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世界を旅するアクティブ台湾ガールの レトロなシェアルーム異国...

2018年04月03日

佐野 俊輔

世界を旅するアクティブ台湾ガールの レトロなシェアルーム異国情緒にみちた部屋

Nipponに住む room#5

世界を旅するアクティブ台湾ガールの レトロなシェアルーム異国情緒にみちた部屋

ニーハオ! 今回の「Nippon住み人」(=日本在住の外国人)は、東京・渋谷に暮らす台湾人のキャスさん。日本に来て6年になるキャスさんにとって、日本の家の住み心地とはいかがなものなのでしょうか? インタビューの模様を、謎の置物あふれる、異国情緒にみちたお部屋とともに、とくとご覧あれ!



【取材概要】

Nippon住み人:キャス・リー(李欣芸)さん(27 歳)

出身:台湾

Nippon住み歴:6年

Nippon住み家:東京都渋谷区


京王井の頭線の神泉駅から歩くこと8分、キャスさんのNippon住み家がありました。大きな道路に面したアクセスのよいマンションのお部屋です。

キャスさんは現在、旅行コンサルタントとして会社を経営。日本に進出したい台湾の、旅行系ベンチャー企業を中心にアドバイスを行っています。

また、その傍ら、旅行ブロガーとして、フェイスブックで「凱酥の東京側録(※「録」は旧字体)」と題する旅行ページを運営。フォロワーは何と3万人超え! 公私ともに旅行に携わります。

さらに驚くべきことに、2017年の飛行機搭乗回数は合計92回! アメリカにメキシコ、トルコにタイ、そしてキューバ……。あまりに旅に出過ぎるため、この家に居るのはひと月に10日ほどと言います。こりゃ忙しい!

台湾生まれ、台湾育ちのキャスさんですが、日本に来て早6年が経ちました。中国語(マンダリン)、日本語、英語を自由に話す、Nippon住みのベテラン・キャスさんへのインタビュー、期待が高まります。

日本を離れる理由がない

それでは早速インタビュー開始です。


――インタビュー前に初歩的な質問で恐縮なのですが、台湾の人は名前がふたつあるんですか?


キャス

英語の名前はニックネームみたいなものですね。私はずっとCath Leeですが、ある友だちなんて、Sofiaと呼ばれていたのに、ある日突然、Jenniferに変わったりします。


――なるほど。名前の使いわけなんかできそうですね。

それではあらためまして。キャスさん、そもそもなぜ日本に来たのでしょう?


キャス

もともと、私の尊敬する親戚のおじさんとおばさんが日本に住んでいたんです。60歳なのに、大学院で学んでいたんですよ。

彼らのそばに居たいなと思って、2010年、大学2年生の時に、遊びに来たんですね。3か月、東京で過ごしました。そのうち1か月は語学学校に通ったりしましたね。

大学4年生の時に台湾のマイクロソフト社でインターンとして働きましたが、半年くらいして、「何か違うな、自分の強みをつくらなくちゃいけない」と感じて。「海外に行かなくちゃいけない!」と思い立って、休学して日本に来ました。

そうして半年間、北海道・小樽の高級料亭旅館で働きました。そこで出会ったお客さんの紹介で、日本の企業で働くことになりました。

いったん大学に戻り卒業。ビザの発行を待っているあいだ、バックパッカーとして、世界各地を歩きまわりました。シンガポールにタイ、ミャンマーに中国。

そのあとはずっと日本を拠点にしています。仕事にスカウトしてくれた方は、お嬢さんが台湾人と結婚した関係もあって、私にとてもよくしてくれました。

どうして日本にいるんですか?と聞かれることが多いのですが、私の答えは「日本から離れる理由がない」ですね。あはは。


お気に入りのスーツケース。なお、取材日の前日にタイから帰国したばかりでした。


私、日本と台湾の“橋”になりたいんです。日本では外国人向けのモニターツアーにも参加して、情報を発信しています。秋田、宮城、長崎にも行きましたね。

昨年11月に台湾に帰ったのですが、私のブログのファンの人たちと会いたいと思ってイベントを企画しました。シェアハウスを借りて。私、タピオカミルクティーが好きなんですが、ファンの人たちにも自分の好きなミルクティーをひとつずつ持ってきてもらいました。20種類も集まって楽しかったですよ。日本では透明のミルクティーが発売されましたよね、あれを目隠しで飲んでもらうゲームもしましたよ。すごい盛り上がりました!


――エピソード、盛り沢山ですね。

それでは、お部屋のインタビューを。いま住んでいるこの家の好きなところと、あまり好きではないところを教えてください。


キャス

この部屋に引っ越してきて3か月が経ちます。ここは中目黒、渋谷、代々木公園に歩いて行けるところが好き。天気がいい日は、よく散歩します。30分程度で羽田空港に行くこともできるから便利ですね。

それから、いまスペイン語を習っているんですが、その教室がすごく近くて、メリットを感じています。

ここには、高校時代の友だちと一緒に住んでいるんです。家にいるのは月に10日ほどなので、ルームシェアの方が節約できますしね。友だちと住むの、楽しいですよ。

わたし、この物件は内覧しないで決めたんですけど、部屋の広さもちょうどよくて気に入ってます。

ちなみに、前に住んでいた清澄白河の家は天井の高いコンクリート造りで、すごくお洒落だったけど、すごく寒かったです。ヒーター3つつけても、まだ寒い、という。

気に入ってないのは、夜、ちょっとうるさいところ。大きな道路に面しているので、救急車の音が聞こえたりします。


キャスさんの机周り。こうして夜な夜な旅ブログを執筆します。


――それでは、日本の家と台湾の家の違いはどんなところにありますか? 教えてください。


キャス

まず、バスとトイレが別々なところですね。最初はスペースがもったいないと思いました。でもいまは、こちらの方が好きですね。湿気がないので!

あとは布団、ですね。台湾ではベッドで寝ていましたが、日本に来てからは布団にしました。車もないので、ベッドを運ぶのが大変だなあ、と思ったのでAmazonで買いました。布団、いいですよね。

日本で住むの、初期費用が高いですよね。台湾でも敷金はありますが、礼金の仕組みはありません。部屋を借りてるので、大家さんからもらうんならわかりますけど。さらに言うと、外国人が部屋を借りるの、大変ですよね。私が外国人だから、という理由で敷金から1か月分から2か月分に増えました……。

Nippon住み部屋 お国柄探索

さてさて、そんなキャスさんのお部屋ですが、恒例、お国柄をあらわすもの探索です! もはや世界をフィールドにしている彼女にとっては、家に置いてあるものは台湾にとどまらず、バラエティに富んでいました。


世界を旅するスーツケース。カーペットはメキシコで買ったもの。シンプルな色とクオリティーの高さがお気に入り。

メキシコで買った仮面の置物。「面白いから買ってみました。わたし、こういう変わったものが好きなんです」とキャスさん。中央のピンク色のピエロの“どや顔”が気になります。

共有スペースのリビングルームの一角。「可愛い!」と一目惚れした、トルコで買った置物。もともとは頭の頂上に髪の毛のように緑が生えていましたが、いまはご覧の通り。なお、一番右は袋に入ったパンです(置物に似ている!)。


反対に、日本的なものはあるのでしょうか?


日本に来て知った布団のよさ。お気に入りです。下は簀の子で通気性がいい!

日常感あふれるキッチン。近寄ってみると……。

くすんだブルーも“レトロ可愛い”。1978年築のマンションが醸す円熟味、ですね。もっと近寄ってみると……。

レトロな花柄が! 

棚の上のカオス。日本と海外のハーモニー。左から、ミャンマーで撮った写真を、メルボルンのギャラリーで木材の上に印刷したオブジェ。自分でデザインして書いた宮城のコケシ。キャスさんいわく「けっこう美味しい」というヘルシンキで買ったジン。伊豆急行のお土産。


さて、5回目のNippon住み人、いかがだったでしょうか。

世界を旅する人が、“日本を離れる理由がない”と語って、軸足を日本に置いてくれることは喜ばしきことですよね。日本の魅力を世界に発信してくれるキャスさん、頼りになります。

ともあれ、次回も乞うご期待!


(取材・文・写真 佐野俊輔)

最終更新日:2018年09月13日

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