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「マンションは管理を買え」はやはり厳しい!? 将来は可能にな...

2019年02月22日

日刊Sumai

「マンションは管理を買え」はやはり厳しい!? 将来は可能になるのか?

「マンションは管理を買え」はやはり厳しい!? 将来は可能になるのか?

「マンションは管理を買え」とよく言われます。

マンションの住人にとっては、管理がきちんとされているかどうかは、重要なことです。

マンションは集合住宅であるがゆえに生活する中で制約を受けることもありますが、その一方で管理会社から様々なサービスを受けることにより、より楽で快適な生活を送ることができるようになっています。

「マンションは管理を買え」とは言われるものの、サービスには目に見えない部分も多く、自分のマンションの管理会社の水準が適正か否かは素人ではわかりにくいもの。

最近になって新しい動きが出てきたようなので、そのことについて書いてみたいと思います。

「マンションを管理で買う」のは難しい

スイマー / PIXTA(ピクスタ)

筆者がタイヤ業界から不動産業界に転身したのはモーニング娘。がデビューした1997年ですが、その頃には既に「マンションは管理を買え」という言葉が存在していました。

「マンションは管理を買え」というのは、もともとはマンションにおける日常の管理の重要性を説いていたものですが、次第に意味が変わり、現在では「管理の良し悪しを事前に見抜いてからマンションを買え」という意味になっているように思います。

その結果、一級建築士や不動産コンサルタントによる「シビアな目でしっかり選べば中古マンションでも良い住まいを手に入れられる」などという記事がネット上で溢れかえっているのが現状です。

しかし、素人が管理の良し悪しを事前に見抜くことなど不可能であることは、これまでしつこいくらい何回も書いてきました。

 

マンション管理をめぐる新しい動き

CORA / PIXTA(ピクスタ)

マンション管理の現状を把握する際の最も良い資料は管理組合総会で第1号議案となる「事業報告および決算報告」の添付資料です。

中身を理解するためには数字がびっしりと並んだ膨大な量のデータを解読しなければなりません(筆者の住むマンションではA4サイズで40ページ以上になります)。

一般の方の場合は、専門家による説明がなければ内容を理解することは不可能です。

今回、株式会社さくら事務所により、第三者の目で管理会社のサービス実施状況をチェックし改善提案する「管理サービスGメン」が新たにスタートしたそうです。

これは、こうしたマンション管理の実情を踏まえたものだと思います。

筆者がフロント業務に従事していた時代、過去の担当者による不適切な業務内容を発見したのは次年度の予算作成のため決算資料を精査している最中が最も多かったと思います。

専門家が時間をかけて資料を吟味すれば問題点のかなり多くが明らかになると思います。

 

管理会社を悪者にすれば問題が解決するわけではない

sora / PIXTA(ピクスタ)

マンション管理に関するネット上の記事を読んで嫌になるのは、そのほとんどが「管理会社は敵だ」という論調で書かれていることです。

管理組合からの搾取でぼろ儲けしているのだから、管理会社にはどんな要求をしても許されると考える方も多いのですが、相次ぐ減額要求により管理ではほとんどど利益を出せなくなっているのが管理会社の現状です。

様々な要求への対応でフロントも疲弊しきっているのが常で、筆者も最後はボロボロになりました。

様々な問題を抱える管理組合からすれば管理会社を変えさえすれば、すべてがバラ色になるとついつい思いたくもなりますが、どの会社も担当者のレベルや会社の仕組みに大差があるはずがなく、変えたからといって問題の根本的な解決にはなりません。

そういった意味で「管理会社はなるべく変えない方がいい」というさくら事務所のスタンスには筆者も好感をもっています。

 

マンション管理はフロントの個人商店

hide / PIXTA(ピクスタ)

筆者は最大手と中小の2つの管理会社でフロントを経験しましたが、マンション管理業はフロントの個人商店だと思っています。

管理の最前線は組合員とフロントの人対人の関係にあり、相性や得手不得手もあって担当者が変われば驚くほど状況が変わります。

他物件で無能の烙印を押されたフロントを解約寸前の組合にダメ元で送り込んだところピタリと不平不満が収まったという事例も数多くあり、これは組織やシステムといった経営学の理論を超越したものだったと思います。

管理会社のサービス内容について第三者の目でチェックする際、この掴みどころのない部分をどうするのか、今後興味深く見守っていきたいと思います。


【参考】

※ Gメンは見た!マンション管理サービスの実態!【管理サービスGメン、スタート】

最終更新日:2019年02月22日

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