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地震対策で大切なのは「構造」と「調査」。最低限知っておきたい...

2019年07月17日

日刊Sumai

地震対策で大切なのは「構造」と「調査」。最低限知っておきたい基礎知識

地震対策で大切なのは「構造」と「調査」。最低限知っておきたい基礎知識

住宅の地震対策について、みなさんはどのように考えているでしょうか。

地震対策は、住宅の「構造」を強化することと、「調査」を行いメンテナンスすることが大切です。

すでに住宅を購入したという人も、自分のできることを改めて確認し、地震対策に努めましょう。

1.住宅の地震対策には免震、制震、耐震がある

スイマー / PIXTA(ピクスタ)

マンションの工法には、地震対策の面から分類すると「免震」「制震」「耐震」の3種類があります。

耐震構造

壁や柱を強化する、補強材を入れることで建物自体を堅くして振動に対抗する構造です。

木造軸組み工法の「筋交い」は、これにあたります。

制震構造

建物内にダンパーと呼ばれる振動軽減装置を設置し、地震のエネルギーを吸収。

建物に粘りをもたせて振動を抑える方法です。

建物内部にダンパーなどの「制震部材」を組み込み、地震の揺れを吸収します。高層ビルによく使われています。

免震構造

建物と地面の間に免震装置を設置。建物を地面から絶縁して、振動を伝えないようにします。

地盤と切り離すことで建物に地震の揺れを直接伝えないようにしています。

つまり、耐震構造は、地震の揺れに「耐える」工法、制震は地震の揺れを「吸収する」方法、免震は地震の揺れを「伝えない」方法だと言えます。

2.免震・制震・耐震、どれがいい?

実際に地震が起こったとき、室内はどんな状況になるのか、耐震構造の観点から比較しました。

3.中古マンションや木造住宅の耐震性は?

阪神淡路大震災以降あたりから、住宅における地震に対する意識が強くなっているため、築年数が比較的新しいマンションは耐震性能がより高くなっていますが、木造住宅や中古マンション(とくに旧耐震法適用時期に建てられたマンション)はどうなっているのでしょうか。

KY / PIXTA(ピクスタ)

3-1 木造一戸建て住宅の耐震性

木造住宅一戸建てはマンションと比べて耐震性能に劣っていると考えられがちですが、きちんと設計されているものなら問題ないでしょう。

また、建物の寿命が耐震に深く関係すると考える人がいますが、躯体の老朽化よりも、シロアリ被害などにより基礎が弱くなると、地震の際に被害が大きくなります。

3-2 「旧耐震基準」の建物のほうが危ないの?

日本の建築物の耐震に関する法律は地震と大きく関係しています。

関東大震災(1923年)、福井地震(1948年)、十勝沖地震(1968年)、宮城県沖地震(1978年)などの大地震が発生するたび、新基準の制定や改正が繰り返されてきました。

1981年の建築基準法はその内容が大きく改正され「新耐震基準」などと呼ばれています。

sironekomilk / PIXTA(ピクスタ)

旧耐震基準は、震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、破損したとしても補修することで生活可能であることが定められていましたが、新耐震基準は、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準であることがうたわれ、地震に耐えられる構造であることをより求めています。

このことから、新耐震のマンションの方が耐震性に優れているということになります。

3-3 大切なのは建物の管理状態をチェックすること

しかし、旧耐震の建物が安全でないわけではありません。

築40年を超えるマンションの中にも、耐震診断の結果、新耐震基準をクリアする耐震性が認められたものもあれば、耐震改修・耐震補強を行っているマンションもあります。

また、構造的に高いレベルで現在も安全性を保っているものもあります。

大切なのは建物のチェックを日頃から行い、こまめにメンテナンスや修繕を行っているかどうかです。

そのような物件ならば、旧耐震の建物でも耐震性がありますし、新耐震の新しい建物でも、ずさんな管理をしていると地震の被害が大きくなる可能性があるのです。

4.まとめ

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

耐震の方法や概念について、間違った考えを持っている人は、意外に多いものです。

正しい知識をもって地震対策をしたり、地震対策ができる住宅を選びましょう。

最終更新日:2019年07月17日

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