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間取りを変えられない壁式構造でも、開放感のあるリノベを実現す...

2017年08月24日

SUVACO

間取りを変えられない壁式構造でも、開放感のあるリノベを実現するには?

間取りを変えられない壁式構造でも、開放感のあるリノベを実現するには?

マンションをリノベーションするとき、元々の建物の構造がラーメン構造か壁式構造かによって、間取りの自由度が変わってきます。特に壁式構造の場合、動かせない壁ができてしまうため一見デメリットだと思われがちですが、むしろそれをうまく生かしたリノベをすることも可能です。そんな実例を見ていきましょう。

ラーメン構造と壁式構造の違いとは

リノベーションする際、間取りなどに大きく関わってくる建物の構造。構造は大きく分けて2つ。ラーメン構造と呼ばれる梁や柱で支えた構造と、壁式構造と呼ばれる壁で支えた構造です。

ラーメン構造であれば、梁や柱を残せば自由に間取りを変更できますが、壁式構造は壁で建物を支えているため取り除けない壁があり、間取りを大きくは変更できません。その点でリノベーションする方は壁式構造をデメリットと捉える方もいるかもしれません。しかし壁式構造は頑丈で地震に強く、遮音性が高く、梁や柱がないので部屋に凸凹が存在しないというメリットもたくさんあります。

では気に入った建物が壁式構造だった場合に、どのようなリノベーションが可能なのでしょうか。構造に関わる壁は壊せませんが、壁式構造でも開放感のあるリノベーションを実現できるんです!こちらではその事例をご紹介します。

構造壁の建具を工夫して、空間に奥行きをもたせる

建具とはドア・障子・ふすまなど、開閉して部屋をしきるもののことです。こちらの事例では取り払えない壁の建具を取り除き、奥の書庫を見せることで空間に広がりを持たせました。秘密基地へのトンネルのような開口部はシックなインテリアの室内に面白みをプラスしています。

クールモダンの家 (クラフト)

壁式構造は、採光が偏りがちになってしまう場合もあります。こちらの事例はその問題を、建具を透明のものにすることで解決しました。部屋の建具をすべて透明にすることで、光がどの部屋にも届くようになりました。透明な建具で仕切られた個性的な空間はまるでおしゃれなスタジオのようです。

出典:リノベーション会社:東京リノベ「壁式構造のマンションでも叶う モルタル床に光を取りいれた、素材を楽しむ上質リノベーション」(リノベりす掲載)

構造壁をむき出しにして空間のアクセントにする

リノベーションで人気の躯体現し。壁式構造も、その躯体をむき出しにするとお部屋の印象が一気に変わります。

こちらの事例では、RC造の壁と天井をむき出しにして、壁と天井の境界線を曖昧にすることで、空間に広がりを持たせています。

にじみの家 (建築家:須川哲也+須川真紀子)

家を育てるリノベーション 好きなものに囲まれた暮らし (EcoDeco(エコデコ))

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壊せない壁以外を全てガラスで仕切るオンリーワンの空間

最後は壁を壊せないという制約が、個性的なデザインになった事例をご紹介します。

こちらの事例の物件は三方開口で日当たりがよく、都庁や東京タワーなども見渡せる素晴らしい眺望。しかし、壁式構造のため壁を取り払えず、眺望を生かしきれない構造でした。

そこで、壊せない壁以外はすべてガラスで仕切り、視界を窓の外へつなげています。全面ガラス張りのお風呂、寝室。どちらも日当たりがよくて気持ちのよい空間です。開放するのではなく、透明な壁であえて仕切ることで、今までにない新しい空間を生み出しています。

Loci―壁を取り払えず、すべてガラス張りに (ブルースタジオ)

Loci―壁を取り払えず、すべてガラス張りに (ブルースタジオ)

Loci―壁を取り払えず、すべてガラス張りに (ブルースタジオ)

間取りに制限がある壁式構造ですが、ご紹介した事例はどれも元の間取りを生かしつつ、素敵にリノベーションしたものばかりです。制約があるということは、個性の発揮するための大事な枷なのかも?お気に入りの物件が壁式構造であっても、建築家さんに相談してみれば、工夫とアイデアで新しい空間を提案してくれるかもしれません。

最終更新日:2017年08月24日


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