱材を床の中に入れたら、その上に合板を敷いていきます。
普段ならホームセンターで合板を切ってもらうんですが、今回はミノルさんが電動丸ノコを持ってきてくれたので、合板をカットせずに持ち帰りました。
そういえばプロの大工って、そういう風に仕事しますよね。
採寸や加工は現場でした方が無駄がないし、臨機応変に対応出来るし。なんか、颯爽としていて格好いいですねえ~。

ちょっと丸ノコが欲しくなった筆者でした(笑)

ちゃんと置けた合板。陽が暮れるまでケバケバを取っていた苦労が報われた瞬間。


そして切り終わった合板を置くと、ピタッと!

いやいや、素晴らしい~!

腐った板を引きはがし、錆びた釘を削り落とし、残ったケバケバを丁寧に除去し、壁際に根太受けを設置して、ようやく板が普通に置けるようになったのです! 今までの苦労が報われる瞬間です。

しかし、生活の中にあまりに溶け込んでいて忘れがちですが、直線や直角というのは様々な作業の上に成り立っているものなんですね。

捨て張り

合板をとめていく筆者。


床に合板を置いたらインパクトドライバーで固定していきます。
今回はこの合板の上に床の仕上げ材を張るんですが、実は根太の上に直接仕上げ材を張ることも可能なんですね。
でも、先に合板を敷いた方が、床はたわみづらくなり、断熱効果も上がるんだそうです。このように、目には見えないけど、やっておくとさらによい結果を生む工程を「捨て張り」というんだとか。

なかなか味わい深い言葉ですね。

「うちの奥さん怖いから、とりあえず褒め言葉捨て張りしといた」


なんて自分も上のような感じで多用していきたいと思います(笑)

ついに床が!

床が出来て、仕上げ材が運び込まれた部屋。


ついにぽっかりと口を開いていた床が塞がりました!
ボロボロのグラスウールは取り除かれ、中にはスタイロフォームがキチンと入っております。ミノルさん始め、小林三兄弟のおかげです。ありがとうございました!
この後は「捨て張り」した板の上に床材を敷いていけば完成になります。
いやあ~先が見えてきた!ちょっと寂しいくらいです。


並べて比べると可哀相な、古い板(左)と新しい板(右)。


しかし~!

上の写真をご覧下さい!!
左側の合板だけ古い板のままになっています。
実は畳をどけた時、他の板は全てグニャグニャだったのに、この板だけはしっかりしていたんです。なので、この板ははがさずに使用することになり、作業中も足場になったり、物が置けたりと非常に役に立ってくれていたんです。

思い入れ深い合板、いやいや、むしろ「仲間」といってもいいでしょう!
しかし、他が全て新しい板に変わった上で、改めてこの古い板に乗ってみるとですね……

「腐ってる……」

よく見るとボロボロの「仲間」。


以前は気づかなかったんですが、新しい板と比べると一目瞭然。
新しい合板は本当に頑丈なんですが、古い方の板は上に乗るとフカフカしているんですね。隙間にドライバーを突っ込んで板の側面を見てみると、接着剤が剥がれバラバラになっていました。
これは……このまま放置していいものだろうか……??

「面倒だし、このままでもいいか……」

と思わないわけではありません。
しかし、このコラムのタイトルは「和室の床がフカフカするので直してみる」です。フカフカを放置するわけにはいかないのです!
さあ、「仲間」を引きはがして捨てるか、そのままにするか。

いよいよ終盤戦に突入する次回をお楽しみに!


(文・池内万作 写真・池内みちよ)



池内万作(東宝芸能)

1995年映画『君を忘れない』で俳優としてデビュー。以後、映画・テレビを中心に活動中。代表作として「こちら本池上署」シリーズ(TBS)、映画「光の雨」、「この世の外へ~クラブ進駐軍~」、「犬神家の一族」等。

最終更新日:2018年08月30日

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