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狭小住宅でも快適に住める!「ちっちゃな家の空間3原則」って?...

2018年10月22日

日刊Sumai

狭小住宅でも快適に住める!「ちっちゃな家の空間3原則」って?no.3

狭小住宅でも快適に住める!「ちっちゃな家の空間3原則」って?no.3

「ちっちゃな家」シリーズで有名な、建築家・杉浦伝宗さんの名言、狭小住宅の空間三原則「透ける」「抜ける」「兼ねる」

前々回は「透ける」について、前回は「抜ける」についてご紹介しました。

最後にご紹介するのは「兼ねる」です。

「空間の共有・共存」という昔からの知恵

おそらく「兼ねる」については、皆さんも聞いただけで、なんとなく想像がつくかもしれません。

限られた平米数の狭小住宅に、部屋を幾つも作るのは物理的に難しい……。

そこで、部屋や空間に複数の用途・機能を持たせ省スペース化していこうというのが、この「兼ねる」です。

 

思えば昔の日本で庶民の暮らしといえば、ちゃぶ台を置いた畳の部屋で食事をし、時にお客様を迎え、夜は布団を敷いて寝ていたことからも、「兼ねる」は日本人には腑に落ちやすいのではないでしょうか。

polkadots / PIXTA(ピクスタ)

 

事例でより具体的に「兼ねる」をご紹介

1.玄関を省略してLDKと兼ねる

先日お亡くなりになった樹木希林さんのナレーションも印象的だった、昨年大ヒットしたドキュメンタリー映画『人生フルーツ』では、故・津端修一さんが自ら設計された玄関を省略してLDKと兼ねるご自宅を見ることができます。

写真はイメージです

家が1つの大きなワンルーム形式になっているだけでなく、玄関らしい玄関もなく、庭に面した掃出し窓からの出入りになっているのが印象的でした。

2.廊下を省略して「洗面所」と「脱衣所」と兼ねる

長い廊下は、狭小住宅にとって極力避けたいプランです。

古い木造一戸建てをリノベーションした筆者の元・自宅ですが、奥に位置する洗濯機や浴室までの廊下の途中に、トイレや洗面脱衣を配置しました。

洗濯機側からの見返し、左手のピンク色のタイルは浴室部分

ただし、玄関からも丸見えなので、いざという時の目隠しドアに、隣接する納戸のドアを90度ふって兼用です!

しかし、こういった「玄関がない」「廊下が脱衣になる」等のプランは、住むにあたり、それなりの覚悟が要求されます。

ライフスタイルや家族の希望などを充分に検討シミュレーションして、決定してください。

 

もっと身近で取り入れやすい事例も!

洗面所やキッチンの一角に家事コーナーを作ったり、ワンルームでベッドをソファ代わりにする、というのも「兼ねる」ですよね。

LDに大きめのダイニングテーブルを置き、子どもの勉強や家事、事務作業をするのだって立派な「兼ねる」です。

プラナ / PIXTA(ピクスタ)

さらに外へも目を向けて、庭やテラス、バルコニーや屋上との繋がりを感じさせるプランも、広い意味での「兼ねる」となります。

 

総論:3原則のもたらす大きなメリット

いかがでしたか?

「透ける」「抜ける」「兼ねる」は、改めて名言だと思いました。

柔軟な発想と工夫・大胆な割り切りで、小さな家でも窮屈にならずに、楽しく住まうことができる……。

また、資材や内装材が節約できるので、工事費の削減も狙えるかもしれません。

杉浦さんも、小さな家でコンパクトに住まうことは、結果として冷暖房効率もよく、掃除にかける労働力が減る、つまり家事効率も上がると嬉しいメリットを挙げられていました。

ぜひ今日からでも、この「透ける」「抜ける「兼ねる」の中から、皆さんの住まいに取り入れられる技を探してみてください!

最終更新日:2018年10月22日

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