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筆者とハイエース
まずはご挨拶
皆様いかがお過ごしでしょうか。
「ガスコンロ台作り」なんていう渋いテーマで6回も記事を書いてしまったので、今回は気分を変えて、イケウチ家のセカンドハウスについて。
湯河原に引っ越した際に購入した「動くおうち」、ハイエースです。
前回は車にピッタリの収納ボックスを作ったりしましたっけ。
過去記事はこちらから:キャンピングカーがやってきた:DIYでぴったりサイズの収納ボックスを作るも…
その時はうちのハイエース、まだこんな感じでしたかねえ。
実はあれからコツコツと手を加えてましてね。
以前のハイエース。
動くおうち快適化計画
お世話になっている整備工場の軒先を借りて作業。
コラムには書いてませんが、地味に色々やってきたんですよ。
たとえばルーフキャリアを拡張してみたり、フロントグリルを塗装、交換してみたりとかね。
人手まで借りてルーフキャリアの大きさを倍に。皆さま、ありがとうございました~!
ヤフオク!で¥1,500で落としたフロントグリルを塗装し、交換。
あと、写真見てめざとい人は気づいたかもですが、車の塗装をしたりとか。
こちらはDIYでなく業者さんに頼みましたけどね(笑)。
他にもエンジンを切った状態で暖房出来るFFヒーターや、車内の空気を換気するためのファンなんかをつけてもらいました。
現在の「動くおうち」。屋根からにゅっと出てるのは換気扇。
このように快適化計画も進み、うちのハイエースは相当快適な「おうち」になってきているのです、やっぱり毎日使っていると気になるところが出てきます。
それが「居間」にあるテレビの位置なのです。
問題点
「居間」のテレビ。
ちょうど荷室と運転席の間を仕切るように置かれているこのテレビ、フルセグチューナーに繋がってるので地上波も見られるし、Amazon Fire TVで海外ドラマを楽しむこともできたりするんですが……
正直ちょっと邪魔なんですよね(笑)。
テレビに遮られてよく見えないカメラマン。
後ろに誰か乗っていてもよく見えなかったり、話がしにくかったり。
テレビがあるせいで、ちょっと運転席から携帯を取る、なんてことができないのも不便だったり。
筆者の猿芝居。「携帯に手が届かない」の図。
一部見えないバックミラー。
でも、一番よくないのはバックミラーがテレビで見にくいってことです。
運転に支障はないっちゃないですが、見えるに越したことはないですからね。
これが一番のストレスかな。
今回はこれらの問題を一挙に解決したいと思います!
ディスプレイスタンド
「じゃあ、どうしたらいいのかなあ~」と考えたんですが、基本的にこの車に乗るのは筆者とカメラマンのみです。
走行中に誰かがテレビを見ることはまずありません。
テレビを観るのは停車中、後ろの荷室……じゃなくて居間で寛いでいる時のみ。
ということは、普段はうまいこと収納しておいて、必要な時だけテレビが観られるようになればいい。
ということは……!?
と色々探してみるとピッタリのモノを発見。
それがこちらのディスプレイスタンドとなります!
ディスプレイスタンド。
お値段はおよそ2,000円。
数あるスタンドの中からこれにした理由は2つ。
安いのはもちろんですが、ベタッと平らになること、そして「VESA規格」に対応しているからでした!
あ、3つじゃないか……
折りたたんだスタンド。
VESA規格
みなさま、VESA規格をご存じでしょうか?
これはディスプレイ背面のネジ穴位置を定める規格なんですね~。
車載のテレビはVESA規格に対応しています。
今回買ったディスプレイスタンドも同じくVESA規格。
つまり双方ともネジ穴位置が一緒なので、ネジを止めるだけでディプレイスタンドをつけることができちゃうのです!
ホント、VESA規格さまさまですな。
このスタンドにテレビをつけるのは凄く簡単。
問題はスタンドをいかに固定するか、です。
車は揺れるし急停車することもあるので、かなりガッチリ固定する必要があります。
まずは分解
分解する筆者。
どういう風に固定するかを探るため、まずは分解してみることに。
子供の頃、最終的には玩具をバラバラにする子だったなあ、なんてことを思いながら小さな電動ドライバーで分解。
左からアーム部分、金属製の底板、プラスチックのカバー
分解してみると3つのパーツからできていることが判明。
金属製の底板の上にカバーがかぶさり、カバーに開いた穴にアームが入り、カバーとアームは全て底板の裏側からネジで固定されています。
ここまでは大丈夫でしょうか?
上からアーム、カバー、底板。固定は底板の裏からネジで。ここまでは大丈夫でしょうか??
正直これはよろしくない。
というのも、底板はネジで留めたり接着剤で接着するなりして車に固定するので、底板の裏側のねじはアクセス不能になってしまう――つまりカバーが外せなくなっちゃうわけです。
「カバーなんて外せなくてもいいのでは?」
と思う人もいるかもしれませんが、実は、このスタンドにはアームの硬さを調整するボルトがついていて、どういうわけだかカバーを外さないと、ボルトを動かせないようになっているんです。
硬さの調整用のボルト。カバーを外せないと調整ができない。
このままつけるとカバーが外せない。
そうなるとディスプレイスタンドの調整はできない。
さあ、どうする?
さあさあ、どうする?
その時カメラマンから天の啓示のような一言が。
「そのカバー、いらんやろ」
思わず笑う筆者。
作業方針、決定!
まんざらでもない筆者。
一応、カバーを活かしつつ硬さの調整もできる方法を考えようかと思っていたんですけどね。
必要のないものはバッサリと諦める。
これもまた潔くてよろしいのではないでしょうか。
それに、カバーないのもシンプルで悪くないし(笑)。
カバーなしのスタンド。
というわけで、今回はここまで!
次回はこのスタンドを車に取り付けていきたいと思います。
はたして「動くおうち」のテレビ問題は解決するのか、乞うご期待!
それでは次回またお会いしましょう!
ではまた。
ドキドキのテレビと、完全に他人事の帽子。
(文章:池内万作 写真:池内みちよ)
最終更新日:2019年06月21日
俳優(東宝芸能)
池内 万作
1995年映画『君を忘れない』で俳優としてデビュー。以後、映画・テレビを中心に活動中。代表作として「こちら本池上署」シリーズ(TBS)、映画「光の雨」、「この世の外へ~クラブ進駐軍~」、「犬神家の一族」等。
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