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期限がないと片付けは絶対にしない!心理学を応用した片付け習慣...

2018年06月09日

日刊Sumai

期限がないと片付けは絶対にしない!心理学を応用した片付け習慣・その6

期限がないと片付けは絶対にしない!心理学を応用した片付け習慣・その6

FUTO / PIXTA(ピクスタ)

「片付けをしたい気持ちはあるんだけど、なかなか手がつけられなくて……」という相談をいただくことがあります。

この記事を読んでいただいている方にも、身に覚えはないでしょうか?

片付けの本を読んだり、道具を買ってみたり……。だけど、いざ片付けをしようとなってもなかなか重い腰が上がらない。

そんな時に参考になる心理学の実験が、スタンフォード大学の心理学者であるエイモス・トベルスキーによって行われました。

片付けのような作業を進める際に使える、「当たり前のようだけど、実は忘れがち」なテクニックをお伝えします。

つい忘れがちな「期限」。これがないと片付けは始まらない?

「片付けを習慣として身につける」というのは、長期間にわたる作業になります。

もしあなたが、「いつも使っているデスクの上を片付けよう」と思ったとします。

すると、「今日の夜のうちにやってしまおう」という計画も立てやすいですよね。

しかし、これがダイニングルームの場合には事情が変わります。

たとえ大掃除のように丸一日かけたとしても、なかなか満足に片付けることができない人も多いはず。

しかも、日々の暮らしの中で実践していくには数日~数週間かけて一部屋を片付けるというケースも多くなります。

こんな時に、つい忘れてしまうもの。

それは「期限」です。

 

「期限」の効果を明らかにした、スタンフォード大学の実験とは?

前述のスタンフォード大学で行われた実験では、学生を2つのグループに分けて、各自レポートを提出してもらいました。

Aグループ:無期限で提出を受け付けた Bグループ:期限付きで提出を受け付けた

tkc-taka / PIXTA(ピクスタ)

この2つのグループを追跡調査すると、レポートの提出率に明確な差が出ました。

「無期限の方が好きなタイミングで取り組めるから、提出率は高くなるのでは?」と考えたくなりますが、やはりそこは心理学の実験。

直感に反する、意外な結果が得られました。

 

いつでもできることは、いつまでもやらない!それが人の心理

上記の実験では、提出期限がないAグループは25%の学生がレポートを提出しました。

これに対して、期限を設けたBグループではなんと66%もの学生がレポートを提出したのです。

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

この種の「期限の有無による目標達成度」を比べる実験はいくつか行われていますが、どれも同様の結果が得られています。

レポートの提出に限らず、割引クーポンの使用率でも同様の結果になりました。

無期限のクーポンは使用率が低く、期限付きクーポンの方が高い確率で使用されました。

これらの実験で判明したのは、「人は期限を設けていないことには時間を使えない」ということです。

言い換えると、「いつでもできることは、いつまでもやらない」のが私たち人間の性質なのです。

 

もちろん片付けにも応用できる、ジャンル不問のテクニック!

期限を設けることを、心理学用語では「ピリオダイゼーション」と呼んでいます。

スポーツ選手のトレーニング目標などにも使われているため、体育会系の部活動に所属していた経験がある方は聞いたことがあるかもしれませんね。

このテクニックは、短時間で終わる作業よりも長期間にわたる作業にこそ効果的です。

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

当然、レポートやトレーニングだけでなく片付けにも効果は抜群。

たとえば「今月の31日までにダイニングルームを整頓する」というように、期限を明確に決めることで行動に移せる可能性が高まります。

自分自身で期限を設ける「ピリオダイゼーション」というテクニック。

「ここまでやったら終了」という明確な終わりが見えにくい片付けですが、期限を区切ることを意識すればきっと習慣化もしやすくなるはずです。

 

【参考】

※ 池田貴将『モチベーション大百科』

最終更新日:2018年08月30日

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