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自宅でおいしいコーヒーを飲む方法

2017年04月16日

スパイラルワークス

自宅でおいしいコーヒーを飲む方法

自家焙煎豆屋のマスターに聞いた!

自宅でおいしいコーヒーを飲む方法

京急川崎駅から徒歩10分ほどの場所にある「ブリーズ珈琲」。地元のお客さんでにぎわっている。(写真:筆者撮影)

“どんなコーヒーが好きなのか”イメージすることが大事

自宅でゆっくりと過ごす時間。そんな時にカフェのようなおいしいコーヒーを自分で淹れるには、どうすればいいのだろうか。


今回、地元で愛されている自家焙煎店「ブリーズ珈琲」のマスターで、焙煎歴16年の西村秀人さんにどうすればおいしいコーヒーを自宅で淹れられるのか、話を聞いた。


筆者「おいしいコーヒーを自宅で飲みたいのですが、豆を買おうとしたとき、種類が多すぎて。選ぶときのポイントってあるのでしょうか?」


マスター「豆選びの前にどんなコーヒーを飲みたいのか、自分でイメージを持つことが大事です。例えば、『ブラック、アイス、牛乳を入れてカフェラテにするのか』などの飲み方や、香りがしっかりとあるものがいいのかなど、自分がどんなコーヒーを飲みたいかをイメージすることが大事です。それが分からないときには、いろんなコーヒーを飲んでみて好きな味を探すのも楽しいですよ」


筆者「なるほど。私がこのお店を初めて訪れた時にオススメの豆を聞いたら、『どんな風に飲みますか?』と聞かれましたもんね」


マスター「同じ豆でも、アイスにして飲む場合には豆を深煎りにして焼きます。飲み方によって焙煎の仕方も異なるので、そこはすごく大事なポイントです」

コーヒー豆は農作物。産地が同じでも味が同じとは限らない

筆者「次に聞きたいのが豆の“産地”についてです。ブラジル、コスタリカなどの中南米やインドネシアなどのアジア、ハワイなど、世界中においしいコーヒーの産地があるじゃないですか。私の場合、牛乳を入れて飲むのでケニア産の豆を深煎りにしてもらうと自分好みの味に近いものが飲めることが多いんです。すっきりとしたコーヒーをブラックで飲むときには、インドネシアの豆を選ぶんですが……」


マスター「実は初心者の方の場合、産地についてはあまり気にしないほうがよいかもしれません。というのも、コーヒー豆はもともと農作物。年によって豊作・不作があります。同じブラジルという名前でも、収穫した土地が違えば、味も違います。だから産地だけで判断するのは難しいと思います」


筆者「そうなんですね。では、素人がおいしい豆を見極めるのは難しいんですね」


マスター「残念ですが、そうだと思います。ですから、私たちのような豆を販売する人に“今、状態のいい豆”のお勧めを聞いていただくのがいいかと思います。そこに飲み方や好みなどの情報が加われば、お勧めしやすくなります」


筆者「なるほど。豆を選ぶときは、お店の方に相談するのがいいんですね」


コーヒー豆について話をしてくれた西村さん。30歳の時に独立して店を持ったという。喫茶店で働くうちにもっと豆について知りたくなって、焙煎店に転職してスキルを磨いた。(写真:筆者撮影)

淹れ方は個性。自分なりのおいしい淹れ方を見つけるのも楽しい

筆者「最後に、初心者でもおいしく淹れる方法を教えてください」


マスター「コーヒーメーカーで淹れるなら、豆や水の量を一定にすれば、ある程度均一な味が楽しめます。手で淹れる場合には、いろいろとコツがあるんです」


筆者「豆は毎回、ミルで挽いたほうがいいんですか?」


マスター「そうですね。香りがしっかりと立ちますし、おいしいです。

まずはドリッパーですが、裏を見ていただくと、メーカーによってお湯の落ちていく穴が1つのものと、3つのものがあります。穴が多いほうがあっさりとしたコーヒーが抽出できますし、穴が少ないほうが濃いものになります」


ドリッパー。金属のフィルターのものや、1つ穴、3つ穴のものなどいろいろとあるのが分かる。(写真:筆者撮影)


マスター「また豆を粗く挽いた場合にはあっさり、細かく挽いた場合には濃くなります。プロの方たちはこうした細かい条件を知っていて、それを調整しながら、よりおいしいコーヒーを淹れているのです」


筆者「なるほど! メーカーによって穴の数が違うなんて全然知らなかった!です。ではいろんなもので試してみて、自分が好きな味を見つけていくといいんですね。あとはおいしく淹れるためにはどう淹れればいいでしょうか」


まずはミル機でコーヒー豆を挽く。筆者は濃いめが好きなので、細かく挽く。(写真:筆者撮影)


マスター「淹れ方は人それぞれ。個性があってもいいと、個人的には思います。でもその前に淹れ方によってどう味が変わるのかを知っておくといいですね」


筆者「よく“の”の字を描くようにゆっくりとお湯を注いで、豆がふくらむようにってあるじゃないですか」


マスター「“の”の字を描くように淹れるのはOKですが、豆は焙煎した時期や種類によって必ずしもふくらむとは限りません。例えば、当店で焙煎した豆も当日はあまりうまくふくらまないけれど、翌日にはキレイにふくらみます。というのも、翌日になるとガスが抜けてちょうどいい状態になるんです」


筆者「えっ!? そんな違いがあるというのは全く知りませんでした」


購入したばかりの3つ穴のドリッパーでコーヒーを落としてみる。(写真:筆者撮影)


“の”の字を描くようにお湯を落とそうとするが、なかなかうまくいかない。出来上がりを飲んでみたら、いつもよりも薄めでスッキリとした味わいになった。(写真:筆者撮影)


マスター「それにドリッパーは、円すい形をしているじゃないですか。だからお湯を淹れると、中央から外側へ流れていきます。中央にお湯を落とせば落とすほど、濃いコーヒーが抽出できますし、外側から落とせば薄めになります。そうしたことを知った上で、いろいろと淹れ方を試してみると面白いですよ」


筆者「もう20年近くコーヒーを飲んできましたが、こんなに豆選びや淹れ方で違いがあるのを知りませんでした。今日はすごく勉強になりました!ありがとうございました」


産地や豆の種類によって値段もさまざま。よく分からないときはお店の人に相談するのが一番!(写真:筆者撮影)


(取材・文/スパイラルワークス)


【取材協力】

  • ブリーズ珈琲

    神奈川県川崎市川崎区本町1-4-12 沼田ビル 1F

    営業時間/10:00-22:00 定休日/火曜日

最終更新日:2017年04月16日


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