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蛇口はなぜ「蛇」とつくのか?

2015年07月01日

伊藤亮太

蛇口はなぜ「蛇」とつくのか?

形がヘビに似ているからではない

もともとのデザインは「龍」から

もともとのデザインは「龍」から

日本の水の守護神「龍」がもとになっている

キッチン、洗面所、お風呂場などをはじめ、家の中に蛇口は数多く存在します。普段何気なく使っているこの蛇口、なぜ蛇(ヘビ)という漢字がついているのでしょうか。これは、蛇口がヘビの形に似ているからではありません。

日本で初めて水道が開設されたのは明治20年になります。当時は道路の脇に共用栓が設置され、そこから水が供給される仕組みとなっていました。その頃の共用栓には、ヨーロッパの製品が用いられており、ヨーロッパの水の守護神といえる「ライオン」が水道の口に取り付けられていました。

しかしながらその後、公共の水飲み場がつくられ、共用栓が設置、普及されるようになってくると、ヨーロッパではなく日本の水の守護神、そう神社によくある「龍」を模したデザインが用いられるようになっていきます。ただし龍はあくまで架空の生き物。もともとはヘビがもとになっているといわれています。そこで、蛇の名をとり、この共用栓は「蛇体鉄柱式共用栓」と名付けられます。

そして共用栓から専用栓へと普及が進むようになってきた際に、専用栓は「蛇体鉄柱式共用栓」を小さくしたものであるため、水道の口を「蛇口」といわれるようになりました。

以前は多く使われていた上げ止め方式

以前は多く使われていた上げ止め方式


最近の蛇口はレバーを下げると水が止まる

さて、蛇口の由来が分かったわけですが、蛇口には昔から使われている「ひねると水がでる」タイプの他、レバーを上げると水が止まるタイプレバーを下げると水が止まるタイプがあるのをご存知でしょうか。

グローバルに利用されているのは、レバーを下げることで水が止まる方式です。そうしたこともあり、日本でも最近の蛇口タイプはこのレバーの下げ止め方式が利用されています。
しかしながら、日本国内で最初に製造されたレバータイプのものは上げ止め方式になります。これは押して出る方が人間の自然な動作に近いこと、上げ止め方式の方がデザインが優れていることといった理由からです。

その後、阪神大震災時に、物が落ちてきたことで水道の蛇口レバーを押し下げ、水びだしになった例があったことが上げ止め方式を見直すきっかけになったともいわれていますが、定かではありません。いずれにせよ、安全でもありグローバル基準でもあるのが、下げ止め方式になります。ご自宅のレバー式の蛇口があれば、上げ止め方式か下げ止め方式かで設置されたのがいつ頃かわかったりします。調べてみて、上げ止め方式であれば、震災などの対策としても下げ止め方式とした方がよいかもしれませんね。

最終更新日:2015年07月01日


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