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8か月間も家賃と住宅ローンの二重払いが発生した理由【住宅ライ...

2018年05月30日

日刊Sumai

8か月間も家賃と住宅ローンの二重払いが発生した理由【住宅ライターの家づくり】

8か月間も家賃と住宅ローンの二重払いが発生した理由【住宅ライターの家づくり】

建築家との家づくりが始まりました。しかし、8か月間も家賃と住宅ローンの二重払いが発生し、なぜこのようなことになったのか。契約から引き渡しまでの具体的なスケジュールなどを確認したところ、その理由が見えてきました。

契約から引き渡しまでの具体的なスケジュール

実は、住宅ローンと家賃の両方を払わなくてはならない期間が丸々8か月ありました。

一体どうしてこんなことになったのか、当時の手帳や契約書などを元に、実際のスケジュールを振り返ってみました。

2016年2月 土地の契約 2016年6月 建築家と建築士業務委託契約 2016年7月下旬 確認申請を提出 2016年10月 確認申請の審査がおりる 2016年11月下旬 基礎工事開始 2016年12月上旬 上棟 2017年4月下旬 引き渡し

改めて建築家との契約書を確認してみたところ、設計業務は2016年2月~7月、工事管理業務は2016年8~12月に行う、とあります。

契約書にはガントチャートに落とし込んだスケジュールが添付されています。

そこには、

2016年2月…基本設計 2016年3月…本見積もり・実施図面作成 2016年7月末…確認申請提出7月末 2016年8月上旬…着工 2016年12月末…竣工

とありました。これが建築家が立てていた当初の予定です。

建築家、工務店それぞれと契約を交わした時点で、少なくとも3か月は家賃と住宅ローンの二重払いが発生することがわかっていました。

また、工期が冬にかかるため積雪などで1か月程度遅れる可能性があることも覚悟していました。

「二重払い、4か月くらいなら我慢できるしなんとかなる」と考えていました。

ところが、その予想の倍の8か月もの間、家賃と住宅ローンの両方を払い続けることになるとは。思いもよらない大誤算でした。

 

落とし穴のその原因は確認申請と道路にあった

そもそも確認申請とは?

建物の建築には、さまざまな法律による規定があり、それらに適合していないと新たな建物を建てることはできません。

これから建てようとしている建物=私たちの家が法律を遵守し、条件に適っているかどうかを確認するのが「建築確認申請」。

構造耐力、最高や通風、防火や耐火、安全性、建物内の環境など建物本体に関わる規定のほか、用途、斜線制限といった高さ、容積率や建ぺい率といった大きさの制限、敷地と道路の関係といった建物と地域、周囲に関わる規定について審査されます。

我が家の前には、未舗装の道路が通っています。

時期はまだ未定ですが少し道幅を広げて舗装する計画があると、土地の購入時に不動産会社の担当者から聞いていましたし、それを見越して売り主さんが隣家との境界を仕切ってくれていました。

未来の道幅は当初から図面に反映されていて、私たちも納得した上で土地を購入しています。

それを踏まえて作成した確認申請の書類を提出したところ、役所から、図面に反映されている道路の件でもう一度土地の測量をしたいという申し出が。

その測量を終えないと、確認申請の審査をすることができないという状況になってしまったのです。

確認申請の書類は、建築家が8月の第1週目に提出してくれました。

その後、役所の測量が終えるまでに約1か月。改めて確認申請の審査が行われ、さらに1か月。

確認済証に記載の日付は10月31日。

通常約1か月で審査を終えるところ、我が家の場合、3か月もかかってしまったのです。

 

ローンの支払い開始日の確認を!

私たちが利用した住宅ローンは、引き渡しの時に住宅ローンの支払いが発生するごく一般的な住宅ローンですが、6か月以内の引き渡しが必須。

つまり、土地の契約から6か月を経過するとローンの返済がスタートするというものでした。

確認申請で足止めされた上、さらに、予定していたクロスを発注したらメーカー在庫切れだったり、現場での打ち合わせで変更になったことなどが重なって、工期自体も1か月近く長くかかったため、2016年9月から竣工した2017年4月までの8か月間、住宅ローンと家賃の両方を支払うことになってしまいました。

貯金を切り崩し、家計を切り詰めてやりくりしましたが、正直しんどかったです。

土地と住宅を同時に取得するのはさまざまな面でメリットがありますが、ローンの内容によって、土地の売買契約から竣工までに時間がかかるようならそれなりのお金の準備が必要だということを痛感しました。

我が家の場合、覚悟していた以上に大きな金額になり、「大変だ」「なんでこんな目に遭うんだろう」「お金がなくてしんどい」を順繰りに何度も何度も思い続けていましたが、喉元過ぎれば熱さを忘れるという単純さ(笑)。

完成した完成度の高い素敵な家を見たら嬉しくて、すっかりゴキゲンに。

私たち好みの家を見て、いろいろあったけれどやっぱり建築家に依頼してよかったと、大きな満足感を得ることができました。

 

審査が終わるまでの間にできることを

確認申請の審査は概ね1か月で終わると言われていますが、そうは問屋が卸さないこともあるんですね。

そして、審査が終わらなければ、具体的に家づくりは進めることは許されません。

遅々として進まぬ家づくり。審査の間にできたことは地盤調査と地鎮祭だけと意気消沈していましたが、下を向いていても前へ進むことはできません。

この間に、私たちが選ばねばならないシステムキッチンとユニットバスを見極めるため、ショールームへ出かけることにしたのです。

次回は、選んで良かった設備、失敗したと感じている設備について、書いていきたいと思います。

 

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最終更新日:2018年05月30日

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