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なぜ日本のマンションは5階、10階、14階建が多いのか?

2014年10月23日

伊藤亮太

なぜ日本のマンションは5階、10階、14階建が多いのか?

なぜ日本のマンションは5階、10階、14階建が多いのか?

15階ではなく14階建が多い

5階建は多いのに6階建が少ない理由は「階段の数」

日本にあるマンションを調べてみると、多いのが5階、10階、14階建のマンション。なぜこの3種類が多いのか皆さんはわかりますか?実はいずれも規制が影響しています。

まず、5階建のマンションが多いのは「階段の数」に理由があります。実は建物は6階建以上になると原則として2つ以上直通階段をつくらなければいけないことになっています。直通階段とは、その階段を利用して直接地上に出ることができる出入り口がある階(通常1階)に到達できる階段のことをさします。つまり、一般的には避難時に1階までたどり着ける階段のことをさすと考えてください。

5階建のマンションであれば1つの直通階段ですみますが、6階建の場合(緩和規定に該当する場合は除く)には2つ以上の直通階段が必要となるため、コストがかさんでしまいます。そのため、6階建のマンションはあまり見かけないといえます。



10階や14階建が多いのは「はしご車が届くかどうか」といった理由から

それでは10階建や14階建のマンションが多いのはなぜでしょうか。これは高さによる規制があるためです。1つの理由は、建物の高さが31mを超えると、様々な規制(例:隣地斜線など)がかかってくることになるため。通常31mといえば、10階建程度のマンションに該当するといえ、そのため10階建が多いと判断できます。また、高さ45mを超える部分になると建築基準法や消防法などの規制が厳しくなることから、14階建のマンションも多いといえます。

また、高さ31mを超えると、通常のエレベーター以外にも非常用のエレベーターを設置しなければいけません(緩和規定を利用すれば14階建も同様の理由)。はしご車による消防活動は、一般的に10階程度が想定されているケースが多く、それ以上の階の場合にははしご車が届かない可能性があります。そのため、非常用エレベーターの設置義務があり、それがコストがかさむ要因となるため、10階や14階で建てられているといえるのです。

こうして理由を知ると、5階、10階、14階建のマンションが多いことに納得しますよね。日本の規制がマンションの階数も制限している部分があるのです。是非お近くのマンションの階数を調べてみてください。

最終更新日:2018年08月30日

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