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鉄骨と鉄筋ってどう違うの?

2015年06月02日

伊藤亮太

鉄骨と鉄筋ってどう違うの?

構造からコスト・防音性の違いまで

鉄骨造にも鋼材の厚さで2種類に区分される。写真は鉄骨造で使用する鋼材(H鋼)。(写真:アフロ)

鉄骨造にも鋼材の厚さで2種類に区分される。写真は鉄骨造で使用する鋼材(H鋼)。(写真:アフロ)

アパートやマンションの概要を見る際に、多くの方が気にするのが「どのような構造」となっているか。つまり、木造なのか鉄骨造なのか、鉄筋コンクリート造なのかといった点です。
このうち、木造は建築材料が木材中心となっていることは容易に想像ができます。しかしながら、鉄骨と鉄筋は何が違うのかお分かりになるでしょうか。今回は「鉄骨」と「鉄筋」の違いについて解説していきます。

鉄骨には軽量鉄骨、重量鉄骨がある

まず、鉄骨造ですが、鉄製や鋼製の部材を用いる建築構造が該当します。最近では鋼材を利用するのが主流であり、2~3階建てのアパート建築に多く、事前に工場で角形鋼管、H鋼、I鋼などの規格鋼材を加工及び溶接して、工場から建築現場に運び、組み立てを行います。

そしてこの鉄骨造は大きく分けると2つに区分されます。それは「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」になります。軽量鉄骨と重量鉄骨の違いは、鋼材の厚さにあります。厚さが6㎜以上の構造用鋼材を使用した建築物を「重量鉄骨造」、6㎜以下のものを使用した建築物を「軽量鉄骨造」と呼びます。鉄骨造はS造と呼ばれることもあり、建築の際のコストが鉄筋よりも低いケースが多く、また広い間取りを確保できるため、アパート建築では多いといえます。
重量鉄骨を使用した住宅(写真:アフロ)

重量鉄骨を使用した住宅(写真:アフロ)

軽量鉄骨を使用したプレハブ住宅の組立て(写真:アフロ)

軽量鉄骨を使用したプレハブ住宅の組立て(写真:アフロ)

鉄筋は防音性に優れている

一方、鉄筋は直径数㎝の鉄の棒を複数用い型をつくります。その型をつくったところに、コンクリートを流し込むことで柱や梁、床、壁などをつくり建築物をたてる構造になります。いわゆる鉄筋コンクリートが該当します。RC構造とかRC造と呼ばれる場合もあります。

鉄筋はコンクリートとセット。(写真:アフロ)

鉄筋はコンクリートとセット。(写真:アフロ)

鉄筋コンクリート構造の場合、他の構造に比べて防音性に優れています。そのため、マンションなど高層住宅で用いられるケースが多いといえます。他の造りに比べても、地震、火災、台風、水害などの災害に強く、コンクリートの型枠の組み方次第で自由な間取り・建築も可能といった特徴があります。

なお、鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)といった構造もあります。これは、柱などの鉄骨の周りにさらに鉄筋コンクリートを施した構造であり、大規模な建物には頑丈な建築とするためこの構造が用いられるケースがあります。

以上、鉄骨と鉄筋について違いをまとめてみました。同じ「鉄」という漢字を使っても全く構造が異なります。コストを重視するのか、防音性を重視するのか、そういった観点から違いをご活用いただければよいのではないでしょうか。

最終更新日:2017年01月30日


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