ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
>
わが家が泣く泣く「フラット35」を諦めた理由【自営業の妻、3...

2017年05月10日

日刊Sumai

わが家が泣く泣く「フラット35」を諦めた理由【自営業の妻、3年かかって家を買う】

わが家が泣く泣く「フラット35」を諦めた理由【自営業の妻、3年かかって家を買う】

 

当時築40年だったマンションをリノベーションした現在の住まい。 photo ayako mizutani

希望通りの中古マンションを探して内覧を重ねていた私たちですが、その間にローンについても同時進行で検討していました。

やっぱり自営業者ですからね、大手の銀行は満額を貸してもらえそうにありません(涙)。

 

※ 【自営業の妻、3年かかって家を買う】 今までのシリーズを見てみる

 

“人”よりも“物件”を重視する「フラット35」は自営業者にぴったり!?

cafesorasora / PIXTA

同じ時期に新築一戸建てを購入した弟は、優良企業に勤めているサラリーマンだからでしょう、大手銀行のローン審査を一発で通過。

しかも、低金利でお金を借りることができたようです。

「それに比べて、なんて自営業者って社会から信用されていないの!」と、がっかりしたものでした。

そこで考えたのが「フラット35」です。

いろんな金融機関から迷ってしまうくらい様々な商品が揃っているフラット35ですが、銀行と違うのは、「人」よりも「建物」を重視する審査基準にあると思います。

KY / PIXTA

公務員であろうが、サラリーマンであろうが、自営業者であろうが、職業によって審査されることは基本的にありません。

自営業者の私たちには、ぴったりじゃないですか!

それに地方銀行から借りるよりも金利は低いし、低金利時代真っ只中だし!

 

まさか1981年の新耐震設計法がネックになるなんて

kunio / PIXTA

しかし、私たちはフラット35を諦めました。いえ、諦めざるを得ませんでした。

「人」よりも「建物」を重視する審査基準が味方になってくれる! と思いきや、それが仇となってしまうなんて……。

フラット35を利用する場合には、その中古住宅が住宅支援機構の定める基準を満たしていることを証明する適合証明書が必要になります。

ざっくりいうと、以下のようなものです。

マンションの部屋の大きさが30平米以上であること マンションに管理規約があること マンションの建築確認日が昭和56年(1981年)6月1日以後であること マンションの修繕計画期間が20年以上あることマンションの建築確認日が昭和56年(1981年)6月1日以後であること

私たちがクリアできなかったのは最後の項目である「マンションの建築確認日が昭和56年(1981年)6月1日以後であること」でした。

ご存知の方も多いでしょうが、1981年というのは新しい耐震基準が施行された年です。

これを満たしていないと追加の審査が必要になります(もちろん追加の審査をクリアできればローンを組めますけどね)。

これがなかなか難しいのです。

 

1970年代以前のマンションなら広い物件が多い。でもね…

現在の夫の事務所スペースです。 photo ayako mizutani

私たちの物件探しの条件のトップ項目は、「夫の事務所スペースを確保する」です。

住居と仕事場をひとつにすることで、余計な家賃の流出を止めるために家探しを始めたのですから。

これをクリアするためには、90平米超の広さが欲しい。

いざ探してみると1981年以降のマンションって、70平米とか80平米がメインなんです。

90平米越えの物件は、なかなか出てこない。

まったくないわけではなく最新のマンションには90、100平米以上の部屋はあります。もちろん高額で買えません。

akey / PIXTA

その他にも、どうやら築古のマンションでちらほら見つけることができることがわかりました。

100平米近い広い物件は、だいたい70年代以前に建てられたマンションに多いのです。

なんでなんだ? と建築士の夫に聞いたところ、その当時は集合住宅の中でもまだ分譲マンションというのは高級なもので、高所得者向けにホテルのようなアパートメントを目指して建てられたものが多かったから、とのことでした。

ABC / PIXTA(ピクスタ)

「広い家を探すなら、1970年代以前のマンションを狙え!」

いつしかこれが私たちの中古マンション探しの合言葉みたいになっていたんですが、そうすると当然ですが、フラット35を諦めなければなりません。

だって新耐震基準以前に建てられたマンションばかりですから。

 

1981年以前に建てられた物件でも、追加調査で審査通過の可能性あり

yatta / PIXTA

今の住まい(1981年以前に建てられたマンション)を買うことに決めた時も、フラット35を諦められませんでした。

その場合建築士さんに依頼して、住宅金融支援機構が提示する耐震評価基準等に適合していることを確認してもらう必要があります。

うちは夫がたまたま建築士なので審査をクリアするべく調査したましたが、基準を満たすことはできませんでした。

いろんなことを総合的に考えた結果、フラット35はやはり諦めることにしたんです。

物件探しの決め手はその人それぞれ。

耐震基準を第一条件にする人もいるだろうし、利便性やライフスタイルを重視してそれ以外の項目を条件の上位に挙げる人もいるでしょう。

うちは後者です。

振り出しに戻って、自営業者でもなるべく低い金利でお金を貸してくれる金融機関を探すことになりました。

最終更新日:2017年05月10日


キーワードを入力してください

キーワードから探す

本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。